
米国でも遺伝子編集技術「CRISPR」を用いたがん治療臨床試験の準備が整う 4
ストーリー by hylom
ブレイクスルーとなるか 部門より
ブレイクスルーとなるか 部門より
taraiok曰く、
ペンシルバニア大学の研究者らが、癌患者に対し免疫細胞を遺伝子操作によって改変する臨床試験を行う準備が整ったと発表した(MIT Technology Review、Slashdot)。
この臨床試験は、遺伝子編集を行うためのCRISPR技術を使って人間の免疫細胞を改変し、がん細胞を殺すような機能を持たせることが目的。このような遺伝子編集を用いた臨床試験は2015年に中国で行われているが、米国では初めてとなる。
試験では多発性骨髄腫、肉腫、メラノーマ(悪性黒色腫)の3種類のガンと戦っている18人の患者が登録される予定。米国では2016年6月にヒトの患者で研究を行うことを認可していたが、実際に具体的な試験時期は不明だった。
ただし、Penn Medicineの広報担当者は、試験準備は最終段階に入っているが、具体的な予測開始日は確定していないと語っている
お値段は? (スコア:2)
特許や、今回の様な時間と人件費を多く要し、かつ安全性の確認していたら
値段も上がるとおもうけど、
非情な安価(あえて誤字)医療費にあぐらをかいている現在の日本ではどう評価されるのでしょうか