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JAXA

かぐやが発見した月の溶岩洞、全長50kmに渡ることが判明 63

ストーリー by hylom
探索に行って欲しい 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

探査機かぐやが撮影した画像に写っていた月面での縦穴やその奥に存在すると推測される溶岩洞について、JAXAが周辺の地下構造のデータを詳細に調査した結果、実に幅100m・全長50kmに渡る巨大な溶岩洞が存在することが判明した(NHK朝日新聞)。

この縦穴は月の表側(地球側)にある「マリウス丘」と呼ばれる場所に存在する。溶岩洞は発見された縦穴から西に向かって伸びているという。内部には氷などを含む岩石が残っている可能性があるほか、昼夜の温度差や隕石、放射線からも身を守ることができ、将来の月面基地の候補地として極めて有力だという。

かつて月では大規模な火山活動があったと考えられるが、この溶岩洞はその際に溶岩の通り道となったものと見られる。

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宇宙

中性子星合体の現象を重力波で観測することに成功 36

ストーリー by hylom
重力波ブームが来るか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

LIGOと欧VIRGOの両観測チームが8月17日、地球から約1億3千万光年離れた場所から届いた重力波を検出したという(産経新聞NHK日刊工業新聞)。解析の結果、この重力波は中性子星同士の合体で生じたものだと判明したそうだ。

さらに分析の結果、金や白金などの重い元素が中性子星の合体現場で生まれたとする理論と観測データがほぼ一致したほか、、「ガンマ線バースト」と呼ばれる電磁波の一種のガンマ線が爆発的に放出される現象も確認されたという。

中性子星の合体は理論的には起こるとされていたが、実際にその様子を確認できたのは初めて。また、日本のすばる望遠鏡なども重力波の発生源となる天体を光でとらえることに成功しているという。重力波については、今年のノーベル物理学賞の受賞理由ともなっていた

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地球

北米最大の火山地帯であるイエローストーン火山、過去の噴火時の前兆期間は数十年と短かった 28

ストーリー by hylom
とはいえ数十年もある 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

北米大陸最大の火山地帯である米イエローストーン国立公園地区で火山灰の残骸に含まれていた微量の結晶を分析した結果、火山の兆候が現れた場合、そこから数十年という短い時間で噴火が発生する可能性があるという研究結果が発表された(The New York TimesSlashdot)。

イエローストーン地域の火山が最後に噴火したのは約63万1000年に発生したとされているが、アリゾナ州立大学の大学院生Hannah Shamloo氏らが結晶を分析した結果、その組成に温度の急激な上昇に伴う変化があったことが分かった。

これまでイエローストーンの噴火は何千年もの間に徐々にその兆候が表れると考えられてきた。しかし、この結果から火山の地下に新鮮なマグマが供給された場合、数十年というごく短時間で超大破壊が起こったことを意味する可能性があるという。

なお、イエローストーンでは、最近多数の地震が観測されている(ハザードラボ)。そのため、噴火や大地震などが起こるのではないかと危惧する人々も現れているが、現在噴火に繋がるような兆候は観察されていないという。

13433070 story
バイオテック

遺伝子組み替え大豆ならぬ「遺伝子編集大豆」の作製に成功 11

ストーリー by hylom
そろそろ本格的な議論は必要では 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

北海道大学などの研究グループが、ゲノム編集によって大豆の形質を改変することに成功した(日本農業新聞日経バイオテクONLINE)。

ゲノム編集(遺伝子編集)は、その名の通り遺伝子に対し並び替えなどの操作を行って「編集」する技術。昨今ではCRISPR/Cas9というDNAの2本鎖を切断して遺伝子を編集する手法が注目されており、植物だけでなく人間の遺伝子改変についても研究が進められている(過去記事)。

今回の大豆のゲノム編集においてもCRISPR/Cas9が使われており、実験では「カリユタカ」という品種の大豆に対し植物体が大きくなるような編集を行ったという。

ゲノム編集については、ほかの植物の遺伝子を組み込む「遺伝子組み換え」とは異なり、あくまで元々の遺伝子を「編集」するだけであるため、遺伝子組み換え植物に対し課されているような規制対象となるかどうかで議論も起きている。

