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地球

NASAが地球に近い環境を持つ可能性がある惑星を新たに発見、地球から約40光年の位置 75

ストーリー by hylom
とはいえ40光年 部門より

NASAが23日、地球サイズで生命が居住可能な環境を持つ可能性がある惑星7つを発見したと発表したNature日経新聞NHK)。

NASAのスピッツァ―宇宙望遠鏡による観測などで発見されたもので、これらの惑星は地球から約40光年離れた場所に位置する「TRAPPIST-1」と呼ばれる赤色矮星を中心とする系を構成している(NASAのTRAPPIST-1ページ)。うち6つは岩石惑星であり、。また一部の惑星には水が存在する可能性もあるようだ。

そのほか、TRAPPIST-1はまだ若い星で太陽よりも長い寿命があることや、地球のような惑星がまだ宇宙には多く存在する可能性があり「第2の地球」が見つかるのは時間の問題であることなどが発表では示されたという。

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    by tori_sanpo (39645) on 2017年02月24日 0時06分 (#3166403) 日記

    国立天文台渡部副台長のコメント [nao.ac.jp]
    第23回 自然科学研究機構シンポジウム [nao.ac.jp]
    ・講演1:太陽系外地球型惑星を見つけよう
    ・講演2:系外惑星誕生の現場を見つけよう
    参加申し込みは締め切られてますが、Youtubeとニコ生で中継があります。
    第841回天文学普及講演会 [kahaku.go.jp]
    天文ニュース解説と言うことで最近の情報の解説があるはず

  • by Technobose (6861) on 2017年02月23日 19時51分 (#3166283) 日記
     バイファムの舞台って、地球から40光年離れた星系だったなあ。
     40光年って太陽系近辺だと感じるんだけど、太陽みたいなサイズの星で未知のものもあるんだろうか。で、ハビタブルゾーンに地球型の惑星があってもおかしくないのかも、という期待を持てる発見だよね。
    • by AnamesonCraft (46460) on 2017年02月24日 10時07分 (#3166550) 日記

      太陽系を中心にして半径30光年の宇宙には20個のG型恒星(太陽に良く似た星)が見つかっている [sci-museum.jp]そうで、40光年内ならもっと多数あるんだろうね。
      だがしかし、だ。そこを廻る地球に似た星は1年に1回くらいしか主星の周りを回らないので観測が難しいのよな。
      今回の話も例に漏れず小さな恒星の直ぐ側にあるハビタブルゾーンを数日でビュンビュン回る惑星だったから今の人類の観測技術で年に百回ほども回るのが観測できるから引っかかった訳で、太陽に良く似た星を廻る地球に良く似た星――ベルウィック星とかクレアド星みたいの――が見つかるのは技術の進歩を待たないといけないだろうね。
      でも、そうなるとひょっとしたらケンタウルス座α星Aのハビタブルゾーンに地球と良く似た星が見つかったりすらするかも知れない。

      # まめちしき
      # 主系列星のスペクトル分類は"Oh, Be A Fine Girl Kiss Me."と憶えるんだぞ。

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  • by simon (1336) on 2017年02月23日 19時52分 (#3166286)

    木星の1.11倍程度の質量しかないんならその惑星の公転軌道も母星に近いだろうし、惑星はみんな自転してない(公転と自転が同期しているいわゆる潮汐ロック)んじゃないの?と思ってしらべたら公転軌道は結構遠いのね。

    木星のガリレオ衛星は公転軌道半径が42万km~188万kmくらいだけど今回発見されたハビタブルゾーン惑星のe~hは418万km~673万kmの公転軌道半径。
    重さも地球の0.6~1.3倍もあるなら自転は止まってないかもしれないね。
    (この惑星系ができて100億年経過したとかなら止まってるかもしれないけど宇宙ができてまだ138億年だし惑星系があるということは第二世代以降の恒星だろうし(第一世代の恒星には水素とヘリウムしかないのでたぶん惑星系はできない))

  • by Anonymous Coward on 2017年02月23日 19時04分 (#3166247)

