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2018年2月5日のサイエンス記事一覧(全2件)
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テクノロジー

東大、985テスラという超強力な磁場の発生と計測に成功 39

ストーリー by hylom
想像できない強さ 部門より

東京大学物性研究所が、「電磁濃縮法」という手法を使って985テスラという強力な磁場を発生・計測することに成功したと発表したReview of Scientific Instruments掲載論文朝日新聞)。

今回用いられた手法は、コイルに瞬間的に大電力を流して磁場を発生させると同時に収縮させて濃縮するというもの。シミュレーションでは実現できることが予測されていたが、実際にこういった強力な磁場を発生させたのは初めてだという。さらに、強力な磁場を高精度に測定することは難しく、電気的な測定では600テスラ程度までが限界だったという。今回は「ファラデー回転」という工学的な測定手法を用いることで、985テスラという超強磁場を高精度・高信頼性で測定することに成功したとのこと。

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サイエンス

道具を作るカラス、歳を取ると手抜きをする? 18

ストーリー by hylom
熟達 部門より

ニューカレドニアのグランドテール島などに生息する「カレドニアカラス」は、道具を作ってえさを捕まえていることが知られている。このカラスは自ら加工した棒を使って穴の中の虫を捕まえたり、木の実を岩の上に落として割って食べるそうだが、経験を詰んだカラスが道具作りの際に「手抜き」をしている可能性が新たに分かったそうだ(BBCAFPCurrent Biology掲載論文)。

研究によると、若いカラスは丁寧に木の枝を加工する一方、年を重ねたカラスはいい加減な加工をする傾向が見られたという。その結果、昆虫を引っかけるフック部分が浅くなっていたそうだ。

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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア

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