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国際宇宙ステーション

国際宇宙ステーションで誤警報 13

ストーリー by nagazou
誤警報 部門より
headless 曰く、

国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングしているSpaceXのCrew Dragon宇宙船で3月24日早朝、誤った警報が鳴るトラブルが発生したそうだ(NASAのブログ記事The Registerの記事SlashGearの記事Futurismの記事)。

ISSクルーは緊急体制に入ったが、地上の管制と連携して調査したところ誤警報であることが確認され、クルーに危険が及ぶことはなかったとのこと。NASAのブログ記事に警報の内容は記載されていないが、火災発生や急速な圧力低下を知らせるものだったという。

誤警報の原因はCrew Dragonの電源ユニットの一つから誤ったデータが送られたことで、放射線干渉によるソフトエラーの一種 SEU(Single Event Upset)が発生したためとみられている。問題の発生したユニットをいったん切り離して再起動し、元の構成に復帰させた結果、Crew Dragon側のシステムには問題がないことが確認されたそうだ。

ISSは地磁気で守られているが、地球表面と比べて高いレベルの放射線を受けることから、電子機器への影響を緩和するためのさまざまな対策が行われている。今回のようなトラブルが再び発生する可能性は低いとみられるが、NASAとSpaceXの共同チームはさらなる緩和策を検討しているとのことだ。

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バイオテック

20年以上もDNA断片しか知られていなかった生物、海洋に広く分布していた 19

ストーリー by nagazou
分布 部門より
20年以上もの期間、短いDNA断片だけ把握されていたという謎の生物の実態が判明したそうだ。京都大学らの研究グループにより発見されたもので、この生物に関してはこれまで、DNAの一部だけが海水から見つかっていたという(京都大学国立環境研究所Current Biology朝日新聞)。

大分県沿岸の海水中にいた生き物を培養、調査したところ見慣れないオタマジャクシのような形をした藻類が見つかり、その遺伝情報を解析したところ、前述のDNAと近いことが判明したという。新種の光合成生物であることが分かったほか、世界中に広く分布していることも判明したとのこと。この新種は謎のDNAについて報告していた研究者にちなんでラピ藻(Rappephyceae)と名付けられたとしている。ラピ藻という新しいグループが見つかったことにより、光合成生物の進化や実態を知る手がかりになると見られる。

あるAnonymous Coward 曰く、

世界中にいるのに・・・20年以上謎の生き物、正体は?
https://www.asahi.com/articles/ASP3V6G0FP3VPLBJ008.html

20年以上謎の生物、ついに正体が明かされる —光合成生物進化解明のカギに—
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20210325-2/20210325-2.html

Rappemonads are haptophyte phytoplankton
https://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(21)00351-1

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地球

タイ・チェンマイ県、大気汚染と山火事防止のため枯葉を買い取り 11

ストーリー by nagazou
蝗害対策としてバッタを買う話と同じ理屈ですね 部門より
headless 曰く、

タイ北部チェンマイ県の当局が大気汚染と山火事防止のため、34の村で枯葉や農業ごみの買い取りを開始したそうだ(バンコク週報の記事National News Bureau Of Thailandの記事Bangkok Postの記事)。

タイ北部ではこの時期が焼き畑の季節で、毎年PM2.5レベルが上昇して住民の健康への影響が懸念されている。山火事は自然発火によることもあるが、多くは猟師が野生動物を追い立てる煙を出すための火が原因になっているそうだ。

枯葉買い取りはAirVisual(IQAir)の都市別大気汚染ランキングでチェンマイ市が1位となったことを受けたものだ。買い取りの成果か3月30日0時58分のデータでは10位となっているが、3月9日には1位に上昇していたようだ。Bangkok Postの記事によれば買い取り価格は1kgあたり2バーツ(約7円)で、3月15日から24日までの間に17トン近くの枯葉が買い取られたという。National News Bureau Of Thailandによると5,000万トンの買い取りを目指しているとのこと。

3月30日0時58分のIQAirのデータによれば、チェンマイの空気品質インデックス(AQI)は160で、不健康(Unhealty)と評価されている。日本の都市では大阪が12位(AQI 155)、京都が15位(AQI 152)となっており、いずれも不健康との評価だ。ただし、大阪と京都は時間帯ごと・日ごとの変動が大きく、過去24時間・1か月間のデータによればAQI 150前後が最高で、AQI 50以下の良好(Good)との評価も多くみられる。一方、チェンマイのAQIは常に100を超えている。なお、東京はAQI 12の92位で、空気品質は良好と評価されている。過去24時間・1か月間のデータでAQIが60を超えることはほとんどない。

