新たに土星の衛星が62個発見される、総数145個で太陽系で最大に 34
ストーリー by nagazou
細かい定義ないのか 部門より
細かい定義ないのか 部門より
木星と土星は自身の強い重力の影響から多数の「衛星」を有していることが知られている。そのうちの土星で新たに62個の衛星が発見されたという。この発見で土星が抱える衛星は合計145個となり、92個の木星を抜いて太陽系で最も多くの衛星を抱える惑星となったそうだ。今回、カナダのブリティッシュコロンビア大学などの国際的研究チームが発見したものだという(ブリティッシュコロンビア大学理学部、Live Science、TechnoEdge、sorae)。
研究者の間で木星と土星の衛星発見ブームでも起きているのか、2023年2月にアメリカのカーネギー研究所のチームが「木星を周回する衛星を新たに12個発見した」と報告。そのときに最多だった土星の83個を上回った。その後、冒頭のブリティッシュコロンビア大学の研究チームが「画像シフトスタック法」と呼ばれる手法を用いて土星を観測。これまでは小さすぎ、または暗すぎて発見できなかった衛星を今回、大量に発見したと発表している。
soraeの記事によると、惑星とは異なり衛星には明文化された定義が存在していないという。現状では事実上の定義として「太陽以外の天体を長期的に公転していると観測で証明された天体」が衛星と呼ばれているそうだ。
あるAnonymous Coward 曰く、
研究者の間で木星と土星の衛星発見ブームでも起きているのか、2023年2月にアメリカのカーネギー研究所のチームが「木星を周回する衛星を新たに12個発見した」と報告。そのときに最多だった土星の83個を上回った。その後、冒頭のブリティッシュコロンビア大学の研究チームが「画像シフトスタック法」と呼ばれる手法を用いて土星を観測。これまでは小さすぎ、または暗すぎて発見できなかった衛星を今回、大量に発見したと発表している。
soraeの記事によると、惑星とは異なり衛星には明文化された定義が存在していないという。現状では事実上の定義として「太陽以外の天体を長期的に公転していると観測で証明された天体」が衛星と呼ばれているそうだ。
あるAnonymous Coward 曰く、
いくらなんでも一気に増えすぎでは。
厚さに衝撃 (スコア:2)
土星の輪の厚さが薄いところだと(どうやって測ったのかしらんが)10mって聞いたときは衝撃だった。
手賀沼の水深が最大3.8m平均0.9mって浅さに驚いたとき以来。
Re: (スコア:0)
昔、薄さで勝負されていたころのノートPCは、「最薄部」の厚さをアピールしたもんです。
実体は一部分だけ尖らせて薄くしてただけでしたが。
土星の輪っかもチャクラムの刃のように外側ほど薄くなってたりして。
それなら10mどころじゃなく、数cmくらいかもしれない。
というより輪っかはバラバラになった氷の粒がそうになって回っているだけなので、平均的な厚さはわかりますが、薄さって地球からじゃわからなさそうですよね。
Re:厚さに衝撃 (スコア:2)
最大でも数百mぐらいみたいですよ。
https://www.kids.isas.jaxa.jp/faq/solarsystem/ss06/000109.html [isas.jaxa.jp]
Re: (スコア:0)
>最大でも数百mぐらいみたいですよ。
ノートPCが!!!?(違
Re:厚さに衝撃 (スコア:1)
馬鹿だなあチャクラムの刃だよ
Re: (スコア:0)
そういえば昔、土星の環が高速回転して超巨大カッターになる漫画を見た気がする
Re: (スコア:0)
「土星の環・・・マイクロメートル (μm) 単位からメートル (m) 単位の無数の小さな粒子が集団になり」
らしいから、考え方(測り方)に依ればミクロン単位程度の厚さと言ってもOKなんじゃない。
土星自体、基本ガスだから、大きさは地球で言えば大気圏の大きさみたいなものかもね。
地球も (スコア:0)
月以外に天然衛星がありそうだけど,
聞いたことないな。あるのかな。
10m以上のものはない (スコア:3)
一時的に地球の衛星になった数mクラスの小惑星はいまのところ2個確認されている
https://ja.wikipedia.org/wiki/2006_RH120 [wikipedia.org]
https://ja.wikipedia.org/wiki/2020_CD3 [wikipedia.org]
安定してないので数年で軌道外れちゃうのが残念
Re:10m以上のものはない (スコア:1)
それらは「長期的に公転」の要件を満たしているのでしょうか?1年超えたら長期?
Re: (スコア:0)
横だけど長期かどうかは関係ないのでは?
