地球の海底地形を100%解明することを目指す新たなプロジェクトがスタートした(NHK、産経新聞、朝日新聞)。
このプロジェクトはユネスコ(国連教育科学文化機関)や国際水路機関などで作る国際組織(GEBCO)と日本財団が共同で立ち上げたもので、世界中の海底地形図を2030年までに完成させるという。
海底地形図は災害予測や地球温暖化予測、資源開発などに必要とされているが、高い精度の地形図が作られているのは地球の海全体の15%程度。残りは人工衛星の観測データで補っている状況だそうだ。日本財団は10年間で20億円を拠出し、成果は無料で公開するという。