15244269 story
バイオテック

ツシマヤマネコの人工繁殖に国内初の成功。横浜ズーラシア 29

ストーリー by nagazou
繁殖 部門より
天然記念物で絶滅危惧種の「ツシマヤマネコ」の繁殖に国内で初めて成功したそうだ。横浜市にあるよこはま動物園ズーラシアが人工授精により繁殖に成功した。この赤ちゃんは今月18日に誕生したという。ツシマヤマネコは長崎県対馬市だけに生息する天然記念物。野生では現在約100匹しかいないそうだ(カナロコ動画NHK)。
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バグ

法政大学教授、Twitter投稿写真から新種の海岸性ダニ類を発見。世界初 34

ストーリー by nagazou
めったに起きない気も 部門より
法政大学の島野智之教授が、Twitterに投稿されていた写真から偶然、新種の海岸性ダニ類を発見したそうだ。銚子市で釣りをしていた会社員の方が撮影した1枚の写真に、北海道以南では見つかっていなかったハマベダニ属のダニ(ササラダニ類)がいたことに気がついたという。教授は新種では無いかと考え、共同研究者や写真を撮った会社員などとも協力して現物を採取し検証、新種であることを確認したそうだ(法政大学)。

今回の発見のきっかけがTwitterの写真であったことから学名は「Ameronothrus twitter」(和名:チョウシハマベダニ)と付けられたとのこと。今回の発見はTwitterで偶然見つかった世界で初めての動物の新種(生物では2例目)らしい。リリースでは今回の出来事はSNSによって誰もが新発見などに関与できる可能性があること示したとしている。

manmos 曰く、

法政大学島野教授がTwitterの一般ユーザ投稿写真から偶然新種の海岸性ダニ類を発見.学名はTwitterに由来

情報元へのリンク

15244107 story
通信

OneWebとSpaceXが争う北極圏でのブロードバンドサービス提供 11

ストーリー by nagazou
北極ポート 部門より
headless 曰く、

衛星コンステレーションによる北極圏でのブロードバンドサービス提供をめぐり、OneWebとSpaceXのStarlinkの競争になっているそうだ(The Vergeの記事)。

昨年COVID-19の影響で資金繰りが悪化したOneWebは米連邦破産法に基づく再建型破産を申立てたが、英政府のコンソーシアムの買収により復活を遂げた。3月25日には36基の衛星打ち上げに成功し、OneWebの衛星コンステレーションは146基まで増加している。

既に1,000基以上を打ち上げてベータ版サービスも提供しているStarlinkには大きく出遅れているが、OneWebの衛星はすべてが極を通過するため、北極圏でのブロードバンド提供には有利だという。一方、SpaceXはアラスカでの高品質なサービス提供を理由に衛星10基の極軌道投入について米連邦通信局(FCC)の認可を受けており、さらに数十基を追加すべくロビー活動をしているとのこと。

OneWebでは5回の打ち上げで2021年半ばまでに北緯50度以上の全域をカバーし、年内にサービスを開始する「Five to 50」計画を進めており、3月25日の打ち上げはその2回目となる。さらに、2022年には全世界でサービスを開始する計画だ。現在OneWebが計画している衛星コンステレーションは648基。Five to 50計画の残り3回で25日と同数の衛星をそれぞれ打ち上げるとすれば254基となり、ほぼ40%が完成することになる。

15243768 story
Android

Motorola、Android 11でブラジルの先住民族言語サポートを追加 39

ストーリー by headless
追加 部門より
Motorolaは25日、消滅が危惧されるブラジルの先住民族言語、カインガング語(kgp-BR)とニェエンガトゥ語(yrl-BR)の2言語を同社のAndroid 11対応デバイスでサポートすると発表した(Motorolaのブログ記事The Vergeの記事)。

Motorolaの最大のユーザーベースはラテンアメリカにあるが、この地域の先住民族言語がAndroidでサポートされていないことに気付いたそうだ。現在のブラジルにポルトガルが到達した当時の同地域では1,215の言語が話されていたが、500年後の現在は200言語程度まで減少しており、1世紀以内にすべて消滅する可能性もあるという。

言語が消滅すれば文化遺産も失われるため、Motorolaではソフトウェア上の体験を通じて危機に瀕する言語を保存、さらには再活性化もできるのではないかと研究開発を開始したそうだ。その結果、ブラジル・カンピーナス州立大学(Unicamp)教授のWilmar D'Angelis氏が率いる先住民族言語学者などのチームの協力のもとに、同社のデバイスへのカインガング語とニェエンガトゥ語の追加が実現した。
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火星

