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地球

牛の二酸化炭素排出量を抑える「超高密度放牧」 58

ストーリー by hylom
建物内で育てるのは高コスト? 部門より

taraiok曰く、

家畜による温室効果ガスの排出量は全世界の約14%を占めており、とくに牛は一頭あたり毎年約100キログラムのメタンを吐き出すと推定されていることから、気候変動の世界では悪役とされてきた。リチャード・ティーグ教授率いるテキサスA&M大学の研究チームは、この問題を改善するための効果的な放牧システムを発見した(CNNSlashdot)。

その手本となったのがダニー・スラブバート氏の放牧方法だ。彼は牛の群れの密度を大幅に高め、特定の場所の草を食べ尽くしたら別の場所に行くという回遊鳥の群れのような仕組みを作り出した。この方法は超高密度放牧と呼ばれている。牛がすべての草を食べ、糞をすることで、良質な草の種のみが生き残る。そしてそこにカブトムシの幼虫を紛れ込ませる。小さな虫は糞を分解し、大きな虫は自然の肥料を土壌の奥深くまで運び込む。これにより土壌と草原の状態が良くなる。

研究では、適度に効果的な放牧システムを行うことで、牛が排出するガスよりも多くの炭素を土壌に閉じ込めることができるという。地球の表面の約30%から40%は天然の草原とされる。植物は光合成により大気から炭素を吸収し、その根によって土壌に炭素を送り込む。しかし、土壌が炭素を貯蔵できるようにするには、土壌が生きたものでなければならないのだという。

世界中の農家は化学肥料などを利用することで土壌の効率が落ち、土壌にあった炭素も失われてきた。多くの農民や科学者は、科学革命の犠牲になった土壌を蘇らせたいと考えている。その再生農業の鍵は、スラブバート氏の超高密度放牧のような牛と作物の2つを組み合わせることにあるとしている。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2020年03月13日 8時45分 (#3778435)

    動物福祉的にはどうなんだろ。

    アニマルウェルフェアについて:農林水産省
    https://www.maff.go.jp/j/chikusan/sinko/animal_welfare.html [maff.go.jp]

  • by Anonymous Coward on 2020年03月13日 12時20分 (#3778585)

    皮膚に葉緑体のある緑牛を作ろう

  • by Anonymous Coward on 2020年03月13日 8時19分 (#3778421)

    草原で育つの???

  • by Anonymous Coward on 2020年03月13日 8時29分 (#3778425)

    牛ほどの規模ではないと思うけど影響あるよね(怖

    • by Anonymous Coward

      超高密度出勤があるじゃない。
      ストレスをかけることで良質なサイコパスが生き残りやすくなるよ。

      • by Anonymous Coward

        痴漢も養殖しているようなものだ

    • by Anonymous Coward

      人間はルーメン発酵でメタン出すわけじゃないでしょ
      まあ牛も餌の配合の問題でメタン出るんだけど

  • by Anonymous Coward on 2020年03月13日 8時39分 (#3778432)

    牛は広い牧場でのびのびと生きるべき

    • by nemui4 (20313) on 2020年03月13日 9時32分 (#3778464) 日記

      そしてたべ~られ~る~♪
      #乳牛かな

      親コメント
    • by ukenerai (36532) on 2020年03月13日 14時16分 (#3778685) 日記

      >特定の場所の草を食べ尽くしたら別の場所に行く
      これって今問題になっている飛蝗と、外見的には同じですね。
      牛は蝗ではないし、飛ばずに歩くし、何と呼ぶのか……牛歩か。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2020年03月13日 16時25分 (#3778781)

        似て非なるもの、ですかね。

        牛や馬は植物の生長点よりも上を食べるから、食べ尽くしても草(牧草)は再び生長します。
        つまり一度 "食べ尽くした" 区域でも何ヶ月後かには牧草(2番草)が伸びていて、再び放牧地として使えます。
        これが放牧の原理です。

        その時に、土壌改良(=糞尿の分解)をしてくれる昆虫やバクテリア等がいないと、牛糞が分解されず問題になります。
        いわゆる生肥の状態で土壌に滲み込んでしまうと、亜硝酸態窒素が問題となります(植物がそれを取り込み有害な草になってしまいます。)。

        ちなみに、ヤギを放すとヤギは植物の生長点も食べてしまうため、草は再生できません。
        これはヤギが餌に乏しい "山岳地帯の急峻な岩場" に生息する種だからギリギリまで食べてしまうのであり、一方こういった厳しい環境下の植物は根を食べられない限りは再生可能ですから、生態系としてちゃんとバランスが取れています。
        元々の生息環境と異なる環境で放すからヤギが食べ尽すと "草も木も生えない" 状況になってしまうということです。
        (ので、逆手に取って空き地などの雑草をヤギに食べてもらうと効果的なんです(笑)。)

        生態系をうまく利用するというのは、口でいうほど単純ではないですね。

        親コメント
    • by Anonymous Coward

      そんなのは人間による決めつけです。
      そもそも人間にだって、広いところが好きな人と狭いところが好きな人がいるのですから、
      牛にだって狭いところでぎゅうぎゅうになってる方が好きな牛がいるかもしれません。

      • by nekopon (1483) on 2020年03月13日 9時52分 (#3778480) 日記
        モー勘弁して、と言ってる牛もいるかもだな
        親コメント
      • by Anonymous Coward

        つまり、牛牛(ぎゅうぎゅう)な処で牛牛(うしうし)と笑っている牛を想像しろと?

