NASAが地球に近い環境を持つ可能性がある惑星を新たに発見、地球から約40光年の位置 75
ストーリー by hylom
とはいえ40光年 部門より
とはいえ40光年 部門より
NASAが23日、地球サイズで生命が居住可能な環境を持つ可能性がある惑星7つを発見したと発表した(Nature、日経新聞、NHK)。
NASAのスピッツァ―宇宙望遠鏡による観測などで発見されたもので、これらの惑星は地球から約40光年離れた場所に位置する「TRAPPIST-1」と呼ばれる赤色矮星を中心とする系を構成している(NASAのTRAPPIST-1ページ)。うち6つは岩石惑星であり、。また一部の惑星には水が存在する可能性もあるようだ。
そのほか、TRAPPIST-1はまだ若い星で太陽よりも長い寿命があることや、地球のような惑星がまだ宇宙には多く存在する可能性があり「第2の地球」が見つかるのは時間の問題であることなどが発表では示されたという。
参考情報 (スコア:5, 参考になる)
国立天文台渡部副台長のコメント [nao.ac.jp]
第23回 自然科学研究機構シンポジウム [nao.ac.jp]
・講演1:太陽系外地球型惑星を見つけよう
・講演2:系外惑星誕生の現場を見つけよう
参加申し込みは締め切られてますが、Youtubeとニコ生で中継があります。
第841回天文学普及講演会 [kahaku.go.jp]
天文ニュース解説と言うことで最近の情報の解説があるはず
おまけ (スコア:2)
件の惑星からの想像図 [nasa.gov]
なんだよこれ
Re:おまけ (スコア:1)
スマホの待受画面にはいいかな
40光年で連想したもの (スコア:3, 興味深い)
40光年って太陽系近辺だと感じるんだけど、太陽みたいなサイズの星で未知のものもあるんだろうか。で、ハビタブルゾーンに地球型の惑星があってもおかしくないのかも、という期待を持てる発見だよね。
Re:40光年で連想したもの (スコア:2, 参考になる)
太陽系を中心にして半径30光年の宇宙には20個のG型恒星(太陽に良く似た星)が見つかっている [sci-museum.jp]そうで、40光年内ならもっと多数あるんだろうね。
だがしかし、だ。そこを廻る地球に似た星は1年に1回くらいしか主星の周りを回らないので観測が難しいのよな。
今回の話も例に漏れず小さな恒星の直ぐ側にあるハビタブルゾーンを数日でビュンビュン回る惑星だったから今の人類の観測技術で年に百回ほども回るのが観測できるから引っかかった訳で、太陽に良く似た星を廻る地球に良く似た星――ベルウィック星とかクレアド星みたいの――が見つかるのは技術の進歩を待たないといけないだろうね。
でも、そうなるとひょっとしたらケンタウルス座α星Aのハビタブルゾーンに地球と良く似た星が見つかったりすらするかも知れない。
# まめちしき
# 主系列星のスペクトル分類は"Oh, Be A Fine Girl Kiss Me."と憶えるんだぞ。
自転してんのかな (スコア:3)
木星の1.11倍程度の質量しかないんならその惑星の公転軌道も母星に近いだろうし、惑星はみんな自転してない(公転と自転が同期しているいわゆる潮汐ロック)んじゃないの?と思ってしらべたら公転軌道は結構遠いのね。
木星のガリレオ衛星は公転軌道半径が42万km~188万kmくらいだけど今回発見されたハビタブルゾーン惑星のe~hは418万km~673万kmの公転軌道半径。
重さも地球の0.6~1.3倍もあるなら自転は止まってないかもしれないね。
(この惑星系ができて100億年経過したとかなら止まってるかもしれないけど宇宙ができてまだ138億年だし惑星系があるということは第二世代以降の恒星だろうし(第一世代の恒星には水素とヘリウムしかないのでたぶん惑星系はできない))
やっぱしてない自転? (スコア:3)
https://exoplanets.nasa.gov/system/content_pages/main_images/2981_t1d_... [nasa.gov]
とここまで書いてNASAの想像図みたら恒星側だけ氷が溶けてたりして自転してないことが示唆されてるぞっ
Re:やっぱしてない自転? (スコア:2)
自転していないのではなく、恒星との距離が近いために潮汐ロックによって月と地球のように、常に同じ面が恒星に向かっていると予測されているようです。
Re:やっぱしてない自転? (スコア:2)
ソース貼り損ねました
http://www.eso.org/public/archives/releases/sciencepapers/eso1706/eso1... [eso.org]
Re: (スコア:0)
それを「自転していない」と表現しているんだと思うが
公転一回につき一回自転するやろ!!とかそいう話っすか?
