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14135789 story
医療

米TSA、ハンドサニタイザー限定で大きな容器での旅客機客室内持ち込みを認める 34

ストーリー by headless
特例 部門より
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への懸念から手指消毒への注目が集まる中、米運輸保安庁(TSA)では液体のハンドサニタイザー限定で容器サイズ最大12液量オンス(約335ml)まで旅客機の客室内持ち込みを認めている(TSAの情報ページ@TSAmedia_LisaFのツイートThe Vergeの記事)。

通常、米国で旅客機の客室内に持ち込みが認められる液体物は容量3.4液量オンス(約100ml)以下の容器に入ったもののみ。日本発着便では国際線と同等だ。今回の特例はハンドサニタイザーにのみ適用され、他の液体物は引き続き100ml以下の容器のみ持ち込み可能となっている。容量100mlを超える容器でハンドサニタイザーを持ち込む場合、他の液体物とは別に保安検査が行われるため、検査時間は少し長くなるという。特例の実施期間は示されておらず、新たな告知があるまで継続するとのことだ。

ただし、COVID-19の影響で空港利用者は大幅に減少しているうえ、空港内の各所にはハンドサニタイザーが設置されている。そのため、わざわざ大きな容器で持ち運ぶ意味はないかもしれない。
14135783 story
地球

ウミガメが海洋プラスチックごみに付着した微生物や藻類の匂いを食べ物の匂いと誤認している可能性 18

ストーリー by headless
付着 部門より
ウミガメが海洋プラスチックごみを食べてしまう原因として、付着した微生物や藻類の匂いを食べ物の匂いと誤認してしまう可能性を示す研究成果が発表された(論文ノースカロライナ大学のニュース記事Ars Technicaの記事)。

ウミガメが海洋プラスチックごみを食べる原因としては、プラスチック製の袋の外見がクラゲに似ているため餌と誤認するという仮説もあるが、餌と誤認しそうもない外見のプラスチックごみを食べたウミガメが発見されることもある。一方、ウミガメが食べ物の匂いやジメチルスルフィドといった空気中の臭気物質を検知できることが過去の研究で確認されている。

今回の研究では生後約5か月のアカウミガメ15匹それぞれに対し、(a)脱イオン水、(b)ウミガメの餌、(c)清浄なプラスチック、(d)バイオフィルムの付着したプラスチック の匂いをランダムな順序で水槽上部の空間に送り、反応を確認している。その結果、アカウミガメは(b)(d)の場合に(a)(c)の場合の3倍の時間鼻先を水面から突き出していたという。ただし、今回の研究ではアカウミガメが反応した臭気物質の特定までは行っておらず、水中に溶け込んだ物質に反応した可能性も排除できない。

具体的にウミガメが何に反応し、行動に影響を受けているのかといった点についてはさらなる調査が必要となる。その原因を理解することは増加し続ける海洋プラスチックごみがもたらす野生生物や生態系への影響を緩和するためにも重要とのことだ。
14135195 story
Java

スターバックス、北米と英国の一部店舗で持続可能性のより高いホットドリンク用ペーパーカップのテストを開始 57

ストーリー by headless
持続 部門より
スターバックスは9日、北米と英国の一部の店舗で持続可能性のより高いホットドリンク用ペーパーカップのテストを同日開始することを発表した(Starbucks Storiesの記事)。

現在広く使われているペーパーカップはポリエチレンでライニングされており、リサイクルを困難にしている。スターバックスは今回、植物由来の生分解性プラスチック「BioPBS」でライニングしたペーパーカップをバンクーバー・シアトル・サンフランシスコ・ニューヨーク・ロンドンの店舗の一部に試験投入する。スターバックスではリサイクルしやすく、堆肥化しやすいホットドリンク用カップを2022年までに開発する計画だという。

BioPBS(ポリブチレンサクシネート)はタイの石油・天然ガス企業PTTと三菱ケミカルの合弁会社PTT MCC Biochemが開発したもので、BioPBSでライニングしたペーパーカップは次世代ペーパーカップ開発コンテスト「NextGen Cup Challenge」で勝者の一つに選ばれている。タイではPTT傘下のカフェチェーンCafé Amazonが既にこのカップを使用しているそうだ。
14134808 story
インターネット

