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宇宙

SETIの天文学者が考える、地球以外に微生物が存在する可能性のある太陽系の天体7つとは? 16

ストーリー by hylom
20年は長いのか短いのか 部門より
headless曰く、

太陽系で地球以外に微生物が存在する可能性のある7つの天体について、SETI Instituteの上級天文学者、Seth Shostak氏がFuturismに語っている(FuturismNeowin)。

Shostak氏が明らかな候補地として最初に挙げたのは、地下に液体の水が存在する可能性が指摘される火星だ。次に木星の衛星3つ、内部に海が広がると考えられているエウロパ、太陽系最大の衛星で氷の下に地球上の水よりも多くの塩水があると考えられているガニメデ海と大気のあるカリストを挙げる。

土星探査機カッシーニのミッションでさまざまな情報を得ることができた土星の衛星2つも有力な候補地だという。タイタンは地表にメタンの海が広がりエンケラドスは地下の海から間欠泉が噴き出す。エンケラドスには着陸する必要すらなく、間欠泉の噴出物を採取して地球に持ち帰って調べれば微生物が発見できる可能性があるとのこと。さらに7つ目の天体としては、地下に液体の水が存在する可能性がある冥王星を挙げている。

Shostak氏によれば、水に限らず何らかの液体が存在すればどこでも微生物が存在する可能性があるとのこと。いつになったら地球外知的生命体を見つけることができるかというFuturismの質問に対しては、今後20年の間に実現するだろうと答えたそうだ。

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  • >今後20年の間に実現するだろう
    この手の予想が当たった試しってあるの?
    • 先輩「この間の課題いつできるんだ?」
      新人「今後20年の間に実現するだろう。」

      #さすがにそれは新人プログラマに失礼では?

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      具体的な根拠はないようだ

      Asked about when we’ll find intelligent alien life, Shostak said he believes it’s going to be within the next two decades. “There’s a lot of real estate out there, right? There are a trillion planets in the Milky Way. We can see a trillion other galaxies, each with a trillion planets. If they’re not out there, then all these people behind us are really special.”

    • by Anonymous Coward

      なぜ微生物から"知的"生命体に話が飛ぶのか。ひどい予想だ。

    • by Anonymous Coward

      ムーアの法則みたいな?
      でもそういう予測は当たるものでもあるし、当てるものでもあるから。

      一方で「人間の世界チャンピオンに勝てる囲碁ソフトには、あと十年はかかる」と
      言う予測は、AlphaGoで無理矢理はずされちゃったし。

      #「東京で毒ガステロが起きるだろう」みたいな未来予知なら、
      #力尽くで当てられたでしょ。麻原彰晃なら殺ってくれる。

      • どっちかってーと、ドレークの方程式 [wikipedia.org]かな。SETIだし。
        大雑把にざっくり式立ててみました、経験則は既知の1事例だけです、っていうかなり杜撰な式だけどw 変数多すぎだし。

        地球外知的生命体の存在確認は、本当に占いレベルの見積もり精度。
        多分に願望がこもってる。
        地球外知的生命体が存在するのかどうかすら、願望込みの希望的観測。(といっても悲観する必要も無いわけだが。)

        一方、微生物レベルの地球外生命体の存在は、確実に存在してるだろう、というのが科学的な予測。
        こっちは見積もり精度としたらかなり高い。
        地球であっても、39億5000万年前に生命活動があったという証拠が見つかった [mainichi.jp]そうで、これは地球誕生後地表が冷めて海洋が誕生した直後~2.5億年後のことで、地質学的時間から見れば、海洋(とエネルギー源)があれば瞬時に生命が誕生すると言って良いぐらい。

        だから、生命の存在可能性が高い火星やエウロパ、エンケラドスなどを探査できれば、ほぼ確実に生命(か痕跡)が見つかると思われてる。
        技術的難易度はあるにせよ。

        ところが、微生物レベルの生命が高等生物に進化するのは非常に難しい。
        多細胞生物に発展するまでに30億年、陸地に上がるのにさらに5億年、知性を獲得するまで5億年。
        そして、せっかく知性を獲得して電波通信するようになっても、100年ぐらいで滅びる恐れがある。

        こんなん、見積もれって方に無理があるw

        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2017年09月28日 15時39分 (#3287333)

    >エンケラドスには着陸する必要すらなく、間欠泉の噴出物を採取して地球に持ち帰って調べれば微生物が発見できる可能性があるとのこと。

    1950~70年代に、ヴェリコフスキーとアメリカの天文学会で論争があった。天文現象は電磁気的現象だと主張するヴェリコフスキーに対して、天文学会は全否定した。それ以来、天文学から電磁気が消えてしまった。重力だけで説明しようとする原因がこれ。

    • by Anonymous Coward

      この電波強度は間違いなく電磁気的現象

    • by Anonymous Coward

      > 天文学から電磁気が消えてしまった。

      そんな事実はありません。
      地球・太陽系近傍から宇宙論的距離の彼方まで、電磁気学を考慮に入れない天文学などあり得ません。

      # と、わざわざ否定するのも馬鹿らしい [google.co.jp]

    • by Anonymous Coward

      ヴェリコフスキーなんて科学史に残す価値もないキ印を、なんの脈絡もなくしきりに話題に乗せようとして、こいつは何がしたいんだろう。
      キ印の信奉者はキ印ってことなのか……。

      • by Anonymous Coward

        しばらく前から居る、現代科学は誤っていて私の理論が正しいって人のようですよ。

      • by Anonymous Coward


        #スレッドの話からはずれますが(って断んないと『スレッドからずれた話スンナ』て自治厨がすらどで最近沸いているんでお断り(しかもどこからが自治厨のいう「スレッドの始まり」なのかが一切不明w)

        >ヴェリコフスキーなんて科学史に残す価値もないキ印

        ヴェリコフスキー事件の科学史的意味はありますよ。

        科学者的立場として反論によってヴェリコフスキーの論理的誤謬を指摘して否定するのではなくて、
        「そんな奴の本を出版するなら、お前(出版社)の本は俺の大学ではつかってやんねから覚悟しろ」とか、
        科学者の大家としての社会的地位を利用した言論圧迫をしたため、
        支持者が殉教者を視るような熱烈的な崇拝をしてしまって、
        かえって始末におえなくなった、って顛末があります。

        ヴェリコフスキー事件以後は、こういう「科学者の社会的地位を利用した言論圧迫」はタブーとされている、はずです?
        その教訓として、科学史としては筆する価値はあります。

        これ以外にヴェリコフスキーについて言及する価値は特にないはずです。

        • by Anonymous Coward

          つっても、出版社を学会や論文誌に置き換えると当たり前の話よね。
          「査読制度その他がてんで信用出来ないんで基本無視します」とかは今でも通用するだろう。

  • by Anonymous Coward on 2017年09月29日 15時15分 (#3287958)

    地球だって極限環境に生きてるアーキア類だと
    まだまだ全然わかってないのに
    よその星のことなんてわかるわけ無いだろ?

    資源関係でもコールベッドメタンの起源がやっとこわかり始めたところだし
    マントル近くにも何かいるかもしれないし
    足元から何が出てくるかわからないのが実情

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