国際水星探査計画 BepiColombo、最初で最後の地球スイングバイを完了 19
ストーリー by headless
完了 部門より
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JAXAとESAによる国際水星探査計画「BepiColombo」の宇宙機が10日、最初で最後の地球スイングバイを実施した(JAXAのニュース記事、 ESAのニュース記事、 The Registerの記事)。
2018年10月に打ち上げられたBepiColomboはJAXAの水星磁気圏探査機(Mercury Magnetospheric Orbiter: MMO)「みお」と、ESAの水星表面探査機(Mercury Planetary Orbiter: MPO)の周回探査機2機で水星を探査する日欧共同プロジェクト。プロジェクトは惑星探査におけるスイングバイの先駆者であるジュゼッペ(ベピ)・コロンボにちなんで名付けられており、今回の地球を皮切りに金星で2回、水星で6回のスイングバイを実施する。合計9回の惑星スイングバイは惑星探査機として史上最多になるという。
地球スイングバイの結果は今後1~2週間かけて詳細なデータ解析が行われるが、現在のところ探査機の状態は正常で、計画通りに進行しているとのこと。スイングバイ前後に撮影された地球の映像も公開されている。
2018年10月に打ち上げられたBepiColomboはJAXAの水星磁気圏探査機(Mercury Magnetospheric Orbiter: MMO)「みお」と、ESAの水星表面探査機(Mercury Planetary Orbiter: MPO)の周回探査機2機で水星を探査する日欧共同プロジェクト。プロジェクトは惑星探査におけるスイングバイの先駆者であるジュゼッペ(ベピ)・コロンボにちなんで名付けられており、今回の地球を皮切りに金星で2回、水星で6回のスイングバイを実施する。合計9回の惑星スイングバイは惑星探査機として史上最多になるという。
地球スイングバイの結果は今後1~2週間かけて詳細なデータ解析が行われるが、現在のところ探査機の状態は正常で、計画通りに進行しているとのこと。スイングバイ前後に撮影された地球の映像も公開されている。
地球の公転速度が上がった (スコア:0)
JAXA のページの画像見ると、すごい速度ですね。
地球が見る見るうちに大きくなって、わきを通過していく、まるで映画のシーンのようです。
何度もスイングバイをして近づけるというこの軌道に載せることのできる精密さには感動ですわ。
気晴らしでいくゴルフの打ちっぱなしで狙ったところいかないし、軌道は曲がるし、というゴルフをしないおっさんの感想です。
Re:地球の公転速度が上がった (スコア:1)
右下の時間に注目してください。1フレームごとに1分とか10分とか進んでいますよね。これ、数十~数百倍速相当の再生になっています(動画によって速度が違う)。
#それでも速いとは思うよ、でも「見る見るうちに大きくなって」は違う気がする
Re: (スコア:0)
打ちっぱなしはゴルフではない?それともゴルフしたつもりで狙ったところに行かないって考えてる?
Re: (スコア:0)
バッティングセンターに行っても野球をしたとは言わないんじゃないかな
Re: (スコア:0)
スイングバイされた側への影響って、本当に考えなくていいんだろうか。
昔の人間が当時の常識の範囲でやったことが後から大きな問題になることは多いけど、これがそうなる可能性はないのか。
バタフライエフェクトじゃないけど、遠い将来、「あのときスイングバイしなければ」みたいなことになったりして。
Re: (スコア:0)
地球と人工衛星の質量の差を考えたら気にするだけ無駄では?
Re: (スコア:0)
それを言ったら探査機の打ち上げ自体も運動量的には地球に影響を及ぼしてるわけで(苦笑)
#逆に地球にぶつかる隕石の類も。
Re: (スコア:0)
それを気にする以前に、天然の小天体がひっきりなしにスイングバイしたり落下したりしてますが。
Re: (スコア:0)
海で泳ぐ時に「俺の汗が原因で海水の塩分濃度が下がって後から問題になるかも・・」と心配するようなものだな。
そんな、全体に対してごく微量の変化を気にしていたら何もできなくなるよ。
なぜ衝突しない? (スコア:0)
スイングバイには精密な誘導が必要らしい。適当に太陽系外からやってきたオウムアムアが太陽に衝突しないでスイングバイしていったのは偶然なのか?
Re:なぜ衝突しない? (スコア:2)
スイングバイして引っ張られて飛んでった先に水星とか火星とかがなくても構わなければスイングバイ自体は簡単だと思いますけど。隕石の場合は特に行き先の好みというのがあるわけではないでしょう……
Re:なぜ衝突しない? (スコア:1)
>スイングバイには精密な誘導が必要らしい。
スイングバイでの精密さの必要性は、地球かすめてスイングバイして変化した経路が、宇宙の一点である次の星でスイングバイする経路になっているあたりですね。
>適当に太陽系外からやってきたオウムアムアが太陽に衝突しないでスイングバイしていったのは偶然なのか?
太陽も「宇宙の点」なので、精密に誘導していない限り、小さすぎて衝突できませぬ。
Re: (スコア:0)
どこに飛んでってもいいのであれば、精密な誘導は必要無い
実際どんな感じなのかはKerbal Space Programで遊ぶと言葉で説明されるより簡単に理解できるかも
Re: (スコア:0)
〇スイングバイには精密な誘導が必要
×地球にぶつけないようにするには精密な誘導が必要
たぶん地球をかすめる何週間も前から「全推力使っても地球にぶつけることは不可能」な状態だったと思う
地球外から来た天体の場合、たいていは大きな速度で飛んでくるため太陽に衝突することはまれです。
ほとんどは太陽に近づくコースでも太陽の重力によって進路がカーブするだけ
Re: (スコア:0)
地球から出発して地球軌道より内側に行くのはすげー面倒くさいんですよ
外側(土星とか木星とか系外とか)へは地球が元から持っている速度を利用して行けるけど
内側へはそれを打ち消しまくらないとならないので
Re: (スコア:0)
内側に行くのも外側に行くのも同程度にめんどくさいと思ってた。
せいぜい、地球軌道の前方をかすめるのか、後方をかすめるのかという向きの問題だけかと・・・。
地球から速度(=エネルギー)をもらうか、地球に速度を与えるかの違いだけだよね?
Re:なぜ衝突しない? (スコア:2)
速度をもらって加速するときは地球の公転軌道と並行に地球を後ろから追いかける形で引っ張ってもらい、追い越したら地球の重力を利用してターンして追いかけていた時より短時間で地球から離れることで「加速時間>減速時間」となる。
減速の場合は地球の公転軌道から外れたコースで近づいて、地球でターンした後のコースが地球の公転軌道と並行に近くなるようにする。地球に引き戻されないほど離れるまで減速してもらうと、速度が落ちてるからその後は太陽に向かって落ちていく。
詳しいことは知らないけど「地球の軌道に対して角度のついた進入」「減速しすぎると地球の重力から抜け出すのに苦労する」あたりがめんどくさくなりそう。
うじゃうじゃ
Re: (スコア:0)
スイングバイで加速する時は全力で加速していいけど、
減速する時は第二宇宙速度を下回ると地球の重力に捕らわれてしまうので
絶妙なブレーキ操作が必要になるとか?
Re: (スコア:0)
地球に対する相対速度は接近時も離脱時も変わりません。
太陽から見た場合は地球の運動との合算となり、方向次第で加速や減速したことになるのです。