SpaceXのイーロン・マスクCEO曰く、Starlink衛星通信サービスはゲームに使えるほど遅延が少ない 29

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実現が待たれる 部門より

Anonymous Coward曰く、

宇宙開発企業SpaceXは通信衛星を使ったインターネット接続サービス「Starlink」の実用化を目指して通信衛星の打ち上げなどを行なっている。同社のイーロン・マスクCEOによると、この衛星ブロードバンドサービスは、高速化つレイテンシが小さく、レイテンシが重視されるオンラインゲームであっても十分に対応できるという(Ars TechnicaSlashdot)。

SpaceXがこのサービスの計画を始めた2016年後半、レイテンシは25ミリ秒から35ミリ秒になるとされていた。しかし現在は20ミリ秒以下のレイテンシを目標としており、将来的には10ミリ秒以下も実現可能だという。これは有線のインターネット接続サービスに匹敵する数値だ。

また、マスクCEOは衛星ブロードバンドサービスについて、高速ブロードバンドにアクセスできない地方の顧客が主に使用するもので、Starlinkは通信事業者にとって大きな脅威ではないと主張している。その理由として衛星通信は人口密度の高い地域には適していないためだという。都市部ではセルあたりの帯域幅が狭くなってしまうため、パフォーマンスが低下するそうだ。

14133553 story
地球

牛の二酸化炭素排出量を抑える「超高密度放牧」 58

ストーリー by hylom
建物内で育てるのは高コスト? 部門より

taraiok曰く、

家畜による温室効果ガスの排出量は全世界の約14%を占めており、とくに牛は一頭あたり毎年約100キログラムのメタンを吐き出すと推定されていることから、気候変動の世界では悪役とされてきた。リチャード・ティーグ教授率いるテキサスA&M大学の研究チームは、この問題を改善するための効果的な放牧システムを発見した(CNNSlashdot)。

その手本となったのがダニー・スラブバート氏の放牧方法だ。彼は牛の群れの密度を大幅に高め、特定の場所の草を食べ尽くしたら別の場所に行くという回遊鳥の群れのような仕組みを作り出した。この方法は超高密度放牧と呼ばれている。牛がすべての草を食べ、糞をすることで、良質な草の種のみが生き残る。そしてそこにカブトムシの幼虫を紛れ込ませる。小さな虫は糞を分解し、大きな虫は自然の肥料を土壌の奥深くまで運び込む。これにより土壌と草原の状態が良くなる。

研究では、適度に効果的な放牧システムを行うことで、牛が排出するガスよりも多くの炭素を土壌に閉じ込めることができるという。地球の表面の約30%から40%は天然の草原とされる。植物は光合成により大気から炭素を吸収し、その根によって土壌に炭素を送り込む。しかし、土壌が炭素を貯蔵できるようにするには、土壌が生きたものでなければならないのだという。

世界中の農家は化学肥料などを利用することで土壌の効率が落ち、土壌にあった炭素も失われてきた。多くの農民や科学者は、科学革命の犠牲になった土壌を蘇らせたいと考えている。その再生農業の鍵は、スラブバート氏の超高密度放牧のような牛と作物の2つを組み合わせることにあるとしている。

14133379 story
医療

WHO、新型肺炎(COVID-19)のパンデミックを宣言 77

ストーリー by hylom
ついに 部門より

headless曰く、

世界保健機関(WHO)事務局長は11日のメディアブリーフィング冒頭で、WHOがコロナウイルスによる新型肺炎(COVID-19)をパンデミックとみなすことができると判断したことを明らかにした(事務局長のスピーチ全文)。

過去2週間で中国以外でのCOVID-19の症例は13倍に増加し、影響を受ける国の数は3倍に増加しており、114か国で118,000件以上の症例、4,291人が死亡している。今後も症例や死者、影響を受ける国の数がさらに増加するとみられることから、パンデミックを宣言するに至ったとのこと。

