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2018年2月20日のサイエンス記事一覧(全3件)
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交通

ドイツ、大気汚染対策で公共交通機関の無償化を検討 29

ストーリー by hylom
脱・自家用車へ 部門より

あるAnonymous Coward曰く、

ドイツが大気汚染対策として、公共交通機関の無償化を検討している(The GuardianAFPITmediaSlashdot)。

EUでは加盟国ごとに大気汚染物質の排出量上限を設定している。しかし、ドイツを含む9か国がこの規制を守れない状況となっているそうだ。ドイツでは一部の都市で一定の環境基準をクリアした自動車しか乗り入れられないエリアを導入するといった対策を行っているが、こういった状況を受けて公共交通機関の無償化が議論されているようだ。

これは西ドイツ時代の首都であるボンや産業都市エッセン、マンハイムなどのドイツ西部の5つの都市で今年の終わりまでテストされる予定だという。ただ、一部の都市や地方自治体からはコストの問題から反対の声も出ている模様。

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医療

「効かない」という研究結果が発表されたグルコサミンについて「機能性表示食品」届け出の撤回が相次ぐ 62

ストーリー by hylom
病は気から 部門より

「膝の痛みに効く」といった宣伝文句とともに売られている健康食品「グルコサミン」だが、最近では実際に有意な効果はないという研究結果が発表されている。そのため、最近になってグルコサミン関連製品における「機能性表示食品」届け出の取り下げが増えているそうだ(WEBRONZA)。

グルコサミンに関しては、効果があると主張する論文について医薬品や健康食品メーカーといった企業の資金によって研究が行われており、かつ再現性の検証が困難な状況にあるものが多いという。そのため実際の効果については懐疑的な声が多かったようだ。そして、昨年7月にはこれまでの臨床試験データを元に統計的な検証を行った結果、膝や股関節の痛みに対する効果はないと結論付けた論文が発表された(過去記事ビジネスジャーナル、内科医の中村幸嗣氏のブログ)。

こういった動きにあわせて、グルコサミンの有効性をうたう論文に対し内容に問題があるとの指摘も出ているという。機能性表示食品として届け出を行う際に根拠としていた論文にも問題が見つかり、それがきっかけで機能性表示食品届け出の取り下げという結果に繋がったようだ。

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宇宙

ファルコン・ヘビーで打ち上げられたイーロンマスクの愛車、火星に行かずに戻ってくるかも 19

ストーリー by hylom
天文学的な時間間隔 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

SpaceXが2月6日、大型ロケット「Falcon Heavy」の打ち上げに成功した(過去記事)。このロケットにはSpace Xのイーロン・マスクCEOの愛車であるテスラ・ロードスターが搭載され、火星周辺軌道に投入が行われたのだが、このロードスターは火星には行かずに地球に帰ってくる可能性があるという(時事通信)。

この車の軌道を数百万年先まで計算したカナダ・トロント大学のハノー・レイン氏によると、テスラが火星に衝突する可能性はほぼゼロだという。いっぽうで100万年以内に地球に衝突する確率は6%、金星に衝突する確率は2.5%だそうだ。ただ、仮に地球に向かったしたとしても大気圏突入時にほとんど燃えてしまうので問題はないという(ナショナルジオグラフィックス)。

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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー

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