パスワードを忘れた? アカウント作成
13794307 story
クリスマス

サンタクロースの思い出に関する初の国際的学術調査、子供の時にサンタを信じるふりをしていた人は65% 108

ストーリー by headless
娯楽 部門より
英エクセター大学は14日、世界で初めてだというサンタクロースの思い出に関する国際的学術調査の中間結果を発表した(エクセター大学のニュース記事SlashGearの記事)。

The Exeter Santa Surveyと題した調査はQualtricsの調査プラットフォームを利用して実施されており、サンタクロースの存在を信じなくなった年齢や、サンタクロースの真実を知った時にどう感じたかなどを尋ねている。最初に年齢に関する設問があり、13歳以下または16歳以下(言語によって異なる)を選択した場合はその時点で調査終了となるため、子供は一応除外されているようだ。なお、日本語版などでは13歳以下の次が16~18歳となっているが、理由は不明だ。

調査ではこれまでに全世界から1,200人が回答しており、34%が今でもサンタを信じていられればよかったと回答する一方、50%はサンタを信じなくても全く不満はないと回答したという。サンタを信じなくなった年齢は平均8歳で、65%がその後も信じているふりをし続けたそうだ。サンタの真実を知った時、回答者の3分の1がうろたえ、15%が親に裏切られたと感じ、10%は怒ったとのこと。それでも子供を持つ人の72%は子供たちとサンタの話をして楽しんでいるとのことだ。
13793820 story
宇宙

宇宙旅客機 SpaceShipTwo、初の有人宇宙飛行を達成 31

ストーリー by headless
宇宙 部門より
AC0x01 曰く、

英宇宙旅行会社Virgin Galacticの宇宙旅客機SpaceShipTwoの2号機VSS Unityが13日、試験飛行で同型機初の有人宇宙飛行を達成した(Virgin Galacticのニュース記事ロイターの記事soraeの記事)。

SpaceShipTwoは2004年に民間初の有人宇宙飛行を実現したSpaceShipOneの後継機。2014年に1号機VSS Enterpriseが墜落事故を起こし、一時開発が停滞していたが、事故から4年を経てようやくの宇宙空間到達を果たした。今回のフライトでは、2名のパイロットを乗せ、高度82.7km(米空軍基準での宇宙空間)の弾道飛行を実現した。

SpaceShipOneの有人宇宙飛行から思っていたよりも時間がかかってしまったが、これでようやく有人宇宙旅行が始まりそうである。

13793609 story
国際宇宙ステーション

ISSで8月に空気漏れの原因となったソユーズの穴、ロシアの宇宙飛行士が船外活動で外側から確認 6

ストーリー by headless
外側 部門より
国際宇宙ステーション(ISS)で日本時間12日、ロスコスモスのセルゲイ・プロコピエフ宇宙飛行士とオレグ・コノネンコ宇宙飛行士による船外活動が実施された(NASAのブログ記事[1][2]ISSのツイート[1][2])。

今回の船外活動では、8月に空気漏れの原因となったソユーズMS-09軌道モジュールの穿孔を外側から調査している。まず、穿孔の位置にあたる部分の断熱材をコノネンコ宇宙飛行士がナイフで切り開き、内側からパッチが当てられた黒い点を確認。写真撮影や試料採取を行ったのち、サーマルブランケットを当てて切り開いた部分を元に戻したとのこと。

MS-09はプロコピエフ宇宙飛行士とNASAのセリーナ・アウニョン-チャンセラー宇宙飛行士、ESAのアレクサンダー・ゲルスト宇宙飛行士を乗せ、20日に地球へ帰還する予定だ。なお、軌道モジュールはISSからのドッキング解除後に切り離され、大気圏で燃え尽きることとなる。
13793059 story
サイエンス

新記録。マイナス23℃という高温で超伝導状態になる物質が発見される 57

ストーリー by hylom
(比較的)高温 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

ドイツのマックス・プランク研究所(Max Planck Institute for Chemistry)の科学者らが、高い温度環境で動作する新たな高温超伝導物質を発見したという。彼らは水素化ランタン(LaH 10)を使うことで、マイナス23℃という高温で超伝導状態になることを観測したという。この温度は現在の北極の気温よりも高い。2014年以前は、この種の超伝導の最高臨界温度はマイナス230℃だった。

ただしこの状態を実現するためには、170ギガパスカルという地球中心部の約半分の圧力が必要とされるう。研究所のMikhail Eremets氏は将来的にはマイナス0.15℃という環境でも超伝導状態にできる可能性があるとしている(MIT Technology ReviewSlashdot)。

13793057 story
地球

アザラシの鼻にはウナギが詰まる 35

ストーリー by hylom
悪くない絵面 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

誠に奇妙なことではあるが、ハワイでは近年に鼻にウナギが詰まったアザラシが発見されるようになったらしい(CNNギズモード・ジャパンTogetterまとめ)。

これは、米海洋大気局 (NOAA) の「ハワイモンクアザラシ研究プログラム」(HMSRP) が12月4日、Facebookで鼻にウナギが詰まったアザラシの写真を公開したことから話題になっているもの。報道によると、同機関は40年間に渡りハワイでモンクアザラシを観察・保護しているが、何故か2016年になって初めてこの「鼻ウナギ現象」が発見され、以後3~4回確認されているのだという。

