単為生殖でメスだけでどんどん増えるザリガニが見つかる 73
おそろしい 部門より
生殖による繁殖ではなく、自身のクローンを生み出して繁殖する新種のザリガニが発見された(ニューズウィーク日本版、GIGAZINE)。
このザリガニはマーブルクレイフィッシュ、ミステリークレイフィッシュなどと呼ばれているもので、このザリガニは元々はペット用として流通していたものだったが、1990年から1995年の間に「体がマーブル模様でメスしかいない」という新種に進化したという。また、研究者らが11の個体を調べたところ、すべてのゲノム塩基配列が同一であることが分かったそうだ。
その後の研究で、このザリガニはメスだけしか存在せず、年に2〜3回数百もの卵を産んで単為生殖することが分かったという。繁殖力は強く、父親が居なくても勝手に増えていくとのことで、野生に放たれたものが大きく増えるという問題が起きているという。