13432347 story
数学

「one-clean-qubit」モデルによる量子コンピュータが古典コンピュータよりも高速に問題を解けることが証明される 21

ストーリー by hylom
この問題も難解でした 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

群馬大学の森前智行准教授が、古典的な非汎用量子コンピュータモデルである「one-clean-qubit」モデルで解くことのできる結び目不変量の計算と行った問題については、量子コンピュータではない「古典コンピュータ」によるアルゴリズムよりも量子コンピュータのほうが高速に解けることを理論的に証明したと発表した(群馬大学と科学技術振興機構の共同発表大学ジャーナル論文)。

one-clean-qubitモデルによる量子コンピュータは任意の量子計算は行えないものの、特定の問題に関しては高速に解けることが知られていた。また、量子コンピュータと古典コンピュータの計算可能性は等しく、また量子コンピュータは古典コンピュータと同様の演算も行えるため、古典コンピュータで高速に解ける問題は量子コンピュータでも高速に解けるとされていた。今回の研究結果は、量子コンピュータが特定の問題において古典コンピュータよりも高速に解けることを証明するものとなる。

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宇宙

中国の宇宙ステーション実験機「天宮1号」、数ヶ月以内に地球に落下との予想 48

ストーリー by hylom
発表からもう1年以上経つのね 部門より

中国が2011年に打ち上げた宇宙ステーション「天宮1号」が2017年後半に地球に落下することが昨年報じられたが、落下の時期が近づいてきたからか再びこれが話題となっている(産経新聞)。

中国は昨年9月に天空1号を破棄、その時点ですでに制御も行っていないことを明らかにしていた。そこから特に状況は変わっておらず、大部分は落下途中で燃え尽きるが一部は地球上に落下する可能性があることや、それら破片がどこに落下するかは分からない点などが危惧されている。現時点でも落下時期は正確には予測できていないようだが、数ヶ月以内と見られているようだ。

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Linux

訃報: フンボルトペンギンのグレープ君 47

ストーリー by headless
訃報 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

東武動物公園で飼育されていたフンボルトペンギンのグレープ君が12日死去した(東武動物公園の発表東武動物公園のツイート)。

グレープ君は、同動物園が人気アニメ「けものフレンズ」とのコラボを行った際、フンボルトペンギンのキャラクター「フルル」の立て看板を気に入ったのか、そこを終始見つめ、離れようとしなかったことからファンの間で人気者となっていた(ニコニコ大百科)。

年齢21歳で人間換算では80歳近い高齢だったという。11日には体調不良のため展示取り止めが報道されており安否が気遣われていたが、残念な結果となった。

14日からペンギン舎近くに献花台が設けられており、多くの人が弔問に訪れているようだ。

13430977 story
アメリカ合衆国

米国、ユネスコ脱退を表明 107

ストーリー by headless
脱退 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

米国務省は12日、ユネスコ(国連教育科学文化機関)に対し、2018年末の脱退を通告したことを発表した(プレスリリースNHKニュースの記事朝日新聞デジタルの記事YOMIURI ONLINEの記事)。

国務省では増加し続けるユネスコへの分担金滞納が懸念されること、組織の抜本的な改革が必要なこと、ユネスコで反イスラエル的なバイアスが続いていることを脱退の理由に挙げている。

米国ではパレスチナのユネスコ加盟が決まった2011年から分担金の拠出を凍結しており、滞納額は5億ドルを超える。米国は1984年にも政治的なバイアスを理由にユネスコを脱退し、2003年に復帰している。ユネスコはヨルダン川西岸のヘブロン旧市街をパレスチナの世界遺産に登録することを7月に決定し、イスラエルが反発していた。

米国は2019年以降、オブザーバー国として関与を続ける意向を示している。

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サイエンス

石器時代から人間は家で長い時間を過ごすようになっていたという研究結果 21

ストーリー by hylom
外は寒いしねえ 部門より

約5万8000年前の石器時代から、人間は「家」で長い時間を過ごすようになっていたという研究結果が発表された(GIGAZINEPlosOnePHYS.ORGSslashdot)。

研究チームが南アフリカのシブドゥー洞窟を調査したところ、さまざまな石器や石を使った装飾品、骨を使った道具などが見つかったという。また、さまざまな動物の骨なども見つかっており、約5万8000年前の人々はそれ以前の人々よりも長い時間をこの洞窟の中で過ごしていたことがうかがえるという。

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地球

地球温暖化によって土壌から排出される二酸化炭素の量も増加する 34

ストーリー by hylom
負のフィードバック 部門より
taraiok曰く、

1991年から26年間かけて行われた観測調査で、温暖化によって土壌から放出される二酸化炭素量も増加することが分かったという(telegram.comtheguardianScienceSlashdot)。

