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15057950 story
医療

東北大等の研究グループ、父親が高齢だと子が発達障害になりやすいとするマウス実験結果を発表 62

ストーリー by nagazou
子作りはヤングのうちに 部門より
東北大らの研究チームは1月6日、父親の加齢が子どもの神経発達障害に影響するという研究を発表した。この研究では、すでにマウスで行われている自閉症やアスペルガー症候群の研究と同様の手法を使用して実験を行ったとされる(東北大学EMBO Reports朝日新聞マイナビQLifePro)。

実験では人間の50代に相当する高齢のマウス雄(12か月齢以上)を親にもつ子と、若い雄の子の鳴き声を比較。高齢の雄の子は乳児期の母子間の音声コミュニケーションである超音波発声の頻度低下や鳴き方の単調化などが見られたという。

また若い雄の精子と高齢の雄の精子の全ゲノム網羅的メチル化解析を行った結果、高齢の雄の精子では、遺伝子発現を制御する「DNAメチル化」の異常が示唆されたとしている。その原因として神経分化を制御するタンパク質「REST/NRSF」が関与していることも突き止めたとしている。

あるAnonymous Coward 曰く、

朝日新聞の記事によると、東北大等の研究グループは、父親が高齢だと生まれた子が自閉症等の発達障害になりやすい可能性がある、というマウス実験の結果を発表したそうだ。

自閉症等の神経発達障害は世界的に増える傾向らしいが、原因の一つで親の高齢化が指摘されており、特に父親の影響が強いという研究結果があるようだ。

原因としては、加齢による精子のDNAの変化が考えられるそうだ。今回の研究結果は、欧州分子生物学機構の学術誌で発表された。

15057936 story
ニュース

下水管から京都・鴨川へ大量の赤い液体が流入。原因は管に木が詰まったことによる誤作動 31

ストーリー by nagazou
自然に流れていかないのかな 部門より
1月6日に京都市南区上鳥羽勧進橋町にある鴨川で、川の水が真っ赤に染まっているとの通報があったそうだ。このことを報じた京都新聞の記事では川の水が真っ赤に染まっている写真も掲載されている。記事によれば、川につながる下水管から赤色の液体が大量に流れ込んで赤く染まったようだとしている(京都新聞)。

京都市が水を採取して成分を分析したところ、染色工場などから流れた水が原因だったとしている。下水道に流される排水は、雨などにより排水量が増えたときに鴨川に流れる仕組みになっている。今回の場合、管に30cmほどの木の塊が詰まったことで、下水道に流されるべき排水が鴨川に流れてしまった誤作動だとしている。市はポンプ車などにより赤い水を取り除くとしている(MBS)。
15055312 story
スラッシュバック

在宅勤務で効率が上がらないのは机と椅子の高さが原因かも 55

ストーリー by nagazou
高さを変えるだけで劇的に働く意欲が…… 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

在宅勤務をせざるを得ない状況の中、どうも自宅で仕事をすると作業効率が上がらないという人もいるのではないだろうか。東洋経済の記事によれば、デスクと椅子が使用者の座高に合っていないことが一因かもしれないとしている。

2006年の産業医学総合研究所の研究によると、固定席が決まっていないフリーアドレスのグループは、踵が浮いた姿勢で作業している人が多いことから、目の痛みや首、肩の凝りなどが起きやすかったのだそうだ(産業衛生学雑誌)。これが続くと燃え尽き症候群になりやすいとしている。そうならないよう椅子や机の細かな高さ調節を行うべきだとしている。

具体的なデスク高さは、書き仕事とキーボード仕事では異なるという。キーボード作業の場合は、書き仕事の場合よりも5cm程度低い方がいいそうだ。高さの計算には、ゲーミング家具メーカーのBauhutteのサイトが参考になるとしている。このサイトでは身長を入力すると、最適なデスク・椅子の高さが表示されるシミュレーターなども備えているとのこと。

