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国際宇宙ステーション

国際宇宙ステーションの宇宙飛行士、宇宙で栽培した野菜を初めて試食 28

ストーリー by hylom
宇宙サラダ 部門より
headless 曰く、

国際宇宙ステーション(ISS)滞在中の宇宙飛行士が10日、ISSで栽培した野菜を初めて試食した(Intl. Space StationのツイートISS Researchのツイート[1][2][3])。

試食したのはNASAのスコット・ケリー宇宙飛行士とチェル・リングレン宇宙飛行士、JAXAの油井亀美也宇宙飛行士という、第44次長期滞在クルー3名。中部夏時間午前11時46分、収穫したレッドロメインレタスを消毒後、3名がそれぞれ1枚ずつ手に持って試食した。なお、最初は味付けなしで一口食べ、次にオリーブオイルとバルサミコ酢で味付けして食べている。

ISSでは微小重力状態での植物の成長を研究するため、2002年から植物栽培装置を導入して実験を続けているが、栽培した植物を試食するのは今回が初めてだという。今回レッドロメインレタスの栽培に使用したのはOrbital Technologiesが開発した「Veggie」と呼ばれる栽培装置で、赤・青・緑という3色のLEDで光を当てて植物を育てる仕組みになっている(NASAThe Verge)。

ISSでのVeggieを使用した最初の実験は2014年に行われ、33日間かけて成長したレッドロメインレタスは分析のため地球に送られていた。今回試食したレッドロメインレタスは2回目の実験で栽培されたもの。7月8日にケリー宇宙飛行士が種を含んだ「pillow」と呼ばれる小さなマットを装置にセットし、33日後に収穫している。

宇宙船内での持続的な食糧供給を可能にすることは、火星探査など長期間にわたる将来の探査ミッションで重要な役割を果たすだけでなく、宇宙飛行士のレクリエーションとしても活用できる。また、新鮮な食品を口にすることは、宇宙飛行士の精神衛生面でも良い効果をもたらすとのことだ。

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  • 綺麗な野菜 (スコア:2, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2015年08月12日 14時47分 (#2863277)

    地上の放射能まみれの野菜はもう嫌だ
    宇宙の綺麗な野菜が食べたい

  • > 赤・青・緑という3色のLEDで光を当てて植物を育てる仕組みになっている
    リンク先の写真見て、「え、緑どこ?」って思うのは特殊な人種なのかな。植物を人口光で育てる際には、主に光合成に役立つ赤と新たな芽吹きを促す青があればいいみたいですね。

    • 植物(葉緑体)が緑に見えるのは相対的に緑の吸収率が低いから。
      つまり緑色の光を当ててもたいして使ってくれないってことですね。

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      • by Anonymous Coward on 2015年08月11日 23時04分 (#2862864)

        そういうものでもないらしい。

        どうして植物は緑色光を使わないのか? [jspp.org]

        葉が緑色に見えるのは、「葉が緑色光を吸収しないからである」、あるいは、
        「緑色光は吸収されないのだから光合成には使われない」、とよく言われます。これらは実は正しくありません。
        確かに光合成色素のクロロフィルは青色光や赤色光に比べて緑色光を吸収しにくいのですが、
        吸収がゼロというわけではありません。 逆説的に思えるかもしれませんが、実は、「緑色光を吸収しにくいこと」が、
        緑色光の効率的な利用に役立っているのです。…

        …通常の緑葉の青色光や赤色光の吸収率が90%程度であるのに対し、緑色光も70〜80%が吸収されるようになります。

        親コメント
        • とても参考になります。
          minetさんの内容はNASAの記事中にもありますし、あなたの引用している内容とも矛盾しません。
          地球上、天然の環境下では光の強さを自分で調節することができないので、当たった光を最大限に活用する必要がある。だから緑もエネルギーの足しとして必要だし、使われている。
          人工光で育てるなら強度分布に自由度があるので、低効率な緑は捨てて高効率な赤青を強めれば良い。
          その方が実験系も単純で、考察しやすいのではないでしょうか。

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        • おお、さすが生物。
          多少吸収率が低くても効率よく利用してるんですね。

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    • by Anonymous Coward

      ではここで問題
      ヒゲは黒いのに、夕方くらいになると青く見えるのはなぜでしょう?

  • by Anonymous Coward on 2015年08月11日 17時05分 (#2862588)

    微小重力下でつながれた糖・たんぱく質等が地球重力下でつながれた長さと同じじゃないかも?とか?
    宇宙放射線の影響が心配、とか?

    • ISSは閉鎖空間なので、空気内の化学物質や微生物などの汚染物質による影響が懸念されているようです。Veggieよりも前の栽培実験 [nasa.gov]では、ミズナで遺伝子の発現が変化したことが確認されています。1回目の実験で栽培されたレタスについては、食品として安全かどうか、微生物学的な分析が行われたそうです。
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      ロシアでは観察用の野菜を勝手に食べてしまって、嘘の観察日記をつけ続けたとか...

      • by Anonymous Coward

        去年地球に送った分だって
        うまくちぎればバレないと思うんだけど
        葉物野菜は水分量や呼吸で重さが変化するので少々質量が減っていたとしてもわからないだろ
        つまみ食いを防ごうと思ったら装置を密閉して
        空気や水も含めてミリグラム単位で質量を監視しないと無理

    • by Anonymous Coward

      たしかにプリオン的なヤバいのが出来ないとも限らんもんな
      第1世代は大丈夫でも、第2第3となると…それを調べるのに時間がかかってたのかな

    • by Anonymous Coward

      いままで作ったことがないものだけに、
      下手な遺伝子操作よりも怖いものになる可能性も否定出来ない。
      放射線は、ゼロではないにしても、直射日光をあてないようにLED栽培したんだろうからそれほど心配ではないけど、
      何かの刺激で毒を作り出したりするかもしれない。

      地上の研究者なら「食べてみた」なんてことも可能だが、
      宇宙飛行士は帰ってくるまでがミッションだから。

      • by Anonymous Coward

        よく考えたら、スペースコロニーの想像図とか、
        普通に直射日光取り込んで生活したり農場作ったりしてるのな。
        まあ未来技術の放射線フィルターぐらいはあるのだろうけど・・・

        • by Anonymous Coward

          フィルターも含めてふぃくしょんですからね~

        • by Anonymous Coward

          一応特殊ガラスにくわえて、数kmの大気でフィルターされるという前提じゃね。(円筒型。ガンダムで有名な奴。)

          トーラス型だとそこまでの大気がないから、入り口にもうちょい反射や散乱をさせる工夫があるっぽい。

  • by Anonymous Coward on 2015年08月11日 17時09分 (#2862591)

    何気にすごいニュースな気がする。
    今後は、閉鎖環境で生命サイクルを育むバイオスフィア2 [b2science.org]のような研究の成果が生かされていくんだろうか。

  • by Anonymous Coward on 2015年08月11日 17時29分 (#2862615)

    を入れると危険かどうか、試験してみよう

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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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