    宇宙空間のスケールに対してね。

    もう「光年」という単語を聞いた時点で現実味の無い話として受け流している。
    地球に似た惑星を探すより、超光速で移動できる手段を見つけるのが先だと思うよ。

    • ワープ5(22世紀換算)だと2週間かからないよ。

      親コメント
    • 光速度がもっと速いと、核融合での放出エネルギーはもっと大きくなるから、太陽はもっと熱く、短命だ。重元素はもっと多いだろう。

      当然、ハビタブルゾーンはもっと主星から遠くなる。

      もっというと、ビッグバンから物質が生まれるのがもっと遅くなったり少なかったり、インフレーションはより大きかったり…

      とか、宇宙の定数がちょっと変わったときの想像をしてしまいました。

      親コメント
    • by bubu-duke (47248) on 2017年02月24日 10時33分 (#3166566)
      人体の大きさを光年単位で拡大することができれば、アルファ・ケンタウリまで一気に移動ができるよ!!!(by鶴田謙二)
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      光でモールス信号送り続けて
      40年後に期待するか

      • by Anonymous Coward

        返答を待つなら80年後に期待しないと…

        • by Anonymous Coward

          今やっとアレシボメッセージへの返信つくって出したとこ。もう40年まちなー。

          # で40年後に物質転送装置の受信部の設計図が届いちまったら。
          # はたして作るべきか作らざるべきか。

    • by Anonymous Coward

      40光年なら地球規模の超国家プロジェクトでやれば1200年ぐらいでどうにかなるんじゃ

      現在最速を出すために核爆弾を使った加速方法は検討のうちに一応あるから
      オリオンだと光速の3.3333333333%まで行けるんでまぁいけなくはない
      核兵器廃棄のためにも丁度いい国家プロジェクトな気もする

      無人探査機をぶち込むのにペイロードも下げればもうちょい速度出せるんじゃないかと。

      減速?おいおい、マグロは泳ぎ出したら止まらないんだぜ

      • by Anonymous Coward

        >核兵器廃棄のためにも丁度いい国家プロジェクトな気もする

        宇宙にゴミを撒き散らしに行ったことで地球が銀河連邦からテロ星認定を・・

      • by Anonymous Coward

        減速用の核も積んで現地で使えばいいじゃん。

    • by Anonymous Coward

      「もう」って…。

    • by Anonymous Coward

      宇宙スケールに限らず光速は遅いでしょ。
      ただ人の日常感覚には充分速い。

    • by Anonymous Coward

      つっても、太陽系の外になったらもう距離の単語は光年かパーセクかどっちかしか出てこないし……

    • by Anonymous Coward

      光速は早くも遅くもない。宇宙の法則の中で一つの基準であるだけ。
      相対速度は無限に大きくすることはできるし、光速に近づけば近づくほど、相対している対象までの距離は無限に短くなり、到着までの時間も無限に短くなる。
      地球から観測する限り宇宙船は40年以上かかるわけだが、当の宇宙船内部では数日、または数時間、ひょっとすると数秒で到着することだってできる。加速度でなかの人間は死んじゃうかもだけど。
      超光速がもし実現したら、もう少し正確に表現すると光速以下の物体が超光速になるような運動ができたとしたら、過去に行けたりしてしまうのでそっちの方が問題だ。

  • by Anonymous Coward on 2017年02月23日 19時07分 (#3166249)

    自転・公転周期にもよるとは思うけれど
    各惑星は地球の年代でいうと
    どのくらいの時代なんでしょうね
    植民星に支障でるような生命体の度合いがだいぶ変わりそう

    # 日照面が固定の可能性もあるらしいからあてにしようもないか

  • by Anonymous Coward on 2017年02月23日 21時09分 (#3166327)

    光を調べて緑が多いとかは分かるだろうけど、それでも決定的じゃないでしょ。
    中心星が赤色矮星だから生命体が利用する光も違うだろうし。
    惑星から人工の電波でも届けば分かるだろうけど。