事務局長はパンデミックという言葉を誤って使用すれば必要以上の恐怖やあきらめをもたらし、必要のない苦しみや死を招くため軽々しく使用していい言葉ではないとしたうえで、現状をパンデミックと表現することでWHOがすることや各国がすべきことは変わらないと述べている。

コロナウイルスによるパンデミックはこれまでになかったことではあるが、同時にこれまでなかったコントロール可能なパンデミックでもあるという。事務局長は9日のメディアブリーフィングでも、COVID-19によるパンデミックの脅威が現実のものになりつつあると述べる一方、史上初のコントロール可能なパンデミックになるとの見方を示していた。

症例の90%以上が4か国に集中しているが、そのうち2か国、中国と韓国では新規症例報告が減少している。各国が適切に対応すれば感染がクラスターになることを防ぎ、クラスターがコミュニティーでの感染拡大につながることを防ぐことが可能であり、パンデミックを終息に向かわせることが可能とのことだ。

WHOが「パンデミック」という表現を使うのは2009年の新型インフルエンザ以来となる。

14132638 story
ニュース

NHK曰く「キッチン用除菌商品の消毒効果は証明されていない」、これに対しフマキラーが反論 136

ストーリー by hylom
訂正しないのか 部門より

NHKが「キッチン用エタノールはアルコール度数が50%程度であり、コロナウイルスに対する消毒効果は科学的に証明されていない」などと報じたことに対し、フマキラーが反論している(フマキラーによる『「キッチン用エタノール」報道に対する当社見解』)。

フマキラーは新型コロナウイルスと同じ構造を持つネコ腸コロナウイルスを使った試験を実施し、実際に効果があることを確認しているという。しかし、今回の報道を受けて同社には多数の問い合わせやクレームが寄せられているとのこと。

この試験は一般財団法人北里環境科学センターによって行われたもの。同社の「フマキラー キッチン用アルコール除菌スプレー(アルコール濃度49v/v%)」および「アルコール除菌プレミアム ウイルシャット(アルコール濃度63v/v%)」、「ウイルシャット ノンアルコール除菌プレミアム」で「減少率99.9%以上」という結果となり、ネコ腸コロナウイルスの不活性化効果を確認できたという。

14132509 story
テクノロジー

1983年のフリーマン・ダイソン博士へのインタビュー 29

ストーリー by hylom
約40年で世界は変わったか 部門より

Anonymous Coward曰く、

ダイソン球の考案者としても知られる物理学者のフリーマン・ダイソン氏が2020年2月28日、96歳で亡くなった。これにあわせて、朝日新聞記者によって1983年に行われたダイソン氏へのインタビューが論座にて公開されている。

ダイソン氏はかねてから宇宙文明に興味を持っており、人類は宇宙進出すべきと主張していた。このインタビューでも、「人類は宇宙に進出するという選択肢を持つべき」と述べており、最初の目的地としては月や火星が挙げられている。また、彗星も1つの可能性があるともしている。

14132426 story
スラッシュバック

ハチノスツヅリガの幼虫によるポリエチレンの代謝と腸内細菌叢のかかわりを示唆する研究成果 12

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プラスチックのバイオ処理システムにつながるか 部門より

headless曰く、

ハチノスツヅリガの幼虫によるポリエチレンの代謝が腸内の細菌叢と複雑にかかわっていることを示唆するカナダ・ブランドン大学の研究グループによる研究成果が発表された(論文ブランドン大学のニュース記事SlashGear)。

釣り餌の「ブドウムシ」としても知られるハチノスツヅリガの幼虫がポリエチレンを食べて生分解するという研究成果は2017年に発表されているが、実際に生分解されているのかどうかについては異論も出ていた。今回の研究ではハチノスツヅリガの5齢幼虫を自然の餌であるミツロウを与えるグループとポリエチレンを与えるグループ、何も与えないグループの3グループに分けて実験している。

