
水中を泳いでマイクロプラスチックを回収するプラスチック製の魚型ロボット 36
ストーリー by headless
回収 部門より
回収 部門より
水中を泳いでマイクロプラスチックを回収する魚型ロボットのプロトタイプが開発され、英国の湖でテストが行われたそうだ
(論文アブストラクト、
The Next Web の記事、
動画)。
このロボットは生物にヒントを得た環境改善等に役立つロボットのアイディアを募集する、英サリー大学主催コンテスト「The Natural Robotics Contest」の 2022 年優勝作品だ。優勝作品は専門家が実際に機能するロボットのプロトタイプを作成する。プロトタイプ開発にあたり、誰でも利用できるよう入手しやすい市販のコンポーネントと製造技術のみで製造可能な設計を目指したという。モーターやコントローラーバッテリーなどを除く部品は低価格な 3D プリンターにより出力されており、3D プリントデータは公開されている。
「Gilbert」と名付けられたロボットは、口から吸いこんだ水を鰓に配したナイロンメッシュで漉して水中の粒子を採取する。ただし、マイクロプラスチックを選択的に回収する機能はなく、論文では水中の粒子サンプリングツールとしてドッキングステーションで採取物を回収・分析し、Gilbert は清浄後に再びサンプリングに出発するといった流れを想定しているようだ。なお、3D プリントされた部品は一部に生分解性の PLA (ポリ乳酸) 樹脂が使われているが、これは外見上の理由 (蛍光) だといい、大半が ABS 樹脂製となっている。
このロボットは生物にヒントを得た環境改善等に役立つロボットのアイディアを募集する、英サリー大学主催コンテスト「The Natural Robotics Contest」の 2022 年優勝作品だ。優勝作品は専門家が実際に機能するロボットのプロトタイプを作成する。プロトタイプ開発にあたり、誰でも利用できるよう入手しやすい市販のコンポーネントと製造技術のみで製造可能な設計を目指したという。モーターやコントローラーバッテリーなどを除く部品は低価格な 3D プリンターにより出力されており、3D プリントデータは公開されている。
「Gilbert」と名付けられたロボットは、口から吸いこんだ水を鰓に配したナイロンメッシュで漉して水中の粒子を採取する。ただし、マイクロプラスチックを選択的に回収する機能はなく、論文では水中の粒子サンプリングツールとしてドッキングステーションで採取物を回収・分析し、Gilbert は清浄後に再びサンプリングに出発するといった流れを想定しているようだ。なお、3D プリントされた部品は一部に生分解性の PLA (ポリ乳酸) 樹脂が使われているが、これは外見上の理由 (蛍光) だといい、大半が ABS 樹脂製となっている。
専用機より (スコア:3, 参考になる)
「ついで」にやっちゃう奴が既に量産されて稼働している。
https://www.suzuki.co.jp/release/c/2020/1001/ [suzuki.co.jp]