Re:やっぱしてない自転? (スコア:1)
あ、そう書いてますね。お騒がせしました
Re: (スコア:0)
恒星に対して垂直な自転軸って可能性はないのかな
Re:やっぱしてない自転? (スコア:2)
天王星みたいなものですか。
そういえば天王星も南北でだいぶ明暗差がありますね。
Re:やっぱしてない自転? (スコア:1)
> 恒星に対して垂直な自転軸
自転の北極(or南極)が恒星の方を向いていれば、自転しても恒星の向きは変わらないので、半面はずっと昼でのこり半面はずっと夜、という考えなのだと思いますが…
公転しても自転軸自体は回りませんから、そこから90度公転すると、赤道が恒星の方を向いて自転により全表面がまんべんなく恒星の光を受けるようになり、
さらに90度公転すれば、もとはずっと夜だった側がずっと昼になります。
白夜・極夜のグレードアップ版なだけ。
光速は致命的に遅い (スコア:0)
宇宙空間のスケールに対してね。
もう「光年」という単語を聞いた時点で現実味の無い話として受け流している。
地球に似た惑星を探すより、超光速で移動できる手段を見つけるのが先だと思うよ。
Re:光速は致命的に遅い (スコア:3)
ワープ5(22世紀換算)だと2週間かからないよ。
Re:光速は致命的に遅い (スコア:1)
> ワープ5(22世紀換算)
22世紀換算だと、光速の125倍だから、40光年飛ぶのに0.32年=約4ヶ月かかるのでは。
24世紀換算でも、光速の214倍で、40光年に3ヶ月。
#22世紀換算はファクターの三乗なので簡単なんだけど24世紀換算はさっぱりなのでこちらを参考に [m-nomura.com]
それにしても、TOSでのエンタープライズの巡航速度(ワープ6=光速の216倍)って遅すぎ。5年間の調査飛行を精一杯つかってもせいぜい500光年しか行けないし、何度か帰ってきてた覚えがあるから、調査範囲はもっと狭そう。
地球と、クリンゴン、ヴァルカン、ロミュランってどんだけ狭いところにかたまってるんだ…
Re:光速は致命的に遅い (スコア:2)
4光年で計算してしまった…
Re:光速は致命的に遅い (スコア:2)
地球とヴァルカンは16光年の設定ですね。
Re:光速は致命的に遅い (スコア:2)
アメリカ人のエンタープライズ好きったらほんと筋金入りだなあ
Re:光速は致命的に遅い (スコア:2)
光速度がもっと速いと、核融合での放出エネルギーはもっと大きくなるから、太陽はもっと熱く、短命だ。重元素はもっと多いだろう。
当然、ハビタブルゾーンはもっと主星から遠くなる。
もっというと、ビッグバンから物質が生まれるのがもっと遅くなったり少なかったり、インフレーションはより大きかったり…
とか、宇宙の定数がちょっと変わったときの想像をしてしまいました。
Re:光速は致命的に遅い (スコア:1)
Re: (スコア:0)
光でモールス信号送り続けて
40年後に期待するか
Re: (スコア:0)
返答を待つなら80年後に期待しないと…
Re: (スコア:0)
今やっとアレシボメッセージへの返信つくって出したとこ。もう40年まちなー。
# で40年後に物質転送装置の受信部の設計図が届いちまったら。
# はたして作るべきか作らざるべきか。
Re:光速は致命的に遅い (スコア:1)
とりあえず地球上で作るのは止めておいた方がいいな
Re: (スコア:0)
40光年なら地球規模の超国家プロジェクトでやれば1200年ぐらいでどうにかなるんじゃ
