アザラシの鼻にはウナギが詰まる 35
悪くない絵面 部門より
誠に奇妙なことではあるが、ハワイでは近年に鼻にウナギが詰まったアザラシが発見されるようになったらしい(CNN、ギズモード・ジャパン、Togetterまとめ)。
これは、米海洋大気局 (NOAA) の「ハワイモンクアザラシ研究プログラム」(HMSRP) が12月4日、Facebookで鼻にウナギが詰まったアザラシの写真を公開したことから話題になっているもの。報道によると、同機関は40年間に渡りハワイでモンクアザラシを観察・保護しているが、何故か2016年になって初めてこの「鼻ウナギ現象」が発見され、以後3~4回確認されているのだという。
未だウナギが詰まる原因は分かっていないが、モンクアザラシは岩の下や砂のクレパスに口と鼻を押し潰して餌を探すため、ウナギが逃げようとして鼻の穴に入ってしまうという説や、一旦飲み込まれたウナギが逆流してしまったという説が唱えられている。なお、写真のアザラシではその後専門家によってウナギの取り出しが行われ、無事救助されたとのこと。