ポリエチレンを与えたグループでは実験開始から24時間以内に排泄物が固形から液状に変化し、生化学分析の結果グリコールが検出されたという。また、ミツロウを与えたグループや何も与えないグループと比較して腸内細菌が増加しており、抗生物質を使用することでグリコールを含む排泄物が減少したそうだ。腸内細菌を分離し、ポリエチレンのみを炭素源とする培地で1年にわたって培養した結果、ポリエチレンの生分解にかかわるとみられる細菌としてアシネトバクター属の細菌を特定している。

近年の研究ではプラスチックを分解する微生物がこれまで考えられていたよりも広く存在することが明らかになっている。また、ゴミムシダマシ類の幼虫(ミールワーム)もプラスチックを食べて代謝することが可能であり、こちらも腸内細菌がかかわっているとする研究成果も発表されている。しかし、微生物単体による試験管内での生分解は生体内での生分解と比べてはるかに長い時間がかかる。そのため、生体内で何が起こっているかを研究することがプラスチックごみの問題解決に重要な役割を果たすとみられる。

14131490 story
ニュース

過冷却状態の「アイスコールド コカ・コーラ」、販売エリア拡大 29

ストーリー by hylom
知らなかった 部門より

コカ・コーラが、-4℃に冷やした「アイスコールド コカ・コーラ」をセブン-イレブン一部店舗で発売している。

このコーラは凍り始める手前ギリギリまで冷やした「過冷却」状態で販売されており、開栓するとそれによって一気にコーラが固体化し始め、シャーベット状になるという。

アイスコールド コカ・コーラは数年前より一部地域でのみ販売されていたが(2016年のロケットニュース24記事)、販売エリアは順次拡大されており、現在では27都府県のセブン-イレブンで販売されているとのこと。

14131485 story
宇宙

衛星コンステレーションが天体観測に及ぼす影響を調べるNASAの市民科学プロジェクト 15

ストーリー by hylom
見える化 部門より

headless曰く、

ブロードバンドサービス用衛星コンステレーションが天体観測へ及ぼす影響を調べる市民科学プロジェクト「Satellite Streak Watcher」をNASAが開始した(プロジェクトページSlashGear)。

衛星コンステレーションによるブロードバンドサービスは地球低軌道に大量の小型人工衛星を配備することから、地上からの天体観測への影響が指摘されている。SpaceXでは既に数百基のStarlink衛星を配備しているが、日の出前と日没後には太陽光の反射で明るく輝いて見える。Starlinkの軌跡が縞状に映り込んだ天文写真も公開されている。

Satellite Streak Watcherはスマートフォンのカメラで人工衛星の軌跡を撮影し、長期にわたって影響を調査するというものだ。これらの人工衛星の明るさは2等~6等であり、スマートフォンのカメラで十分に撮影できる。人工衛星は1秒間に1度の速度で進むため、指定通りに露光時間10秒で撮影すれば、月の直径の20倍の軌跡を捉えることが可能だという。人工衛星が通過する時刻や方角はHeavens-Aboveで調べることができる。プロジェクトには全世界から誰でも参加可能だが、写真をアップロードするにはAnecdataのアカウントを作成する必要がある。

なお、5日に公開された衛星コンステレーションが天体観測に及ぼす影響に関するESOの調査結果によれば、ESOのVLTやELTが受ける影響はそれほど大きくない一方で、Vera C. Rubin Observatoryのような超広視野の大型望遠鏡は大きな影響を受けるという。肉眼で観測できるほど明るく輝く人工衛星の多くは水平線に近い位置と予測され、観測の対象となる範囲で目に見える星の数を人工衛星が上回ることはないとみられている(プレスリリース論文)。

14130864 story
EU

欧州、ディーゼル車の減少で二酸化炭素排出量が3年連続増加 80

ストーリー by hylom
大気汚染か温暖化か 部門より

欧州ではディーゼル車の販売が急速に減少しているが、その影響で二酸化炭素排出量の増加が続いているという(日経xTECH)。

欧州では自動車に対する二酸化炭素排出量規制が厳しくなっていることもあって、燃費や効率に優れるディーゼルエンジンが広く普及していた。しかしディーゼルエンジンは窒素酸化物や粒子状物質(PM)などの排出量が多いというデメリットがある。フォルクスワーゲン(VW)などが排ガス規制を逃れるようなシステムを導入していたことが発覚したこともあってディーゼルエンジンの環境負荷の高さに厳しい目が向けられるようになり、販売台数が減少。その代わりに非ディーゼルのガソリンエンジン車の販売数が増加するようになっていたという。