15037899 story
地球

ニューヨークでリスが凶暴化。人間を襲う例も 38

ストーリー by nagazou
狂犬病だったらやばすぎるのでは 部門より
アメリカのニューヨークで、リスが凶暴化しているという報告が相次いでいるという。同市に住むのはトウブハイイロリスこの凶暴化したリスたちは米ニューヨーク市Queens地区のリゴパークに住んでいるものたちで、その周辺住民が襲われているのだという。そのうち女性一人は手を噛まれて緊急治療を受けたそうだ(AFPBB News)。

ほかにも首を引っかかれたりしたりする例が報じられている模様。催涙スプレーを持ち歩いて自衛している市民もいるようだ。元記事では原因に関して触れられていないが、ニューヨーク市の保健当局側は、リスなどの小型げっ歯類の狂犬病感染が確認されることはあまりないとした上で、狂犬病感染が疑われる動物を目撃した場合は、当局に通報することを求めているという。
15037264 story
宇宙

京都大学と住友林業、木造人工衛星を2023年に打ち上げる計画 78

ストーリー by headless
木造 部門より
京都大学と住友林業が「宇宙木材プロジェクト(通称: LignoStella Project)」を開始したそうだ(プレスリリースSlashGearの記事BBC Newsの記事)。

プロジェクトは宇宙における木材の利用や樹木育成に関する共同研究を行うもので、2023年には世界初の木造人工衛星「LignoSat」を打ち上げる計画だ。木材は電磁波や地磁気を透過するため、人工衛星を木造にすることでアンテナや姿勢制御装置を内部に設置でき、構造を簡素化できるという。また、運用終了後に大気圏に突入した木造人工衛星は完全に燃え尽き、燃焼時に大気汚染などの原因になるアルミナ粒子が発生しないとのこと。木造となるのは人工衛星の構造部分のみとみられるが、搭載される観測機器や通信機器には言及されていない。
15037261 story
宇宙

イーロン・マスク、Super Heavyロケットを発射台のアームでキャッチして回収する計画 82

ストーリー by headless
回収 部門より
AC0x01 曰く、

SpaceXが開発を進めるStarship宇宙船のSuper Heavyロケットについて、発射台のアームでキャッチして回収する計画をCEOのイーロン・マスク氏が明らかにした(マスク氏のツイートTechCrunch Japanの記事)。

現行のFalcon 9ロケット第1段はグリッドフィンで姿勢を制御して垂直降下し、着陸脚を使って着陸する。新たな仕組みではグリッドフィンを発射台のアームでキャッチすることで、着陸脚無しでの着陸を実現する。当然ながら非常に精密な垂直着陸が必要となる一方、着陸脚が不要になるため大幅なコスト削減と軽量化につながり、わずか1時間での再打ち上げが可能になるという。

さすがにかなり無茶な計画に見えるが、最近のFalcon 9の着陸精度を見るに実現の可能性も十分あるのだろうか。Super Heavyの試験機もそう遠くないうちに飛ぶはずなので、実現するのか期待である。

15036736 story
地球

環境省、「ザリガニ相談ダイヤル」を開設 126

ストーリー by headless
全角 部門より
nagazou 曰く、

環境省が「ザリガニ相談ダイヤル」を12月22日に開設していたようだ(報道発表資料解説ページImpress Watchの記事)。

アメリカザリガニ以外の全ての外来ザリガニが2020年11月2日以降特定外来生物指定になったことを受けたもので、新たな規制の内容説明や飼育中のザリガニが規制の対象になるかどうか、規制対象の場合の申請手続などについて相談できるとのこと。11月2日時点で飼育していた場合は、2021年5月1日までに申請すれば飼い続けられる。ちなみに通話料はかけた人の負担だそうだ。

なお、対応時間は9時~17時。1月3日までは休みとなる。受け付けは2021年春頃終了予定とのことだ。

15035533 story
ニュース

マンホール蓋の材料開発技術を活用して開発された高剛性アルミ鋳造合金「ATHIUM」 48

ストーリー by headless
開発 部門より
開発にマンホール蓋の材料開発技術を活用したという、高剛性アルミ鋳造合金「ATHIUM」が発表された(日之出水道機器のプレスリリース)。

