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2022年6月7日のサイエンス記事一覧(全3件)
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テクノロジー

トヨタ、ポータブル水素カートリッジのプロトタイプ公開 57

ストーリー by nagazou
これはHBT 部門より
maia 曰く、

トヨタ及び子会社のウーブン・プラネットが水素カートリッジを開発した(GIZMODO ニュースリリース)。プロトタイプなので暫定値だが、重量5kg、全長40cm、直径18cm、容量は3.3kWh相当。あらゆる汎用の可能性を考慮しており、ちょうどホンダが推進しているモバイルパワーパック(MPP)の水素版である。MPP(新型)は重量10.3kg、全長29.8cm(幅は177.3×156.3mm)、リチウムイオンバッテリーの容量は1314Wh、充電時間5時間(ホンダ)。トヨタの水素カートリッジはMPPと比べると容量2.5倍で重量半分だが、燃料電池部分は別途ありますね。可能性としては燃料電池バイク、燃料電池ドローン、燃料電池超小型モビリティなどもあり得る。

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NASA

NASA、次世代宇宙服の開発や製造で民間企業2社と契約締結 16

ストーリー by nagazou
現行モデルは持ちこたえられるか 部門より
NASAは2日、地球低軌道と月での宇宙遊泳能力を向上させるために必要となる「次世代宇宙服および宇宙遊泳システム」の開発企業にAxiomSpaceとCollins Aerospacの2社を選定したと発表した(関連過去記事、)。2034年までに最大35億ドル相当の契約となっているとのこと。開発された次世代宇宙服等は、国際宇宙ステーション(ISS)での作業やアルテミス計画における月面探査、火星への有人ミッションに使用される予定。選定された2社は2034年までに次世代宇宙服の開発完了が求められる。計画では最初のデモンストレーションはISS外での船外活動でおこなわれる予定だとしている(NASAsorae読売新聞)。
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スポーツ

PIEZO1が個体の運動能力を向上させることを発見。マウス実験で効果 9

ストーリー by nagazou
これは期待 部門より
東京医科歯科大や米スクリプス研究所、順天堂大らの研究チームは、マウスの遺伝子操作実験により、アキレス腱などの骨と筋肉をつなぐ腱で、運動により加わる力を細胞の表面で感知する「PIEZO1(ピエゾワン)」の働きを高めると、ジャンプ力や走る速さが大幅に向上することを発見したそうだ。また中米ジャマイカの陸上競技選手では、PIEZO1の働きが高まる遺伝子変異を持つ人が多いことも判明したとしている(東京医科歯科大時事ドットコム)。

ongchang 曰く、

The mechanosensitive ion channel PIEZO1 is expressed in tendons and regulates physical performance(DOI: 10.1126/scitranslmed.abj5557)

熱帯病のマラリアに対して有利な遺伝子異常の PIEZO1 E756del mutantの有無をジャマイカの一般住民と短距離陸上選手で比較したところ、遺伝子異常のヘテロまたはホモの一般住民は3分の1程度だったが、陸上選手では過半数だった。
マウスでの遺伝子操作の結果では野生型では20~30cmの跳躍距離が40cm越を示した。

ノックアウトマウスではPIEZO1がリンパ管の弁の形成に必要であるという報告もある(AMEDの記事)

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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

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