現在最速を出すために核爆弾を使った加速方法は検討のうちに一応あるから
オリオンだと光速の3.3333333333%まで行けるんでまぁいけなくはない
核兵器廃棄のためにも丁度いい国家プロジェクトな気もする
無人探査機をぶち込むのにペイロードも下げればもうちょい速度出せるんじゃないかと。
減速?おいおい、マグロは泳ぎ出したら止まらないんだぜ
Re: (スコア:0)
>核兵器廃棄のためにも丁度いい国家プロジェクトな気もする
宇宙にゴミを撒き散らしに行ったことで地球が銀河連邦からテロ星認定を・・
Re: (スコア:0)
減速用の核も積んで現地で使えばいいじゃん。
Re: (スコア:0)
「もう」って…。
Re: (スコア:0)
宇宙スケールに限らず光速は遅いでしょ。
ただ人の日常感覚には充分速い。
Re: (スコア:0)
つっても、太陽系の外になったらもう距離の単語は光年かパーセクかどっちかしか出てこないし……
Re: (スコア:0)
光速は早くも遅くもない。宇宙の法則の中で一つの基準であるだけ。
相対速度は無限に大きくすることはできるし、光速に近づけば近づくほど、相対している対象までの距離は無限に短くなり、到着までの時間も無限に短くなる。
地球から観測する限り宇宙船は40年以上かかるわけだが、当の宇宙船内部では数日、または数時間、ひょっとすると数秒で到着することだってできる。加速度でなかの人間は死んじゃうかもだけど。
超光速がもし実現したら、もう少し正確に表現すると光速以下の物体が超光速になるような運動ができたとしたら、過去に行けたりしてしまうのでそっちの方が問題だ。
Re:光速は致命的に遅い (スコア:1)
最初のワープでタイミングずれたら宇宙が壊れるとか脅しておきながら
後半は連続ワープしてたのをみて
…なんでそこだけ手動しかも後半慣れたのかバンバンやってるよorz
って当時でも萎えた覚えがありますね。
Re:光速は致命的に遅い (スコア:2)
どうでもよくないよ! やたら強調されたボディラインのスーツは評価するけど、
透過率、そう、透過率が足りないよ。もっと初代の気合の入ったワープ時に
下着だけきちんと見えるというあの絶妙な透過率を再g(銃声
地球換算でどのくらいなんだろう (スコア:0)
自転・公転周期にもよるとは思うけれど
各惑星は地球の年代でいうと
どのくらいの時代なんでしょうね
植民星に支障でるような生命体の度合いがだいぶ変わりそう
# 日照面が固定の可能性もあるらしいからあてにしようもないか
Re:地球換算でどのくらいなんだろう (スコア:4, 参考になる)
> # 日照面が固定の可能性もあるらしいからあてにしようもないか
eye ball earth(目玉の様に太陽面だけ水面がある)って奴ですね。
対流があるので星全体で安定した気温という説もあるようです。
生命の存在はどうやって調べるの? (スコア:0)
光を調べて緑が多いとかは分かるだろうけど、それでも決定的じゃないでしょ。
中心星が赤色矮星だから生命体が利用する光も違うだろうし。
惑星から人工の電波でも届けば分かるだろうけど。
Re: (スコア:0)
緑色には何の意味も無いけど、分光して酸素分子が妙に多かったら、何らかの酸素発生主体、例えば生命の存在が疑われる。
Re: (スコア:0)
有機生命体だけが生命なのだろうか
Re:生命の存在はどうやって調べるの? (スコア:1)
Re: (スコア:0)
それ言い出すと
それは地球上でもいるかもしれませんよね?で、それは地球上に存在したとして認識できる存在なんですか?