月だって段々遠ざかってるし、楕円軌道を描くといっても、厳密に言えば近似的に楕円形なだけだし
Re:10m以上のものはない (スコア:1)
>現状では事実上の定義として「太陽以外の天体を長期的に公転していると観測で証明された天体」が衛星と呼ばれているそうだ。
とあるのを踏まえたものですが、だんだん離れていようが、厳密には楕円でなかろうが、月は長期的に公転していると言ってよいのでは。
Re:地球も (スコア:2, 興味深い)
ほい, [wikipedia.org]
いずれ (スコア:0)
準衛星なんて区分が出来て、いくつかは仲間外れになるんじゃないかと…
Re:いずれ (スコア:3, 興味深い)
準衛星はあります [wikipedia.org]…。
ただコレは小さい衛星って意味ではない。
惑星の回りを公転してないのに、惑星からの座標で見ると惑星を公転してるように見える小惑星のことなので注意。
スケートで例えると、ペアで手を握って振り回してるのが惑星と衛星。
2人がトラックを周回してて、小さい人が右から抜いて前から左に回って後ろに戻って右に、という動きを1周で行う場合が準衛星。
用語として準衛星が使えないとなると、まぁ、矮衛星とか矮小衛星とかになるかねぇ。
土星の場合、リングの構成物質と衛星の差異はどうなってんの、って感じもあってすげー微妙だな。
Re:いずれ (スコア:2)
惑星のアナロジーで言うと小衛星じゃないですかね
数限りなくなっちゃうし長径10㎞以上とかでいんじゃねかなー
100㎞でも良いか… 恐怖と敗走のご兄弟にはご遠慮いただくことになるが
Re: (スコア:0)
土星の環を構成している氷の塊もミクロな視点ではその1つ1つが衛星と言えなくもない…かも
Re:いずれ (スコア:1)
準惑星の定義の一部を援用して、
「その軌道近くから他の天体が排除されていること(ただし共鳴関係にあるものは除く)」
こんな感じにしておけば、衛星とリングの氷塊の区別はつくかな。
リングの構成物質は、他の天体(他の氷塊)が排除されてない。
一方、リングの中にある衛星(羊飼い衛星 [wikipedia.org]と言われる)は、リングの氷塊をその軌道から排除している。
しかしまぁ、この調子で土星の衛星増やしてくと、リングから飛び出た氷塊すら衛星扱いしかねないな…。
どこかで基準を決めるべきかもね。
Re: (スコア:0)
すでにあります [wikipedia.org]けど?
あれげはアスペ (スコア:0)
準衛星なんて〜の意図はいま衛星扱いのものが衛星ではなくなるのではないかでありどんな名前になるかなんてのはどうでもいい。
ドワーフスターでもアレゲ星でもなんでもいい。
いつまで「輪」でいられるのか (スコア:0)
観測精度が上がれば、輪を構成する岩塊(氷塊?)を識別できるようになるだろう。
「太陽以外の天体を長期的に公転していると観測で証明された天体」 (スコア:0)
この定義で進めるとするなら、観測技術の向上につれ、輪をもつ惑星は何十とか言う位ではなく
何千何万と言うスケールで衛星が認定されるようになるんではないか。
「長期的に」というのはどれくらいの期間を指すのだろう。何千、何万年単位?
数年観測して安定しているとかでいいなら、地球の墓場軌道 [wikipedia.org]にあって
今後も安定して回り続けると考えられる人工衛星は既に二百余機あるそう [gigazine.net]だから、
太陽系で一番衛星を持っている惑星は地球と言うことにならないだろうか。
Re: (スコア:0)
他のコメントにもあるように土星のリングを構成している岩や氷を衛星としてカウントしたら、地球が勝てるはずがないと思う
Re: (スコア:0)
なーに、こっちには [srad.jp] デブリが [science.srad.jp] ある。 [science.srad.jp]
Re: (スコア:0)
輪っかの幅だけで地球が3個並ぶくらいあるんだけど…
推定質量は地球よりだいぶ小さいから、地球自体を粉々にすれば…惑星がなくなったら衛星とは呼べないか
其れを率いている (スコア:0)
太陽様は偉い!
Re: (スコア:0)
いて座A*「いや、まあ、それほどでもあるかな」
天文学者に (スコア:0)
名前の付け方の本が売れそう
Re: (スコア:0)
木星人や土星人がローカライズされたセーラームーンをアニメ化したら
「「「「「……「「「「「月に代わってお仕置きよ!」」」」」……」」」」」
と大変なことになるんだよ
Re: (スコア:0)
そういや、火野レイちゃんのお付きのカラスが、フォボスとディモスだったよーな…。
木野まことちゃんは大きいの4匹含めて合計95匹の子分が、
土萠ほたるちゃんには145匹のお供が…!
びっくりドッキリメカかな。
Re: (スコア:0)
プリンス・エンディミオン ハーレム状態か。
キャラ作り大変だ。
Re: (スコア:0)
冗談じゃない!!
天文学でこんな素晴らしい発見をしているのですよ!!
素晴らしい評価をすべきです。
その様な素晴らしい評価がされるのですから、
公的資金補助を増額していただき、
会社員をしながらその収入を天文学に賭けるという
趣味的対応を回避する手段とできる様にしていただきたいので。
こんな人間がいるから世の中良くならないんだ。