研究者らは米国の混合広葉樹林であるマサチューセッツのハーバード・フォレストの土壌を18のブロックに分けて観測実験を行った。彼らは地中にケーブルを通し、一部ブロックの土壌を5℃高くなるように設定した。すると、そのブロックにおいて最初の10年間は炭素放出が大幅に増えた。その後、7年間は炭素の放出は停止。その後、再び排出は再開され、最近になって再び停止したという。

原因は地中にいる微生物の影響によるものだ。加熱により微生物社会の構造が大きく代わり、土壌中の生物の種類が変化したため炭素の排出パターンが変化したという。従来の気候モデルには、このような土壌中の微生物によるフィードバックメカニズムが含まれていなかったと研究者は指摘している。

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地球

世界の砂利不足 83

ストーリー by hylom
削られる地球 部門より

Science誌にて、世界的な砂不足が取り上げられているギズモード・ジャパン)。

砂や砂利は建築資材として重要で、たとえば2010年には28.6ギガトンもの量が使われたそうだ。いっぽうで砂や砂利の採取による環境破壊は世界中で問題となっており、たとえば日本でも規制が行われている(産業技術総合研究所)。

世界的な砂不足については過去にも話題となっており、規制も進んでいるものの、非合法な採取や取引は減る気配がないようだ。

13429648 story
宇宙

準天頂衛星みちびき四号機、打ち上げ成功 109

ストーリー by hylom
第一段階終了 部門より

内閣府が10月10日、準天頂衛星・みちびき4号機を載せたH2Aロケット36号機の打ち上げを行った。無事衛星は予定軌道に投入され、打ち上げは成功している(内閣府の発表産経新聞)。

準天頂衛星は衛星を使った測位を行うための衛星で、「日本版GPS」などとも呼ばれる(過去記事)。今回の打ち上げによって稼動中の準天頂衛星は4基となる。

いっぽう、みちびきによる測位精度向上は日本でしか使えず、センチメートル単位の精度は過剰という声もあるようだ(Japan In-depth)。

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医療

慶応大学、iPS細胞から心筋細胞を大量に作製する手法を開発 4

ストーリー by hylom
ついに培養筋肉を移植するフェイズへ 部門より

慶應大学が10月6日、ヒトiPS細胞および分化心筋細胞を大量培養することに成功したと発表した。これを利用して心臓の筋肉細胞を培養し、心不全患者に移植する臨床研究を進めるという(NHK読売新聞朝日新聞)。

研究グループは、ヒトiPS細胞用の未分化維持培養液を使用し、10層構造の多層接着培養プレートを使って培養を行った。このとき、酸素や二酸化炭素を強制的に通気するシステムを使うことで、安定して培養を行うことが可能になったそうだ。また、作製された分化細胞を無グルコース無グルタミン乳酸添加培養液でさらに培養することで、安全性の高い心筋細胞を大量に作製することができ、作製された細胞の凍結保存にも成功したとのこと。

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地球

米政府、火力発電所に対する二酸化炭素排出量規制を撤廃 44

ストーリー by hylom
逆戻り 部門より

米トランプ大統領は、オバマ前大統領が地球温暖化対策として導入した火力発電所に対する二酸化炭素排出量規制を撤廃する方針を示していたが(2017年2月の産経新聞記事)、このたび米環境保護局がこの規制の撤廃を正式に発表した(朝日新聞産経新聞)。

米国においては、発電所から排出される二酸化炭素が全排出量の3分の1を占めているが、この規制はこれを2030年までに32%削減するというものだった。しかし、これによって石炭の利用が削減されることなどから産業界や石炭産業などから反発があったという。

13428010 story
テクノロジー

世界反ドーピング機関、ゲノム編集ドーピング禁止対象に 49

ストーリー by hylom
強化人間は禁止です 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

世界反ドーピング機関(WADA)が「ゲノム編集による遺伝子ドーピング」を禁止リストに加えるという(共同通信産経新聞)。このリストは来年1月1日から有効となる。

外部からDNAや遺伝子を改変した細胞を体内に入れて運動能力の向上を図る「遺伝子ドーピング」は以前から禁止されているが、これに加えてゲノム編集も禁止する。今までに報告例はないとのことだが、ゲノム編集技術は進化し続けており、今後筋力増強などに使われる可能性が懸念されていた。

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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人

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