また、二酸化炭素排出量の削減に向け電気自動車(EV)が推進されているものの、まだ販売数は少なく、その結果全体としては二酸化炭素排出量が増加傾向にあるとのこと。

14130739 story
宇宙

楽天モバイル、衛星を使った携帯電話網の構築を目指す 47

ストーリー by hylom
コスト的にはどうなのだろう 部門より

simon曰く、

楽天はスマートフォンで利用可能な衛星通信ネットワークを構築する「AST&Science」に出資し、衛星を利用した通信網の構築およびそれを利用した一般向けサービスを提供すると発表した(Engadget日本版)。

AST社はアメリカ・テキサス州のベンチャー企業で、低軌道の人工衛星から直接4G・5Gの電波でスマートフォンに繋がる「SpaceMobile」サービスを目指している。

AST社のCEO、アヴェラン氏によると高度500~700kmの低軌道衛星から日本を4つの衛星でカバー。通常の携帯電話と同じ周波数帯の電波を使うので普段の端末をそのまま使えるという。

とはいえ、普通のスマホで700km上空の衛星と通信するなどという話はにわかには信じがたい技術だと思うのだが、果たしてこの楽天モバイルのぶち上げた大風呂敷はどれくらい現実味があるだろうか?

14130103 story
宇宙

彗星C/2019 Y4 (ATLAS) が地球に接近中 16

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接近 部門より
aruto250曰く、

昨年12月28日に発見された彗星「C/2019 Y4 (ATLAS)」が5月末に最大光度に達するが、天文ファンの間ではかなり明るくなるだろうと話題になっているようだ。

astro.vanbuitenen.nlでは-10.7等で満月(-12.7等)に迫る光度を予想しており、もっと明るくなるという予想もみられるが、もう少し暗いという予想や肉眼で観測可能になるという程度という予想もあるなど、予想には結構ばらつきがある。彗星の明るさは太陽にどれだけ接近するかという軌道だけでなく、核の状態やどれだけ塵やガスが噴き出すか次第なところもあるため、近日点が近づくにつれある程度は精度が上がると思われる。

英語版Wikipediaによると、この彗星は1844年の大彗星と同様の軌道を持っているため、1844年の彗星のかけらではないかとも考えられているようだ。

余談だが、この彗星を発見した発見したハワイの全天観測プロジェクト「Asteroid Terrestrial-impact Last Alert System」の略称がATLASなのだが、日本語に直すと「小惑星地球衝突最終警報システム」という実に迫力ある名前になっている。

現在C/2019 Y4はおおぐま座に位置し、地球に最接近する5月23日までにペルセウス座へ移動。近日点に到達する5月31日には太陽よりも1時間ほど早く昇り、1時間ほど早く沈むことになるようだ(TheSkyLive.com)。

14129267 story
火星

NASAの新火星探査車の名前、「Perseverance」に決定 7

ストーリー by headless
決定 部門より
NASAは日本時間6日、今夏打ち上げ予定の新火星探査車の名前が「Perseverance」に決定したことを発表した(プレスリリース発表会動画Perseverance公式Twitterアカウント)。

昨夏NASAは新火星探査車の名前を決めるエッセイコンテスト「Mars 2020 Rover Naming Contest」を米国の幼稚園児から高校生までを対象に実施し、1月に28,000件以上の応募から選ばれたファイナリスト9名による名前の人気投票を受け付けていた。Perseveranceは火星で岩石や塵のサンプルを採取して地球に持ち帰るという、火星探査初の往復ミッションとなる。名前を提案したバージニア州の中学生、Alexander Mather氏はエッセイにこれまでの火星探査機(Curiosity、Opportunity、InSight、Spirit)の名前を織り込み、Perseverance(困難や失敗にも関わらず続けられる努力)の重要性を訴えている。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー

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