
窓ガラスの間に水を循環させる断熱窓。エネルギー使用率を25%低減 77
水が漏れそうでこわいな 部門より
この窓は二重ガラスの間に水を満たす構造となっており、この目に見えない水の膜は、太陽光からの熱を吸収したり、建物の内部から逃げる熱を吸収するそうだ。窓内部の水が一定の温度に達すると、その温水をポンプで排出。壁のパイプを通って建物内の貯蔵タンクに移動する。貯蔵された温水は蛇口からシャワーやお風呂の温水として利用できるとしている。
貯蔵された温水の温度は40℃以下にしかならないが、給湯器の負担を低減させる役割は期待できるとのこと。また冬場は凍結しないよう3層ガラス構成の「トリプルガラス」仕様になっているという。夏は涼しく冬は暖かい室内を提供できるほか、新技術の窓と標準的な窓と比較した場合、エネルギー料金が約25%削減できると開発メーカー側は推測しているという。