米民間宇宙船によるISSへのクルー輸送ミッション、テストフライトが再延期 11
ストーリー by hylom
続く遅れ 部門より
続く遅れ 部門より
headless曰く、
NASAは4日、米民間宇宙船による国際宇宙ステーション(ISS)へのクルー輸送ミッションについて、新たなテストフライトスケジュールを発表した(NASAのブログ、GeekWire)。
NASAは民間宇宙船によるクルー輸送ミッション計画で2014年にボーイングとSpaceXを選定し、2015年に正式発注した。無人・有人のテストフライトは当初、ボーイングが2016年、SpaceXが2017年に完了し、2017年中に認証マイルストーンに達する計画だった。
しかし、スケジュールは延期が続き、8月にはボーイングのテストフライトを2018年末~2019年初頭(無人: Orbital Flight Test)・2019年半ば(有人: Crew Flight Test)とし、SpaceXのテストフライトを2018年11月(無人: Demo-1)・2019年4月(有人: Demo-2)とするスケジュールが発表されていた。
新たなスケジュールではボーイングのOrbital Flight Testが2019年3月、Crew Flight Testが2019年8月となり、SpaceXのDemo-1は2019年1月、Demo-2は2019年6月となっている。その結果、実際のクルー輸送ミッションが運用可能になる時期として、1回目が2019年8月、2回目が2019年12月に設定されている。
一方ロシアは (スコア:1)
安全を確保するため、事故の原因がわかるまでソユーズの有人飛行は中止する [nhk.or.jp]と発表。
Re: (スコア:0)
今は無人補給船もあるから水や食べ物の補給はなんとかなるのが救いですね。
Re: (スコア:0)
今は例の穴開きソユーズが係留されていて、これの軌道寿命が200日で年末に切れるらしい。寿命を決めているのは推進剤タンクで、寿命を越えて放置すると腐食して破損する恐れがある。
滞在を延長するなら、来月打ち上げ予定だったソユーズを無人で飛行させて交換する必要がある。ソユーズは無人貨物船のプログレスと似通った構成で無人飛行はほぼ無改造で可能なはずだが、工数を考えると時間の余裕はない。
…という状況。
Re: (スコア:0)
新たな冷戦がはじまるから、工作が始まった。
どうせ延びると思ってた (スコア:1)
SpaceXには期待しているけど、彼らのスケジュールは信用していない。
いやSpaceXに限らず、ボーイングも何度も延期するし、最近はSLSも延期になったし、なんというか宇宙開発のスケジュールなんてあってないようなもの過ぎるわ…。
# そうやって延期してたらついにソユーズの事故という怖れていた事態があわわ
予言(?) (スコア:0)
民間宇宙船がどんどん打ち上げられる時代になれば、事故だってどんどん発生するようになりますよ
鉄道だって自動車だって航空機だって多くの人身事故を経験しながから安全性を向上させていったんだから、それが工学技術の本質的性質
Re: (スコア:0)
「見積もりを正確に取って予定通りやれよ」という圧力は昔からあるけど、手続きにうるさいドイツ人が延期しまくって成功させたのが月着陸で、合理性にうるさいアメリカ人が全世界同時中継で民間人を吹き飛ばしたのがチャレンジャー事故だから、もう予定外の事象で遅れるのは仕方ない。遅れを受け入れる or 人を殺す の二択は当分解消されない。
SpaceXの場合は出資者のマスク君が空手形を切りまくるクソ野郎だという問題がさらに乗っかってはいるけどな…
ISS無人になるんじゃ? (スコア:1)
現在ISSにいる57期遠征隊は56期から引き続き滞在する3人のクルーな訳だが
乗って帰還するMS-09は6月8日にISSへ到着したので
12月25日には軌道上での運用寿命200日を迎えてしまう
従ってそれまでにソユーズの打ち上げが再開しないと無人になる
Re: (スコア:0)
もしそうなったら、DEMO-1は無人でドッキングまですることになるの?
USの防衛航空メーカーって (スコア:0)
仕事やる気ないからなあ
いくらでも仕事遅らせてくるし