未だウナギが詰まる原因は分かっていないが、モンクアザラシは岩の下や砂のクレパスに口と鼻を押し潰して餌を探すため、ウナギが逃げようとして鼻の穴に入ってしまうという説や、一旦飲み込まれたウナギが逆流してしまったという説が唱えられている。なお、写真のアザラシではその後専門家によってウナギの取り出しが行われ、無事救助されたとのこと。

13793014 story
地球

地球地下の深部には膨大な量の微生物が存在する 47

ストーリー by hylom
地下世界 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

地球の地下に、莫大な量の微生物が存在するという調査結果が明らかになった(ScienceDailyAFP)。

この調査結果は、地球深部探査船「ちきゅう」によって採掘された資料を調べた結果判明したもの。発見された微生物は多岐にわたり、「地下のガラパゴス」のようだとも表されており、その遺伝的多様性は地上のものを上回る可能性もあるようだ。

これら微生物は高温高圧の過酷な環境で生き延びており、数十万年から数百万年にもわたって存在してきた可能性があるという。

また、発見された単細胞有機体の一つは、海底の熱水噴出孔の中で見つかったもので、121度の環境でも増殖が可能な超好熱菌「Strain 121」(学名:Geogemma barossii)の可能性があるという。地下深部で生きる同様の奇妙な微生物は、火星など他の惑星の地底にも存在する可能性があるとしている。

13792881 story
地球

「プラスチックごみ」対策で木製ストローが開発される 96

ストーリー by hylom
もう使い捨てにしなければいいんじゃないの 部門より

プラスチック製品が環境汚染を引き起こしているとの懸念から、プラスチック製ストローの利用を避ける動きがある。たとえばスターバックスコーヒーは2020年までにプラスチック製ストローを廃止する計画を明らかにしているほか、すかいらーくでも同じような動きがある。こうした中、プラスチック製ストローの代替品として「木製ストロー」が開発されたそうだ(NHK)。

これは薄く削った杉の木をらせん状に巻いてストローにしたものだが、1本数十円と既存のプラスチック製ストローと比べて大幅にコストが高いという問題もあるようだ。

13790828 story
火星

NASAの火星着陸機InSight、火星の風音を聴く 7

ストーリー by hylom
火星の唄 部門より
headless曰く、

先月末に火星に着陸したNASAの着陸機InSightが火星で吹く風の「音」を初めて地球にもたらした(プレスリリースブリーフィング資料)。

ただし、InSightは録音機能を備えておらず、気圧センサーと地震計(SEIS)搭載のセンサーがとらえた風の振動を音に変換したものだ。記録されたのは12月1日に北西から南西に向けて吹いた推定5~7m/秒の風で、着陸地点で軌道上から観測されたつむじ風の動きに一致するそうだ。

気圧センサーは風の振動を直接記録しているのに対し、SEISのセンサーは風によるInSightのソーラーパネルの振動を記録している。SEISは数週間のうちに火星表面への設置が行われる予定で、InSight自体の振動を記録できるのは今だけだという。風音の録音は予定外のことだったが、設置後もInSightの振動による影響を受けることになるため、センサーの出力からノイズを除き、実際の火震(marsquake:火星の地震)を正確に検出するため今回のデータを役立てるとのこと。

SEISのセンサーは最高50Hz程度の振動を検出できるが、気圧センサーの出力は人間の可聴周波数帯域よりも低い10Hz程度だという。そのため、公開されている音声では再生速度を100倍にし、周波数が100倍となるよう加工されている。SEISによる録音は生の音声と、聞こえやすいよう2オクターブ上げた音声が公開されている。生の音声を聴くにはイヤフォンかサブウーファーが必要とされている。実際に試してみたところ、イヤフォンを使用すれば聞こえたが、ノートPCのスピーカーでは何も聞こえなかった。

13789720 story
地球

今夏の異常気象は温暖化が原因という解析結果 48

ストーリー by hylom
今度はどうなる 部門より

今年7月には東京や埼玉で観測史上最高気温が記録されるなど今年の夏は猛暑だったが、この「異常気象」には地球温暖化が大きく関与しているという解析結果が出たと報じられている(NHK)。

東京大学大気海洋研究所と気象庁気象研究所の研究チームが、「産業革命前の温暖化が進んでいない気象状況」を前提とした解析を行なったところ、温暖化が進んでいなければ今年7月の上空の気温は約2度低く、今夏のような記録的猛暑が発生する確率はほぼ0%という結果になったそうだ。

