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宇宙

西暦773年に地球に未知の物体が飛来していた? 54

ストーリー by hylom
なにが起きたのか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

2012年11月、日本の科学者チームは世界のメディアが注目する発表を行った。杉の年輪の調査から放射性炭素14の濃度が西暦774~775年の間に急上昇したことを発見したのだ。その後の継続した調査で放射性炭素14の濃度が急上昇したのは西暦773年に特定された。放射性炭素14は地球の自然界にはほとんど存在しないことから、地球外から飛来したものであると推測されている(mediumnatureCorell大学slashdot)。

西暦773年に放射性炭素14が増えた原因として最初に考えられたのが、太陽のスーパーフレアの発生だ。しかし、最近の研究では太陽のスーパーフレア発生は3000年に一度であることから、その可能性は低いと考えられるようになった。別の可能性として考えられたのが近傍にある星の超新星爆発。この超新星爆発は太陽系すべてに影響を与える規模だと予想された。しかし、天文学者が超新星爆発を起こした可能性のある候補を調査した結果、歴史的に見ても該当する超新星爆発は見つけられなかった。

次に提示されたのが彗星の激突だ。2014年1月、研究者たちは、彗星が地球に対して影響を与えるほど放射性炭素14を残すためには直径100km以上のサイズが必要であるという試算を提示した。このほどの規模の彗星が部盛った場合、地球上に大型クレーターなどの痕跡が残る。しかし、該当するようなクレーターはないことからこのアイデアは却下された。現時点では、西暦773年に放射性炭素14が増えた原因は不明のままだ。しかし、宇宙から来たということは間違いないだろう。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 「宇宙裁判! 西暦775年 謎の大事件」 [nhk.or.jp]

    でもやっていた。真相は不明としながらも、太陽のスーパーフレアがあやしい、というような話があったような。

  • 炭素14は窒素が熱中性子線を吸収して水素を放出して生成される。
    773年の炭素14が彗星の様に直接宇宙からもたらされたものでなく、また太陽フレアや超新星の様に宇宙線によるものでなければ、地球大気圏内に原因を求めざるを得ない。
    つまり何かが大量の大気に熱中性子線を放射したことになる。熱中性子線を出す物と言えば原子炉。しかし773年の地球人に原子炉を作る技術はない。
    そう!つまり地球は773年に異星人の来訪を受けていたんだよ!!
  • by Anonymous Coward on 2014年02月04日 12時16分 (#2539023)

    ってナニ?

    • by Anonymous Coward on 2014年02月04日 12時25分 (#2539038)
      カナキーでの打ち間違い

      正:ぶつかった
      誤:ぶさかった

      [つ][さ]
      隣り合ったキーだね
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2014年02月04日 15時06分 (#2539159)

      「道の物体」を「未知の物体」と修正していたので、hylomどうかしちゃったのかと思ったが、やはり普段のhylomだった。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      「ぶつかった」のtypo?
      カナ入力だと「つ」の右が「さ」ですし。

  • by Anonymous Coward on 2014年02月04日 12時22分 (#2539032)

    真っ先に行くのは西暦774年ですね。

  • by Anonymous Coward on 2014年02月04日 12時32分 (#2539044)

    なんか文書記録残ってないんすかね?

    • NHK サイエンスZEROの番組によると、該当する記録が見つかっているそうです。夕方か夜が昼のように明るくなった、というような。

      それでも原因についてはすべての研究者を納得させるようなものはまだみつかっていない、とのこと。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2014年02月04日 13時55分 (#2539106)
        ツイッターで有志が探索してましたよね

        http://togetter.com/li/315711 [togetter.com]
        西暦775年、天の異変は記録されていたのか?
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2014年02月04日 15時45分 (#2539184)

          西暦775年のツィートにそれらしい現象が書かれたものがあるのを発見しました!

          #KY

          親コメント
        • by Anonymous Coward on 2014年02月04日 16時23分 (#2539201)

          南半球での可能性があげられているが
          ロシアの南極基地で超深度地下湖を掘削した際は
          774年以前の地層(氷層)も通過していますが
          特別に変化のある層は観測されなかった様子です。

          局地的というのは考え辛い現象なので本当に謎です。

          親コメント
          • だから異星人のビークルの原子力ジェットエンジン…。

            それはともかく水月湖のコアでの結果はどうなんでしょうね。気になってぐぐっても見当たらなかったんですが。
            親コメント
          • by Anonymous Coward

            局地的というのは考え辛い現象なので本当に謎です。

            局地的な可能性ってのはそんなに低いもんなんですか?
            二酸化炭素だと拡散早いのはわかりますが、それ以外で固体だと拡散も低そうなのですが……
            今度は拡散が低すぎてもっと時間的に広範囲の影響が出てるはずとかなんでしょうか