        • by Anonymous Coward

          こう [jorudan.co.jp]ですか?

          #というほど詰まってないよな

          • by Anonymous Coward

            傾けてしまったら御節事件のようになりそうだ

      • by Anonymous Coward

        犇めく牛がぎゅうぎゅう。

      • by Anonymous Coward

        ということは朝っぱらから満員電車のあのぎゅうぎゅうがたまらんと思ってる人がいるのか。いろいろな人がいるもんだ。

      • by Anonymous Coward

        各牛の嗜好の問題ではなくて、高く売れる肉になるかどうかが問題だからね~

    • by Anonymous Coward

      その前に満員電車ゼロをお願いします。

  • by Anonymous Coward on 2020年03月13日 8時55分 (#3778436)

    牛を飼っている人たちにとって二酸化炭素の優先度は最高ではない。
    牛の肉や乳や子牛が主目的であるはず。

    超高密度放牧をしたとして主目的の活動に影響は出ないのだろうか?
    そのあたりも調べないと意味ないんじゃないの?と言ってみる。

    • その手本となったのがダニー・スラブバート氏の放牧方法だ。

      つまり事業としてこの放牧方法をやってる人が先にいて、研究者たちが「この方法だとCO2排出をある程度相殺できる」とした。
      多くの放牧をこの方法に切り替えることができるかはわからないけど、CO2抑制だけを目的に経済的に成り立つかを無視した方法を考案したのとはまるで違うよ。

      --
      うじゃうじゃ
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        〉CO2抑制だけを目的に経済的に成り立つかを無視した方法を考案したのとはまるで違うよ。
        これも経済的に成り立っているか微妙だけどね。
        牛は美食家なんで、不味い草はあまり食べない。
        若葉好きだから少し伸びた硬いのも好まない(ロリ○ン)。
        所構わず粗相するくせにそれで汚れた草は食べない(当たり前だけど)。
        そういうのまで食わせようとすると、相当空腹にしてやる必要があるので、経済的には良くない。
        粗相される前に草を食い尽くすくらいの密度と移動速度に制御できれば可能性は否定しないけど、CNNの記事だと500頭ってあるから数人くらいでなんとかなる規模じゃない。
        他に何も使い道のない土地でわずかでも稼げれば良しとしてる程度だと思う。

    • by Anonymous Coward

      そんなん言ったら全ての業種で利益最優先で二酸化炭素も汚染物質も垂れ流しまくりじゃ!とやりたい。
      規制があるからいやいや対策してるだけでしょ。

  • by Anonymous Coward on 2020年03月13日 10時34分 (#3778514)

    >地球の表面の約30%から40%は天然の草原とされる。
    地球の表面の7割は海洋なので、残り30%が草原とすると…!?

  • by Anonymous Coward on 2020年03月13日 10時38分 (#3778516)

    何が新しいのか気になってCNNの記事を読んでみたが、

    基本は、牧畜と組み合わせた有機農業は化学肥料を使わず、土壌に炭素を溜め、温暖化対策に有益であると、カルガモ農法などと同じで何をいまさらな内容で、

    目新しいのは超高密度で、これで一か所の草をすべて食い尽くすことで、新しい草が生え易くなることらしい。しかし遊牧民は昔から一か所の草を食い尽くすと移動する生活をしてたわけで、昔ながらのやり方にも理があるんだな~という程度。

    農業新聞の片隅に載せれば良さそうだが、家畜はメタンガスを出して地球温暖化の大きな害悪の一つとされ、肉を食うのをやめて、ベジタリアンになるか、植物性蛋白、人口培養肉、昆虫食などが推奨される風潮に食肉業界が危機感を抱いての反論キャンペーンの一つなんだろうね。

    # 言うまでもないが、カブトムシでなく、フンコロガシだよ。

    • by Anonymous Coward

      メタンガスを出すのは牛の反芻ね。
      鳥や豚、羊を食う分には問題ないだろ。
      牛だって反芻が不要なほど高カロリー高タンパクな飼料を与えて
      短期間で肉にすれば環境負荷を抑えられるんじゃ?

      • by Anonymous Coward

        地上のバイオマスの大半を占めるセルロースを利用しようとするとメタンは避けて通れない

        • by Anonymous Coward

          回収できるならどうとでもなるけど牛のゲップで出るメタンは回収できないからなぁ
          というか牛が槍玉にあげられる一番の点はメタンのはずなのに二酸化炭素の話に終始してるこの記事ってミスリーディング狙ってない?

  • by Anonymous Coward on 2020年03月13日 10時42分 (#3778518)

    地球の表面の約30%から40%は天然の草原とされる

    地球表面の 7 割が海なので、残りは実は全て天然の草原だった?
    それとも、海藻も含めて草原と見なしている?

    # 私も "earth's surface" なら地球表面と訳すと思うけど、地表とか地上とも訳せる?

  • by Anonymous Coward on 2020年03月13日 15時48分 (#3778758)

    空間を歪めて1頭分の空間に複数の牛を

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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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