NASA、火星でのヘリコプター飛行実験計画を発表 16

ストーリー by headless
初飛 部門より
NASAは23日、火星ヘリコプターIngenuityの飛行計画を発表した(NASA JPLのブログ記事SlashGearの記事Ars Technicaの記事The Vergeの記事)。

Ingenuityを腹面に取り付けた火星探査車Perseveranceは2月18日(東部時間)に火星のジェゼロクレーターへ着陸し、3月21日には着陸時のデブリからIngenuityを保護するためのシールドが取り外された。NASAはIngenuityの「飛行場」となる10m×10mの平坦で障害物のない場所をジェゼロクレーター内で選定しており、現在Perseveranceが向かっている。

飛行場にPerseveranceが到着したら、6 sol(火星時間で6日、地球時間6日4時間)かけてIngenuityを取り外して配置する。6日目にはIngenuityの脚がジェゼロクレーター表面にしっかりと接地していることを確認したうえでPerseveranceが約5m離れた位置に移動し、互いに通信できることが確認されれば配置完了だ。ここから30 solにわたるIngenuityの飛行実験が開始される。最初の飛行は4月8日以降を計画しているとのこと。

Ingenuityの飛行実験は地球以外の場所で初となる航空機の動力飛行となる。大気密度が地球の1%程度しかない火星での飛行は困難が伴うが、成功すれば1997年に火星探査車Sojournerの成功で火星探査の方法が大きく変わったのと同様に、将来の火星探査の幅を大きく広げるものになると期待されている。
15243255 story
宇宙

NASA、小惑星アポフィスは地球に今後100年衝突しないと分析 30

ストーリー by headless
安全 部門より
NASAは25日、小惑星アポフィス(99942 Apophis)が少なくとも今後100年は地球に衝突する可能性がなくなったと発表した(NASA JPLのニュース記事)。

アポフィスは2004年の発見以来、地球に衝突する可能性が最も高い危険な小惑星の一つとみなされてきた。衝突の確率が高い2029年・2036年・2068年のうち、2029年と2036年は既に衝突リスクなしと判断されていたが、2068年は今月までわずかな衝突の可能性が残されていた。しかし、3月5日にアポフィスが地球をフライバイした際にレーダーを使用した詳細な観測が行われ、アポフィスが太陽を周回する軌道をより正確に予測可能となった。これにより、2068年にアポフィスが地球と衝突する可能性はなくなったという。

2029年の接近でアポフィスは静止衛星の軌道よりも近い地球から32,000kmの距離を通過し、東半球では肉眼での観測も可能となる。2029年にアポフィスの通過が予想される軌道の不確かさはこれまでの数百kmから数kmまで小さくなっており、アポフィスを危険な天体のリストから外すことも可能になったとのことだ。
15243220 story
英国

アラン・チューリングの肖像をデザインした英50ポンド新ポリマー紙幣、最終デザインが公開される 69

ストーリー by headless
最終 部門より
英国の中央銀行であるイングランド銀行は25日、50ポンド新ポリマー紙幣の最終デザインを公開した(ニュースリリースThe new £50 noteThe Registerの記事The Vergeの記事)。

イングランド銀行は50ポンド新ポリマー紙幣に科学者の肖像をデザインするため人気投票を2018年に実施し、2019年にアラン・チューリングを選定してコンセプトデザインを公開していた。最終デザインでもチューリングに関連する部分はコンセプトデザインから大きく変更されておらず、1951年に撮影されたチューリングの写真とAutomatic Computing Engine (ACE) プロトタイプの写真やBritish Bombeの設計図、チューリングの論文に記された表と計算式、チューリングの生年月日を2進数表記したティッカーテープなどが配される。

このほか、見る角度によって「Fifty」と「Pounds」に切り替わるホログラムや、表面と同じエリザベス女王の肖像とコンピューターチップがデザインされた大きな透かし、ブレッチリーパークの建築的特徴をフィーチャーした小さな透かしといった偽造防止機能を備える。50ポンド新ポリマー紙幣はチューリングの誕生日でもある2021年6月23日に発行される。これにより、英国のポリマー紙幣はすべての額面(5・10・20・50ポンド)が揃うことになる。
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日記

月・ゲートウェイ間の宇宙船として最適なのは液体酸素/液体水素のSSTO、米ロの研究者が発表 41

ストーリー by nagazou
最適 部門より
AC0x01 曰く、

ロシアのスコルコヴォ科学技術大学と米国のマサチューセッツ工科大学からなる研究チームは3月15日、計画されている有人月周回拠点「ゲートウェイ」と月面を往復する有人月着陸船にとって、性能とコスト面から最も最適なのは、液体酸素と液体水素を推進剤とする再使用可能な単段式の機体であるとする研究成果を発表した(マイナビの記事)。

