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NASA

NASAがアルテミス計画の月着陸船を開発する民間企業3社を選定 9

ストーリー by hylom
技術的にはどれも面白そう 部門より

AC0x01曰く、

やや旧聞となるが、NASAは5月1日、2024年の月着陸を目指すアルテミス計画の有人月着陸船の開発を行う民間企業としてBlue Origin、Dynetics、SpaceXの3社を選定したことを発表した(NASAマイナビニュースSoraeTechCrunchSlashdot)。

今回選定が行われたのは月周回軌道と月面との往復を行う「有人月着陸システム (HLS: Human Landing System)」。2024年の月探査では、月周回軌道上でオリオン宇宙船とドッキングして、月着陸を行う役を担う。

各社の案としては、Blue Originのグループは兼ねてから独自開発を進めていた着陸船「Blue Moon」を中心にオリオン宇宙船やシグナス宇宙船の技術を組み合わせたシステムを、Dyneticsのグループは従来型に近い月着陸船を、そしてSpaceXは開発中の大型有人宇宙船「Starship」をそのまま月着陸仕様に改造して提案している。各社案のイメージ図も発表されているが、三者三様に大きく異なったものとなっている。

ただし、NASAは3つの提案すべてを進めたいとしつつも、予算の都合上2社に絞り込まざる得ないとも語っている。計画はひとまず2021年2月が次の審査とのことなので、今後どうなっていくか興味深い。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2020年05月19日 17時53分 (#3818108)

    有人宇宙飛行(地球周回飛行)を成し遂げた民間企業は存在しないのに月に着陸して無事地球まで戻ってこれるのか?

    • by Anonymous Coward

      今回はそこはNASAの仕事。民間企業のお仕事は、月軌道上でNASAの宇宙飛行士をお出迎えして、月面に降ろして、ミッションが終わったら離脱して、月軌道上で見送るとこまでだよ。現地集合現地解散。

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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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