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2019年6月19日のサイエンス記事一覧(全4件)
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NASA

NASA、火星でスタートレックのロゴのような地形を発見 12

ストーリー by hylom
話は聞かせてもらった 部門より

headless曰く、

火星でスタートレックの宇宙艦隊ロゴのような地形が見つかったそうだ。NASAがこれについての解説を行っている(JPL PhotojournalMashableBGR)。

問題の写真はNASAの火星探査機Mars Reconnaissance Orbiter(MRO)に搭載された高解像度カメラHiRISEがヘラス平原を撮影したもの。ヘラス平原ではこれまでにも砂丘の型が多数見つかっていた。今回の写真にも、同様の地形が複数写っている。

このような地形を生んだのは砂丘と溶岩、風だという。大昔、大きな三日月型(バルハン、バルカン)の砂丘があり、付近を移動していた。あるとき噴火が発生して砂丘の周りは溶岩で固められ、その後砂丘の名残の砂が風で吹き飛ばされて「砂丘の型」だけが残されたとのこと。

記事ではスタートレックギャグを織り交ぜつつ、有名なロゴに似ているのは単なる偶然だと述べているが、スタートレックとは一言も言っていない。家人に見せたら「Just Do It.」だと言われたので、記事の著者が別の有名なロゴを想定していた可能性も否定できない。

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JAXA

はやぶさ2は二度目の着陸をすべきか、やめるべきか。応援メッセージとともに意見を募集 33

ストーリー by hylom
保守的にいくか、勝負に出るか 部門より

AC0x01曰く、

リュウグウが太陽に近づき7月初旬の着陸期限が迫る「はやぶさ2」だが、二度目の着陸を実施すべきか/すべきでないかについて、宇宙NPOの日本惑星協会が応援メッセージの募集を開始した(募集ページ毎日新聞)。

はやぶさ2は2月に無事一度目の着陸に成功しているが、一方で4月の衝突体により生成されたクレーター内部への着陸はいまだ果たせていない。リュウグウには巨大な岩も多く、二度目の着陸にも機体損傷のリスクがあり、せっかく試料の採取に成功したのにもう一度着陸すべきかについては、JAXA内でも議論となっているという。

そうした中、惑星協会では「背中を押す」または「思い留まらせる」などの意見とともに応援メッセージを募集、これをプロジェクトチームに届けるとしている。募集期間は明記されていないが、JAXAは25日にも二度目の着陸を行うかを発表するという事で、期限はそれまでとみられる。

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医療

アシタバに含まれている成分で老化を遅らせられるかもしれない、という研究結果 31

ストーリー by hylom
先は長い 部門より

Anonymous Coward曰く、

日本原産の植物アシタバには健康食品としての効能があると言われているが、アシタバに含まれる「4,4'-Dimethoxychalcone(DMC)」という成分に細胞を守る働きがあるという研究結果が発表された(Nature CommunicationsAFPニューズウィーク日本版)。

この成分には、細胞内の損傷した部分を適切に排出させる「オートファジー(自食)」と呼ばれる仕組みを誘発する作用があり、これによって細胞の老化を遅らせることができる可能性があるという。線虫やミバエ、人間の細胞を使った実験では効果が認められたとのこと。

ただし、現状ではまだ研究の初期段階であり、人間の「アンチエイジング」に確実に効果があるかどうかは不明だ。

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テクノロジー

中国が宇宙ステーションの実験計画を各国から募集、東大などの9実験を受け入れへ 32

ストーリー by hylom
存在感 部門より

AC0x01曰く、

中国政府は、国連宇宙部と共同で募集していた中国宇宙ステーション (CSS) での実験計画として、日本の東大など計17カ国からの9件の計画を受け入れることを発表した(中国網日本語版日経新聞AFPBBNewsweek)。

CSSは2022年頃の完成を目指し開発が進めらている中国独自の宇宙ステーション。この募集は、昨年5月に国連加盟国に対して行われたもので、27カ国から42件の応募が寄せられたという。途上国にも活動機会を広げることを意図しているようで、ケニアやメキシコ、ペルーなどの提案も採用されている。東大は中国と共同で燃焼の安定性の研究を行うとのこと。

ただし、CSSの開発は必ずしも順風満帆とは言えないようで、モジュールの打ち上げに用いられる長征5号は2017年の打ち上げ失敗からの復帰が遅れており、場合によっては完成は2020年代半ばとなる可能性もあるという。

typodupeerror

計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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