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2019年6月20日のサイエンス記事一覧(全3件)
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バイオテック

加齢で減る酵素を若いマウスから採取して老齢マウスに注射すると寿命が延びる、という研究結果 17

ストーリー by hylom
闇医師がネタにしそう 部門より

Anonymous Coward曰く、

生命活動に必須の「NAD」という物質を合成する「eNAMPT」という酵素は加齢によって減少していき、さらにこの酵素を若いマウスの血液から採取して老化したマウスに注射することで老化を遅らせる効果があるという研究結果が発表された(朝日新聞日本医療研究開発機構の発表Cell Metabolism誌掲載論文)。

NADは加齢とともに減少していき、これによって臓器や組織の機能低下や老化関連疾患の原因となることが知られていた。今回の研究ではマウスへの注射により中間寿命(健康寿命)が10.2%、最大寿命が15.8%延びるという結果が得られたという。なお、人間においても加齢による血液中のeNAMPT量減少が確認されているそうだ。

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ビジネス

将来的に絶滅のおそれがあるとされているタツノオトシゴ、大規模な密輸が摘発される 26

ストーリー by hylom
そんな状況なのか 部門より

nemui4曰く、

大型のタツノオトシゴは乱獲による個体数減少のため取引が規制されているそうで、中国では乾燥タツノオトシゴの大量密輸が行われる事態になっているそうだ(AFP)。

6月14日に摘発された密輸事件では、馬の皮の中に乾燥タツノオトシゴを隠すという手口が使われていたそうで、これを発見した税関が乾燥タツノオトシゴ1.28トン、計49万5361匹を押収したという。

記事読んだ印象だとタツノオトシゴの密輸は常習化してるみたいだけど、そんなに需要があるんだ。漢方薬?

タツノオトシゴはワシントン条約の付属書Ⅱ(現在は必ずしも絶滅のおそれはないが、取引を規制しなければ絶滅のおそれのあるもの)に掲載されており、取引自体は可能だが輸出許可書等が必要とされている。

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サイエンス

セミ成虫の寿命1週間説は俗説、笠岡高校の3年生がこの調査で生物系三学会最優秀賞を受賞 99

ストーリー by hylom
それでも短い 部門より

セミは数年から十数年を土の中で過ごし、成虫になって地上に出てからは1週間ほどで死ぬと言われているが、実際には10日以上、種によっては1か月ほど生存するということを広島県笠岡市の笠岡高校3年生の植松蒼さんが突き止めたそうだ(山陽新聞)。

植松さんは捕まえたセミの羽根に油性ペンでマーキングを行い、後日再捕獲するという手法で調査を行った。その結果、最長生存確認記録はアブラゼミが32日間、ツクツクボウシが26日間、クマゼミが15日間だったという。植松さんは昨年8月にも、「ヒラズゲンセイ」を広島県内で初めて発見するという成果を出している。

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