ATHIUMは日之出水道機器・ヒノデホールディングスと牧野フライス製作所、田島軽金属が共同開発。日之出水道機器とヒノデホールディングスがマンホール蓋の材料開発で培った技術を活用して金属組織の制御方法を研究し、従来にない高剛性アルミ鋳造合金を実現したという。鋳造技術は田島軽金属が確立しており、牧野フライス製作所の工作機械に適用されていくとのこと。

これについて あるAnonymous Coward 曰く、

ATHIUMはねずみ鋳鉄と同等のヤング率を維持しつつ、60%ほど軽量化に成功した。軽いことから、工作機械の可動構造物に採用すると信頼性の向上と省エネ性のアップが見込めるほか、半導体製造装置や高速移動体で活用適用できる可能性があるとのことだ(プレスリリース: PDFITmedia NEWSの記事)。

15035024 story
医療

SARS-CoV-2変異株、南アフリカ型が国内で初めて確認される 123

ストーリー by headless
変異 部門より
nagazou 曰く、

厚生労働省は28日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異株で英国型(VOC-202012/01)とは異なる南アフリカ型(501Y.V2)が国内で初めて確認されたと発表した(報道発表資料時事ドットコムの記事朝日新聞デジタルの記事)。

501Y.V2が検出されたのは南アフリカに滞在歴があり、19日に成田空港に到着した30代女性。無症状だったが検疫で感染が確認され、国立感染症研究所で検査した結果、28日に南アフリカ型であることが確認されたとのこと。英国での報告によれば、変異株は従来株より40%から70%ほど感染力が高い可能性があるという(WHOのニュース記事)。

変異株は英国型・南アフリカ型ともに同様の受容体結合部位にかかわるN501Y変異がみられるが、それぞれ別系統と考えられている。英国型は25日に国内での感染が5例確認されているが、26日に2例27日に1例が確認されており、28日にも6例が確認されている。

15035011 story
スター・トレック

スタートレックTVシリーズでチャーリーを演じたジェームズ・ドゥーアン氏の遺灰、12年前にこっそりISSへ持ち込まれていた 34

ストーリー by headless
密葬 部門より
TVシリーズ「スタートレック 宇宙大作戦」で機関主任チャーリー(原: Montgomery "Scotty" Scott)を演じた故ジェームズ・ドゥーアン氏の遺灰が国際宇宙ステーション(ISS)へこっそりと持ち込まれ、12年間秘密にされていたそうだ(The Timesの記事The Vergeの記事TrekMovie.comの記事)。

ドゥーアン氏の家族は遺灰をISSに安置することを要望したが断られており、2008年に民間人宇宙旅行者としてISSに滞在したゲーム開発者のリチャード・ギャリオット氏に依頼。ギャリオット氏はドゥーアン氏の写真と少々の遺灰をラミネートしたものをひそかに持ち込み、ESAの実験棟コロンバスの床下に隠してきたという。この結果は家族を喜ばせたが、他人に口外することはできなかった。この度事実を明らかにした理由として、ギャリオット氏は十分な時間が過ぎたと述べているそうだ。これに先立ち、ドゥーアン氏の息子で俳優のクリス・ドゥーアン氏が12年間の秘密を公表すると予告していた。

ドゥーアン氏は2005年に死去。2007年に行われた宇宙葬では遺灰が宇宙空間到達後に地球へ帰還していた。2008年には実際に遺灰を宇宙空間に葬る宇宙葬も行われたが、遺灰を載せたFalcon 1ロケットの打ち上げが失敗した。その後、2012年にはFalcon 9ロケットによる宇宙葬の打ち上げが成功し、ドゥーアン氏ほか307人の遺灰が宇宙空間に葬られている。
15034509 story
医療

訃報: 羽田雄一郎参院議員がCOVID-19で死去 222

ストーリー by headless
訃報 部門より
羽田雄一郎参議院議員が27日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により53歳で死去した(立憲民主党のニュース記事)。

