あるAnonymous Coward 曰く、
トランプ米大統領が気候変動に関する「パリ協定」から離脱する方針を表明した(ハフィントンポスト、NHK)。
米環境保護庁(EPA)のスコット・プルイット長官など反環境保護派は環境保護派について、「地球にやさしい」ふりをした隠然たる社会主義運動にほかならないなどと考えていること、トランプ大統領の支持者は「どこか遠いところ」の環境保護よりも自らの仕事や生活のほうが重要であると考えていることなどが背景にあると報じられている(ロイター)。
トランプ大統領はパリ協定離脱を表明するに際して中国を名指しで批判したが(産経新聞)、これに対し中国はパリ協定を遵守するとの立場を示している(日経新聞)。
米国のパリ協定離脱により、今後中国が米国に代わり気候変動に対する世界的取り組みを主導する立場になる可能性があるほか、米国の再生可能エネルギー関連企業が打撃を受ける可能性もあるという。そうした背景から、「トランプ氏のオウンゴールだ」などとの厳しい批判も出ている(ロイター)。
米国「オラ一抜けた!」 中国「パリ協定を順守」 (スコア:2)
トランプ氏は
という言質を取るため、敢えて憎まれ役を買って出たのではあるまいか?
というのは穿ち過ぎ?
Re:米国「オラ一抜けた!」 中国「パリ協定を順守」 (スコア:2, 興味深い)
うがち過ぎ
「パリ協定には途上国支援や途上国配慮条項が数多く盛り込まれ」ているし(https://www.projectdesign.jp/201604/kankyo/002827.php)
発展途上国である中国は
「中国は国内総生産(GDP)当たりの二酸化炭素排出量を2030年までに05年比で60~65%削減すると約束しているが、中国の経済成長が今後も続くことを考えれば、中国の排出量は事実上増加を続ける公算だ。」(http://www.sankei.com/world/news/170602/wor1706020056-n1.html)
そうなので、得するだけじゃないの、義務を果たすと言いながら。
Re:米国「オラ一抜けた!」 中国「パリ協定を順守」 (スコア:1)
ちょっと言葉が足りてないね、それじゃあ。
自国にメリットがあると考えた中国。
自国にデメリットがあると考えた米国。
自国のデメリットを甘受して地球のことを考えた日本。
ってとこかな。
……まあ、第3センテンスについてはチョイト疑問だが。