SpaceXのFalcon 9ロケット、英国の通信衛星打上げに成功。着陸回収は無し 19
実績を積む 部門より
SpaceXが5月16日、Falcon 9ロケットによる英通信会社インマルサットの衛星「Inmarsat-5 F4」の打ち上げを成功させた(マイナビニュース、USA TODAY、Slashdot)。
Falcon 9ロケットと言えば機体の着陸回収がよく話題に上るが、今回の第1段機体は新品で、使用済みロケットの機体回収を行わない前提での打ち上げだったとのこと。打ち上げ能力の制約から着陸脚などは取り外されていたという。
今回打ち上げられたInmarsat-5 F4は、50Mbpsのブロードバンド通信サービス「グローバル・エクスプレス」(Global Xpress)を提供するものだそうだ。
ちなみにFalcon 9は5月1日にも米国防省の軍事衛星打ち上げを行っていたが、こちらは第一段の地上着陸を行っていた(sorae.jp、過去記事)。