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宇宙

正常に軌道離脱しなかったFalcon 9ロケット第2段の圧力容器、燃え尽きずに農場へ落下 23

ストーリー by nagazou
落下 部門より
headless 曰く、

米ワシントン州やオレゴン州では3月25日夜、Falcon 9ロケット第2段の再突入とみられる火球ショーが観測されたのだが、アルミニウム製ライナーをカーボン繊維で包んだ圧力容器(COPV)が燃え尽きずに地上へ落下し、ワシントン州の農場で見つかったそうだ(グラント郡保安官のツイートTri-City Heraldの記事GeekWireの記事The Vergeの記事)。

この再突入についてSpaceXは何も発表していないが、3月4日のStarlinkミッションで打ち上げられたFalcon 9ロケット第2段の軌道離脱噴射が完了しなかったものとみられている。そのため、ロケット第2段は22日間地球を周回した末、通常の陸地から遠く離れた海洋上ではなく、人口の多い地域から観測可能な位置で再突入することになったようだ。

落下物を発見した農場主はロケットの一部ではないかと考えて保安官事務所に連絡。副保安官がSpaceXに連絡したところ、Falcon 9ロケットのCOPVであることが確認され、SpaceXが回収していったという。落下による被害はなかったが、地面には4~5インチのへこみができていたそうだ。現場はワシントン州中央に位置するグラント郡南西部だが、見物人やメディア、トレジャーハンターが集まることを避けたい農場主の希望により具体的な場所は公表されていない。

  • by Anonymous Coward on 2021年04月06日 14時26分 (#4007646)

    グラントUFO墜落事件の始まりであった。

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2021年04月06日 15時14分 (#4007682)

    むしろ逆に1000年以上落下しない起動に移動したほうが低リスクでは?
    デブリは後世の人がなんとかしてくれるでしょ?

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      クレーターじゃなくて「地面には4~5インチのへこみ」ですんでいるのは制御落下のおかげでは?

      • 制御落下というのは下に人のいないタイミングを狙って逆噴射で減速するわけですが、大気圏突入で大気から受けるエネルギーも下がるので、機体が受けるダメージも減って生残性は上がるんではないかと。

      • by Anonymous Coward

        制御落下は、南太平洋とか南インド洋とかに落下させて地上に落とさないためにやるものであって、
        クレーターとか関係ないわ

        ロケット二段目くらいの重量じゃクレータなんてどっちにしろ出来ない

      • by Anonymous Coward

        誤解してるようだけど、今回は制御落下できなかったのですよ。
        無制御での落下。

        制御落下=地球上の意図した場所に落とすこと。大抵は南太平洋のど真ん中付近に落とす。

        10cmぐらいの凹み、ってのは地質次第な所もあるけど、燃え尽きずに落ちてきたのはカーボンファイバー・アルミニウム製のタンク。
        中空のタンクなので、断面積に対して質量が軽い。つまり空気抵抗で減速しやすい。
        地上に落ちてきた時には、おそらく「 終端速度 [wikipedia.org]」になってたと思われます。

        終端速度の計算はカシオのサイト [casio.jp]でできるのだけど、パラメータがわからん。
        すごく適当に、ロケット部品だから軽量だと仮定し、

      • by Anonymous Coward

        最終的な落下速度は空気抵抗とかでほぼ勝手に決まるので、
        制御できるのは落下位置や軌道による機体の壊れやすさ。
        無人の場所に向けて、地表に落ちる前に全部燃え尽きるように落とすのが理想。
        人のいる地域で地表まで物が落ちた時点で完膚無きまでの失敗。

        • by Anonymous Coward

          飛行機とか人とかに当たらなくて良かったですよね…。

    • by Anonymous Coward

      いや、デブリは明日の打ち上げや今日の衛星運用の邪魔になっているのですけれど。
      # ケスラーシンドロームで全ておじゃんになる日を見てみたい気もする。

    • by Anonymous Coward

      その「1000年以上落下しない軌道」とやらに打ち上げて、そこにゴミが
      ひたすら単調増加していくのに、一体どうやって未来永劫ゴミ同士の衝突や
      軌道変更を防ぐことができるというのだろう。

      宇宙開発版の技術的負債ってか。

      • by Anonymous Coward

        技術でもなんでもない単なる負債。

    • by Anonymous Coward

      そんな高い軌道に上げるような残存燃料無いです。
      制御落下させて南太平洋に落とすのが一番良い。GoogleMapで見ればわかるけど南太平洋はほぼ全て海しかない…。

      ついでに言うと、今回は制御に失敗したので、1000年落ちてこない軌道に上げる処理も同様に失敗する可能性がある。その場合、今回と同じ無制御の落下になる。
      だから、制御落下を行わない理由にはならない。

      制御落下に失敗した時のリスク回避と落下予報とかは今後重要になりそうだけどね。
      自分が思いつく限りだと、独立したユニットがロケットの位置を認識して、小型の軌道制御装置(スラスタか帆か伝導テザーかその他)でリスクがマシなところに落ちるようにする、って仕組みを入れとくぐらいか。

    • by Anonymous Coward

      大型衛星のかわりに小型の低高度衛星コンステレーションにして、2~3年たったら次々に落下して大気中で燃え尽きるようにすれば良い

  • by Anonymous Coward on 2021年04月06日 17時33分 (#4007793)

    ワシントン州って太平洋側にあるんですよ。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      まぎらわしいから、ワシントンDCかワシントン州のどっちかを改名してほしいな

  • by Anonymous Coward on 2021年04月07日 2時04分 (#4008022)

    ハヤブサは小惑星帯まで行って燃え尽きた。
    簡単な仕事過ぎて不完全燃焼だ。

    ここに返信
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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