    • by Anonymous Coward

      緑色には何の意味も無いけど、分光して酸素分子が妙に多かったら、何らかの酸素発生主体、例えば生命の存在が疑われる。

    • by Anonymous Coward

      有機生命体だけが生命なのだろうか

      • 「生命に関わってる物質が有機物」という古の定義からすると、有機生命体でない生命体はありえないつーことに。(無理
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      • by Anonymous Coward

        それ言い出すと
        それは地球上でもいるかもしれませんよね?で、それは地球上に存在したとして認識できる存在なんですか?
        以上でも以下でもない話になるかと

      • by Anonymous Coward

        なんか気付いたら「生命が存在するには水が不可欠」って普通に断言されてる世の中になってたんだけど
        無機生命体とか地球の生命とは全く異なる組成で自律行動する存在はありえないって研究結果でもあったのだろうか

        ARMSを思い出した

        • by Anonymous Coward on 2017年02月24日 8時06分 (#3166481)

          「生命が存在するには水が不可欠」
          ではなく
          「水がないと化学合成を起こすのが限りなく厳しく、生命が発生するにはせめて化学合成ができないと限りなく厳しい」
          という所から水が重視されてるわけで


          アンモニアの水でもいけるかも的な話はある

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  • by Anonymous Coward on 2017年02月24日 0時18分 (#3166408)

    半径が木星の1.11倍で小さいけど核融合起こるのかなと思って質量を調べたら、太陽の0.08倍なのでぎりぎり水素核融合できる質量なんですね。

    質量調べた時に、直径に対して質量が太陽や木星と比べてかなり重いと思ったのですが、TRAPPIST-1に限らず赤色矮星ってかなり密度高い(TRAPPIST-1で太陽の50倍くらい?)のですね。知らなかった。多分、核融合が弱いから余り膨張していないってことですよね。

    そんでもって、そもそも恒星の平均密度が概ね質量の二乗に反比例するということを知りませんでした。(青い星はスカスカなんですね。もちろん中心核の密度は重い方が大きいと思います。主系列星は質量が半径と比例するとか明るさが質量の三乗に比例するとか知らんことばっかりだなぁ…。)

    (質量の二乗に反比例するとTRAPPIST-1の密度が太陽の150倍?程度になるはずですが…金属分が少し多くて中心核が重い為核融合が若干活発でガスが膨張しているのかな…それとも質量が小さい程計算値より密度が小さ目に外れていくのか…中心温度が微妙に違うのか…分からん)

    • そんでもって、そもそも恒星の平均密度が概ね質量の二乗に反比例するということを知りませんでした。(青い星はスカスカなんですね。もちろん中心核の密度は重い方が大きいと思います。主系列星は質量が半径と比例するとか明るさが質量の三乗に比例するとか知らんことばっかりだなぁ…。)

      ベテルギウスは直径が太陽の1000倍もあるけど質量は太陽の20倍しかない。
      直径の0.1%の中心核に全質量の3割が集中してて
      直径の0.0003%には全質量の1割が集中している。

      #東京ドーム(直径244m)でたとえると
      #だいたい二塁ベース(30cm四方)くらいの領域に3割の質量が、
      #二塁ベースになぜか乗ってるゴマ粒(直径0.72mm)の大きさの領域に全体の1割の質量が集まってる感じ。

      つまり逆に言うと赤色巨星の外縁部ってのは「ちょっとあったかいだけの真空」でしかないわけで(地球の高度100㎞くらいの気圧)そこははたして本当に恒星なのか宇宙なのかその差は曖昧な気がする。

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  • by Anonymous Coward on 2017年02月24日 0時26分 (#3166413)

    人間と同程度の文明があるとして互いに他の存在が分かってるとして、今の技術粋を集めて40光年先の星と通信できるかどうか。
    できるなら40年に一度の会話を楽しみたい。

    • 向こうは高度に文明が発達しており、その技術により、文明活動の電波漏れが無視できるほど少なくされている。
      こちらが垂れ流す電波は、向こうで生暖かく見守られている。

      電波による通信は往復80年で可能なのだが、
      こちらがメッセージを送っても、ワープ航法を確立していない星に対する返事が禁止されてるので、返事はこない。

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