            • 一番最初のコメントでオレがネタっぽく書いてますが14Cってのは大気中の窒素が熱中性子線を吸収してできるものなんですよ。
              太陽からにしろ外宇宙からにしろ宇宙線の形で照射される場合に地球の一部だけ照射されて一部でだけ14Cのスパイクが観測されるとかは本来在り得ない訳で。
              南極氷床のコアから観測されなかったのには何か原因があるんでしょうが、とにかく今は謎ですね。
              親コメント
              • by Anonymous Coward

                C14の豊富な隕石とかってないんですかね?カーバイドや炭酸塩とかで。
                付近にそういうのが落ちて、数年とかかけて拡散していけば、とか思った。
                けど、そんなのが頻繁に起こってたら年代測定の信頼性に影響してただろうし、
                めったに起きないのであれば、この測定した杉にたまたま起きたってのはご都合主義か。

              • 14Cって半減期が5千年とかそんなのなんですよ。その短さから年代測定に使われる位で。宇宙レベルで見れば一瞬で消えてなくなる代物なんです。だもんで隕石に含まれるとか基本的に在り得ない。
                もし宇宙にあるとすれば彗星核に含まれるシアン化物の水素が変異したもので、ところが彗星核なんて点みたいなもんですから浴びる中性子線もたかが知れてて作られる14Cも微量だと。
                その辺の理由から上にある直径100kmの彗星なんて話になるんだと思います。
                親コメント
    • by Anonymous Coward

      な、無し・・・・

      • by Anonymous Coward

        おそらくこの話自体、にちゃんねらーの釣りってことかと。

    • by Anonymous Coward

      その文書記録にそれらしいのが残ってないから原因不明なんでしょう

    • by Anonymous Coward

      人がいる地域なら残るでしょうけど、そうでなければ…。どこかで火山が噴火して地中から放射性炭素14が…うん無理がありますね。

      • by Anonymous Coward

        地中にC14あるんだっけ?

    • by Anonymous Coward

      何も残ってないから謎になってるわけですな。

      「太陽が異常な状態だった」とか「天空に突如まばゆい星が現れて7日間輝いた」とかあれば
      それが原因じゃなかろうかって推測できるんだろうけど

  • by Anonymous Coward on 2014年02月04日 13時03分 (#2539064)

    温暖化の影響に決まってるじゃないか

  • by Anonymous Coward on 2014年02月04日 13時36分 (#2539092)

    > 最近の研究では太陽のスーパーフレア発生は3000年に一度であることから、その可能性は低いと考えられるようになった。

    3000年に一度であることから、なぜ可能性は低いと考えられるのか、よくわからないです。

    • by t-wata (10969) on 2014年02月04日 17時28分 (#2539254) 日記

      3000年に1度の現象で炭素14の濃度が上がるなら、例えば過去1万年間に同様の事象が数回起きていないとおかしい(けど起きたのは773年だけ)、という事では?

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      過去に起こったスーパーフレアの影響が古代文明や旧石器時代の遺物に残っていて、
      それを元にした場合に773年はハズレだったのでは?

    • by Anonymous Coward

      「3000年に一度」の意味合いによるでしょうな。

      単に、起きるタイミングはランダムで確率が3000年に一度ってことなら、おっしゃるとおりありうる話。
      #1/300のパチンコで70回転で当たった後1000回以上はまるってのは珍しくない(汗)

      一方で、何かが徐々に溜まって3000年程度で臨界に達してスーパーフレアになるって意味の「3000年に一度」なら、西暦774年の3000年前ぐらいのところで同様の現象がないとおかしい。
      #3000年というのもきっちりしたものではなくおおよその数字でしょうし、その上ばらつきもあるかもしれませんが

      で、話の流れから後者じゃないんでしょうか。

  • by Anonymous Coward on 2014年02月04日 14時48分 (#2539145)

    未発見の文明で核戦争が起きて、滅んだんだろう。

  • by Anonymous Coward on 2014年02月04日 21時01分 (#2539435)

    名古屋大学プレスリリース 10世紀における宇宙線イベントの発見 [nagoya-u.ac.jp]
    国際宇宙線会議2013 Rapid events in the carbon-14 content of tree-ring [www.cbpf.br]
    第7回ひのでサイエンスミーティングRapid events in the carbon-14 content of tree-rings [kyoto-u.ac.jp]

    ・993-994年にも炭素14が急増していたことを発見。規模は774-775年の6割。
    ・ドイツ南部産オークとニュージーランド産カウリでも774-775年に炭素14が急増していたことが確認された。
    ・飯田産ヒノキでも993-994年に炭素14が急増していたことが確認された。
    ・スーパーフレアはこれまで考えられていたよりも頻繁に発生していたのかもしれない。

  • by Anonymous Coward on 2014年02月04日 22時38分 (#2539490)
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア

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