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2016年12月13日のサイエンス記事一覧(全4件)
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地球

パリ、大気汚染悪化により公共交通機関の期間限定無料化と車の使用規制を行う 23

ストーリー by hylom
花の都がこんなことに 部門より

フランス・パリで大気汚染が悪化したため、公共交通機関の期間限定無料化と自動車の走行規制が行われた(AFPロイターIndependentCNN.co.jpSlashdot)。

規制が行われたのは今月6日~9日で、この間自動車はナンバープレートの末尾が偶数か奇数かによって市内を走行できる日が決められ、それ以外の日の走行には罰則が設けられた。また、この間は地下鉄やバスなどの公共交通機関が無料で利用できるようになったという。

パリ市の大気汚染は「過去10年で最悪」のレベルだそうで、交通規制でこれを改善する試み。ただ、規制が開始された6日だけで1700人以上のドライバーが違反による罰金を科せられているという。

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国際宇宙ステーション

暗黒物質の証拠? ISSで反ヘリウムとみられるデータを観測 20

ストーリー by hylom
900億分のいくつか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

欧州合同原子核研究所 (CERN)が8日、国際宇宙ステーション (ISS)の「アルファ磁気分光器」(AMS-02) による5年間の観測データを分析した結果、900億個の粒子の中から数個の反ヘリウムと思われる粒子を発見したことを発表した(産経新聞sorae.jpphys.org)。

AMSは強力な磁場で宇宙線を測定する観測装置。反ヘリウムは2011年に米国のブルックヘブン国立研究所(BNL)の実験で人工的に作り出されたものが確認されているが、自然界での発見は事実であれば世界初となる。反物質は現在の宇宙にはほとんど存在しないが、暗黒物質同士が衝突して崩壊した場合に反ヘリウムが発生することが示唆されており、暗黒物質が存在する証拠の一つとなる可能性もあるという。

ただし、現時点ではまだ観測データが極めて少ないため、発見を確定させるために今後さらなる観測が行われるとのこと。

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サイエンス

アフリカのある地域では多くの象が牙を持たずに生まれてくる 47

ストーリー by hylom
これが自然淘汰か 部門より

アフリカで、牙を持たずに生まれてくる象が増えているという。これは象牙を狙った密猟の結果ではないかと議論されているそうだ(IndependentThe Timesギズモード・ジャパン)。

調査によると、一般的に牙を持たないメスの象の割合は2〜6パーセントだが、アフリカのある地域ではメスの象の98%が牙を持っていないという。アフリカでは長い間象牙を狙った密猟が問題となっており、そのために多数の象が殺されていた。また、牙を持たないメスから生まれた子孫は牙を持たない確率が高い。その結果、このように牙を持たない象が増えるようになったのではないかとされている。

また、牙を持った象も、そのサイズが以前の半分程度に小さくなっていることも確認されているそうだ。しかし、象の牙は水や食べ物を掘り出すための道具であり、障害物を排除したり身を守るための武器でもある。さらに性的魅力を示すものでもあるが、これが無くなることで象たちにどのような影響があるのかはまだ議論の余地があるようだ。

13066802 story
政府

日本の大学・研究機関での理不尽なローカルルール 139

ストーリー by hylom
どうしてこうなった 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

河野太郎衆議院議員がブログで「研究の阻害になっている、あるいは無駄な事務作業を発生させている、必要なことができないなどの原因となっているローカルルールを集めたい」と告知をして集めた、大学や研究機関でのローカルルールの一部が公開されている

「無駄なローカルルール」としてはやはり研究費や支出関連が多いが、「招聘した研究者に支払う旅費から20%が源泉徴収される」「古くなった機材を廃棄する際にはメーカーに『修理不能証明書』を発行してもらわないといけない」「出張に飛行機が利用できない」「会議で弁当を出す稟議書類に弁当の中身まで詳しく書かなければならない」など、もはや意味が分からないルールも挙げられている。

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