所属する立憲民主党の福山幹事長によれば、羽田氏の周囲でCOVID-19陽性者が出たため、無症状でもPCR検査の可能な医療機関を調べていた24日深夜に発熱。その後は朝の解熱と夜の発熱を繰り返していたが、PCR検査を予約した27日までは自宅で過ごしていたという。しかし27日午後、PCR検査を予約したクリニックへ向かう途中で容体が急変し、救急車で病院に搬送されて死亡が確認されたとのこと。

これについて あるAnonymous Coward 曰く、

現職の国会議員では24日に自民党の竹本前IT担当大臣の感染が確認されるなど、これまでに5人の感染が確認されているが、羽田氏が初の死者となった。なお、氏は糖尿病、高脂血症、高血圧の基礎疾患を抱えていたという。

15034151 story
医療

政府、すべての国・地域からの新規入国を12月28日から1月末まで一時停止 156

ストーリー by headless
停止 部門より
政府は28日0時より、すべての国・地域からの新規入国を一時停止した(外務省のニュースリリース水際対策強化に係る新たな措置 (4): PDF)。

政府では防疫措置を確約できる受入企業・団体がいることを条件として原則すべての国・地域からの新規入国を認めていた(PDF: 37ページ目)。しかし、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異株の感染拡大を受け、この仕組みを利用する英国南アフリカ共和国からの新規入国をそれぞれ24日以降・26日以降拒否している。

28日0時以降は新規入国の一時停止措置がすべての国・地域へ拡大されることになるが、この仕組みを使用して入国するための査証を所持している者に関しては原則として入国が認められる。また、ビジネストラックやレジデンストラックを利用する者は入国が認められる。英国と南アフリカに関しては措置の期限が定められていないが、他の国・地域は1月末までとなっている。

また、日本在住の日本人および在留資格保持者については、防疫措置を確約できる受け入れ企業・団体がいることを条件としてすべての国・地域からの帰国・再入国時に14日間待機緩和が認められていた(PDF: 29ページ目)が、この緩和措置も12月28日から1月末まで停止となる。こちらも英国および南アフリカからの帰国・再入国者については既に緩和措置が停止されている。

このほか、変異株の感染者が確認されたと政府当局が発表している国・地域からのすべての入国者および帰国者について、12月30日から1月末まで出国前72時間以内の検査証明提出や入国時の検査を実施するなどの検疫強化を行う。英国および南アフリカについては26日から実施済み。

なお、26日時点での検疫強化対象国・地域は英国と南アフリカのほか、フランス・イタリア・アイルランド・アイスランド・オランダ・デンマーク・ベルギー・オーストラリア・イスラエル。ビジネストラックおよびレジデンストラック利用者は除外されるが、現在のところビジネストラック・レジデンストラックが利用可能な国・地域はアジア圏のみであり、検疫強化の対象にはなっていない。
15033092 story
検閲

テクノロジーの負の側面を強調しすぎないよう、Googleが研究者に要求しているとの報道 33

ストーリー by nagazou
検閲的なものが増えてきた気が 部門より
headless 曰く、

Googleが社内の論文レビュープロセスに「注意を要するトピック (sensitive topics)」の項目を追加し、テクノロジーの負の側面が強調されないよう研究者に促しているとReutersが報じている(Reutersの記事The Guardianの記事The Vergeの記事SlashGearの記事)。

Reutersによれば、Googleの内部向けWebページにはテクノロジーの進歩や外部環境の複雑化により一見問題がなさそうなプロジェクトが問題を引き起こすこともあるなどと記載されており、顔と感情の分析や人種・性別・所属政党の分類といったトピックを扱う場合は事前に法務・ポリシー・PRチームに相談するよう求めているそうだ。注意を要するトピックとしては、石油産業・中国・イラン・イスラエル・COVID-19・ホームセキュリティ・保険・位置情報・宗教・自動運転車・通信のほか、Webコンテンツをおすすめしたりパーソナライズしたりするシステムなどが挙げられている。

プロジェクトによっては、Googleの担当者が論文の内容に介入することもあるという。今夏公開された「おすすめコンテンツ」に関する論文では、ポジティブな感じにするよう論文執筆者に求める一方、解決すべき問題点を隠す必要はないなどという指示があったそうだ。最終的に公開された論文では草稿にあったYouTubeへの言及が削除され、誤った情報を助長する懸念があるという記述から、正しい情報を促進できるといった記述に置き換えられたとのこと。