この研究では、月着陸船の構成として単段式と2/3段式の多段式を、また推進剤として液体酸素と液体水素、液体酸素とメタン、そしてモノメチルヒドラジンと四酸化二窒素を選択肢として、39種類の構成を比較したという。

比較の結果、液体酸素と液体水素を推進剤とする再使用可能な単段式、ないしは3段式の機体が最適であることが分かり、さらに数十回のミッションを行うことも想定すると単段式が最適との結論に至ったとしている。

NASAが進めるアルテミス計画の月着陸船としては3種類が開発中だが(過去記事)、Blue Origin案など二つは多段式で、一方SpaceX案のStarshipは単段式だが燃料はメタンの筈である。ベストな月着陸船に向けて、まだまだ改善の余地があるのかもしれない。

15238910 story
ニュース

二酸化炭素を化学品の原料などに変換、東芝が世界で最も速い装置を開発 60

ストーリー by nagazou
工場等のCO2排出削減に 部門より
東芝は3月22日、二酸化炭素(CO2)を電気分解することで、燃料や化学品の原料などに変換する技術の処理能力向上に成功したと発表した。変換する電解セルを独自技術でスタック化(積層化)することで、単位設置面積あたりの処理量を従来の60倍に向上させた。これにより、長3サイズの郵便封筒の設置面積でも、CO2を年間最大1.0トンほど処理できるそうだ。常温環境下で稼働するものとしては世界最高の処理速度だとしている。今後は実証実験を進め2020年代後半の実用化を目指すとしている(東芝リリースNHK朝日新聞)。
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NTT

宇宙線の影響による誤動作、NTTの通信装置で年間約3万〜4万件発生と推定 47

ストーリー by nagazou
あれは宇宙線のせいなんです 部門より
PCなどの電子機器が宇宙線の影響によって誤動作することはよく知られているが、共同通信の記事によると、この「ソフトエラー」と呼ばれる現象が、NTTの国内における通信装置で年間約3万~4万件ほど発生しているという。国内のインフラでの発生規模が明らかになるのは初めてとのこと(共同通信)。具体的な検証内容などについては報じられていないが、2020年11月に発表された半導体のソフトエラー発生率を計測する技術によって得られたデータだと思われる(TECH+)。
15237893 story
地球

深海で「光るサメ」が見つかる。体長1.8メートルと脊椎動物で最大 36

ストーリー by nagazou
さめざめ 部門より
ニュージーランド東岸沖で、ホタルのように生物発光を行う深海のサメが3種見つかったたそうだ。発光が確認されたのはヨロイザメ(Dalatias licha)、フジクジラ(Etmopterus lucifer)とトゲニセカラスザメ(Etmopterus granulosus)の計3種。中でもヨロイザメは、体長が1.8メートルまで大きくなるため、脊椎動物としては世界最大の生物発光を行う存在だそうだ(ナショナルジオグラフィックCNN)。

皮膚にある特殊な細胞が青緑色の光を作り出しているという。ヨロイザメが光る可能性があるのは指摘されていたが、水深200~900メートルの深海に生きているため観測が難しかったという。ニュージーランドとベルギーの共同研究チームがその発光を確認することに成功したとしている。光る理由に関しては、この光が身を隠す機能を持っているのだという。海面から届くかすかな光に紛れることで、下を泳ぐ天敵から身を守ったり、獲物を捕獲しやすくなる効果があるとしている。
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スポーツ

岩手競馬で禁止薬物の検出が相次いだ問題、原因は寝床わらに発生したカビ 45

ストーリー by nagazou
えん罪だった 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

岩手競馬で出走馬から相次いで禁止薬物のボルデノン(筋肉増強剤)が検出される事件があったのだが、これが人為的なものでは無く、寝床わらに自然発生したしたカビを食べた馬の体内で、ボルデノンの成分が合成されていたことが捜査の結果明らかになった(毎日新聞, 岩手日報)。

岩手競馬では2018年以降、なんども出走馬からボルデノンが検出されることがあり、原因不明のままレースの中止と再開を繰り返していたという。県競馬組合は2019年に「何者かが故意に摂取させた」として県警に告発、捜査が行われていた。

捜査関係者によると、ほとんどの厩舎では寝床にわらを敷いていたが、一部のわらには馬の排泄物が含まれ、カビが発生していたことが分かった。馬は寝床のわらを食べてしまうことがあり、カビが馬の体内で反応し、ボルデノンの成分を生成する可能性があることが判明したという。県警は事件性は無かったと結論付けており、厩舎側は今後はわらの管理を徹底するとしている。

情報元へのリンク

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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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