ドイツ、大気汚染対策で公共交通機関の無償化を検討 29
脱・自家用車へ 部門より
あるAnonymous Coward曰く、
ドイツが大気汚染対策として、公共交通機関の無償化を検討している(The Guardian、AFP、ITmedia、Slashdot)。
EUでは加盟国ごとに大気汚染物質の排出量上限を設定している。しかし、ドイツを含む9か国がこの規制を守れない状況となっているそうだ。ドイツでは一部の都市で一定の環境基準をクリアした自動車しか乗り入れられないエリアを導入するといった対策を行っているが、こういった状況を受けて公共交通機関の無償化が議論されているようだ。
これは西ドイツ時代の首都であるボンや産業都市エッセン、マンハイムなどのドイツ西部の5つの都市で今年の終わりまでテストされる予定だという。ただ、一部の都市や地方自治体からはコストの問題から反対の声も出ている模様。