このような例は他にも挙げられており、一部の研究者からは検閲につながるとの懸念も出ている。Googleと研究者の間での緊張の高まりは今月初め、AI倫理専門家のTimnit Gebru氏が解雇されたと発表したことで注目を浴びた。Gebru氏の論文が注意を要するトピックのレビューを受けたかどうかは不明だが、Gebru氏はAIの負の側面を取り上げた論文を公開しないことに疑問を呈した結果解雇されたと述べている。

Gebru氏の論文についてGoogleのシニアバイスプレジデントJeff Dean氏は、(AIが)害を及ぼす可能性を長々と述べるのみで、解決のために進められている努力に言及していなかったと説明しているそうだ。Dean氏によれば、Googleではレビュープロセスが煩雑になりすぎないよう改善を進めているとのことだ。

15031705 story
原子力

東京電力、事故直後の福島第一原発のドローン空撮写真を発見・公開 35

ストーリー by headless
発見 部門より
東京電力は22日、福島第一原発の事故直後にUAVで撮影した計734点の写真を新たに公開した(福島第一原子力発電所事故の状況に係る写真NHKニュースの記事映像リスト: PDF)。

これについて あるAnonymous Coward 曰く、

事故報告義務を考えるとおかしな話らしいが、これまで未発表だった。さらに、25日の記者会見を取材したジャーナリスト木野龍逸氏のツイートによると、

  • どう活用したのかが、具体的にわからない状態
  • 誰が撮影を依頼したのかも不明
  • 9月に写真を発見していたが、原子力規制委員会に報告したのはHPで公開したのと同じ日

だという。

少しダウンロードしてみたが、一部モザイクがかけられているがかなりくっきり写っている。

とのことだが、今回公開された写真の撮影日(2011年3月20日・24日)にUAVによる撮影が行われたことは直後に報じられており、未公開分が発見されたということのようだ。

15031136 story
医療

米CDC、2020年に最も読まれたグローバルヘルス記事の主題はハマダラカ 13

ストーリー by headless
人気 部門より
米疾病予防センター(CDC)のCenter for Global Healthが2020年に閲覧回数の多かったグローバルヘルス記事トップ5を公表している(CDCのニュース記事The Vergeの記事)。

1位となったのは2020年の世界蚊の日(8月20日)に合わせて公開された記事で、マラリアを媒介するハマダラカに関する内容だ。記事ではアジア南部原産のステフェンスハマダラカ(Anopheles stephensi)が生息域をアフリカ東部に拡大し、ジブチの都市部でマラリア感染者が増加していることを伝えている。

アフリカ東部の在来種ガンビエハマダラカ(An. gambiae)やアラビエンシスハマダラカ(An. arabiensis)が農村地帯を好むのと対照的に、ステフェンスハマダラカは人工的な生息域で増殖する。都市部でのマラリア感染者はステフェンスハマダラカの移入と同時発生的に増加しており、新たに移入された種がマラリア感染増に一役買っているものとみられる。また在来種との生態的地位が異なることから、公衆衛生担当者は都市部でのより集中的な蚊対策が必要になるとのこと。

2位~5位は以下の通り。

  1. 国連合同AIDS計画(UNAIDS)の90-90-90目標達成にむけた南アフリカ共和国での取り組み
  2. CDCによるCOVID-19への世界的な対応
  3. ナミビアでのCOVID-19下における結核治療
  4. ウガンダでの迅速なCOVID-19対応を支えたCDCの役割

3位~5位はCOVID-19関連の記事となっている。The Vergeの記事では奇妙なランキング的な取り上げ方をしているが、公開当初はランキングの基準が示されておらず、CDCがグローバルヘルスで最も重要な問題としてハマダラカを選んだような感じになっていたためらしい。

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192.168.0.1は、私が使っている IPアドレスですので勝手に使わないでください --- ある通りすがり

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