以上でも以下でもない話になるかと
Re: (スコア:0)
なんか気付いたら「生命が存在するには水が不可欠」って普通に断言されてる世の中になってたんだけど
無機生命体とか地球の生命とは全く異なる組成で自律行動する存在はありえないって研究結果でもあったのだろうか
ARMSを思い出した
Re:生命の存在はどうやって調べるの? (スコア:1)
「生命が存在するには水が不可欠」
ではなく
「水がないと化学合成を起こすのが限りなく厳しく、生命が発生するにはせめて化学合成ができないと限りなく厳しい」
という所から水が重視されてるわけで
#
アンモニアの水でもいけるかも的な話はある
今更ですが赤色矮星って高密度なんですね (スコア:0)
半径が木星の1.11倍で小さいけど核融合起こるのかなと思って質量を調べたら、太陽の0.08倍なのでぎりぎり水素核融合できる質量なんですね。
質量調べた時に、直径に対して質量が太陽や木星と比べてかなり重いと思ったのですが、TRAPPIST-1に限らず赤色矮星ってかなり密度高い(TRAPPIST-1で太陽の50倍くらい?)のですね。知らなかった。多分、核融合が弱いから余り膨張していないってことですよね。
そんでもって、そもそも恒星の平均密度が概ね質量の二乗に反比例するということを知りませんでした。(青い星はスカスカなんですね。もちろん中心核の密度は重い方が大きいと思います。主系列星は質量が半径と比例するとか明るさが質量の三乗に比例するとか知らんことばっかりだなぁ…。)
(質量の二乗に反比例するとTRAPPIST-1の密度が太陽の150倍?程度になるはずですが…金属分が少し多くて中心核が重い為核融合が若干活発でガスが膨張しているのかな…それとも質量が小さい程計算値より密度が小さ目に外れていくのか…中心温度が微妙に違うのか…分からん)
Re:今更ですが赤色矮星って高密度なんですね (スコア:2)
そんでもって、そもそも恒星の平均密度が概ね質量の二乗に反比例するということを知りませんでした。(青い星はスカスカなんですね。もちろん中心核の密度は重い方が大きいと思います。主系列星は質量が半径と比例するとか明るさが質量の三乗に比例するとか知らんことばっかりだなぁ…。)
ベテルギウスは直径が太陽の1000倍もあるけど質量は太陽の20倍しかない。
直径の0.1%の中心核に全質量の3割が集中してて
直径の0.0003%には全質量の1割が集中している。
#東京ドーム(直径244m)でたとえると
#だいたい二塁ベース(30cm四方)くらいの領域に3割の質量が、
#二塁ベースになぜか乗ってるゴマ粒(直径0.72mm)の大きさの領域に全体の1割の質量が集まってる感じ。
つまり逆に言うと赤色巨星の外縁部ってのは「ちょっとあったかいだけの真空」でしかないわけで(地球の高度100㎞くらいの気圧)そこははたして本当に恒星なのか宇宙なのかその差は曖昧な気がする。
Re:今更ですが赤色矮星って高密度なんですね (スコア:1)
太陽をお外から見たらコロナまで含むのか、それとも光球だけしか見えないのか、ちょっと気になりまする。
Re:今更ですが赤色矮星って高密度なんですね (スコア:1)
バスターマシン3号の話でしょう(ちがいます
TRAPPIST星人と通信はできるか (スコア:0)
人間と同程度の文明があるとして互いに他の存在が分かってるとして、今の技術粋を集めて40光年先の星と通信できるかどうか。
できるなら40年に一度の会話を楽しみたい。
Re:TRAPPIST星人と通信はできるか (スコア:2)
向こうは高度に文明が発達しており、その技術により、文明活動の電波漏れが無視できるほど少なくされている。
こちらが垂れ流す電波は、向こうで生暖かく見守られている。
電波による通信は往復80年で可能なのだが、
こちらがメッセージを送っても、ワープ航法を確立していない星に対する返事が禁止されてるので、返事はこない。