また、西日本を中心に大きな被害を出した今年の西日本豪雨についても温暖化の影響を受けていたという結果も得られているという。

13788983 story
宇宙

ダークマターとダークエネルギーを統合した「暗黒流体」が提唱される 61

ストーリー by hylom
闇の流れ 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

宇宙には「暗黒物質(ダークマター)」や「ダークエネルギー」なる未知の物質やエネルギーが存在すると言われているが、これらを統合したという「暗黒流体」なる新しい概念が発表された(The ConversationSlashdotNazologyAstronomy &ampl Astrophysics掲載論文)。

ぜんぜんわからんので後はお願いしますm(__)m

研究者らは、宇宙には負の質量を持つ「dark fluid」(暗黒流体)なる流体が存在すると主張。これによって暗黒物質やダークエネルギーについても説明ができるという。

13788810 story
宇宙

NASA科学者曰く、「エイリアンはもう地球に来ているかもしれない」 98

ストーリー by hylom
イメージするものとは違うかもしれないが 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

NASAの科学者による、地球外生命体は地球にすでにやってきているかもしれないという論文(PDF)が公開された(Newsweek JapanLiveScienceFox News)。

炭素生命ばっか探しているけど、そうじゃない生命の可能性ももっと考えるべきだという話のようだ。(ケイ素生命みたいな)寿命が長い生命や、超小型の知性を持った生命なら、星間旅行も不可能ではないので地球に来ている可能性もあるという。

13788801 story
地球

独フォルクスワーゲン、最後の燃焼エンジン車を2026年に開発すると発表 41

ストーリー by hylom
あと8年 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

独フォルクスワーゲン(VW)が電気自動車へのシフトを行う戦略を示している。2025年までに50車種以上の電気自動車を発売し、さらに「内燃機関」を使った最後の自動車の開発を2026年に行うという(ロイターAFPBloombergSlashdot)。

地球温暖化対策などのため、自動車への規制が年々厳しくなっていることが背景にあるようだ。

13788210 story
地球

旧暦2033年問題は確実に近づいている 71

ストーリー by headless
六曜 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

リズム時計工業はカレンダーデジタルクロック「フィットウェーブカレンダーD205」を12月12日に発売する(ニュースリリース家電Watchの記事)。

D205は2018年時点に基づく2099年までの祝日と、2032年までの六曜を表示することができる。西暦2019年の祝日を巡ってカレンダーや手帳が間に合わなかった暦業界であるが、この時計の仕様からは旧暦2033年問題も確実に近づいていることを感じる。

また、日付表示をメインにし、アラーム機能を搭載するフィットウェーブカレンダーD208も同日発売となる。こちらは祝日表示に対応しないが、2030年までの六曜表示に対応している。

13787520 story
変なモノ

米水族館、Appleの絵文字はイカが裏表逆だと指摘 38

ストーリー by headless
表裏 部門より
米国・カリフォルニア州のモントレー湾水族館の公式Twitterアカウントが、Apple(iOS)の絵文字でイカが裏表逆に描かれていると指摘している(The Vergeの記事モントレー湾水族館のツイート)。

以前スラドではイカの上下について話題になっているが、それとはまた別の話だ。iOSのイカの絵文字では、イカが水を噴出して移動したり、排泄物を出したりする漏斗が顔の中央に描かれている。しかし、通常イカが上に向けている側を顔だとすれば、漏斗の位置は後頭部にあたる。

そのため、モントレー湾水族館は水族館ギャグを盛り込んだ一連のツイートで、後頭部にあるべき漏斗が変な鼻みたいになっているなどと述べている。Appleは10月、苦情を受けてベーグルの絵文字にクリームチーズを追加している。今回は間違いを指摘するだけで特に修正を求める感じではないが、修正されるだろうか。

なお、Emojipediaでイカの絵文字を見ると、全体に腕(足)の数が少ないものが多いようだ。タコの絵文字も同様だが、Appleを含めて造形がイカよりも雑な感じだ。
13786661 story
中国

中国、12月8日に月最大のクレーターに探査機を投入予定。植物育成が可能などを調査 47

ストーリー by hylom
さてどうなるか 部門より
taraiok曰く、

中国は12月8日に、月探査機「嫦娥4号」を搭載した「長征3号B型ロケット」を、四川省の衛星打上げセンターから打ち上げる予定だ。システムには月面着陸機とローバーが含まれており、月面の軌道に乗ったあと月面に着陸する。目的地は月の裏側の南極付近にある「南極エイトケン盆地」。直径約2500キロ、深さ約13キロに及び、巨大な小惑星がぶつかった後だとされる太陽系有数の巨大クレーターだ(ScientificAmericanGBtimesSlashdot)。

探査機の主な任務は、クレーターの側面部の影になっている部分の調査。嫦娥4号の着陸機とローバー探査機には、低周波ラジオ観測、太陽風活動と月面との相互作用、地質学および地下調査などに必要な8種類の探査機器が搭載される。月面の環境下で植物の育成が可能かどうかなどを調べるそうだ。なお、打ち上げに関しては中継予定はなく、公式発表は宇宙船が月面軌道に入った段階で行われるとされている。探査機の月面着陸は2019年1月3日頃だと予想されているが、こちらも中国政府からの公式発表は今のところはないとのこと。

typodupeerror

開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー

読み込み中...