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2018年10月11日のサイエンス記事一覧(全3件)
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NASA

ハッブル宇宙望遠鏡、ジャイロ故障によりセーフモードに 60

ストーリー by hylom
打ち上げからそろそろ30年 部門より

1990年に打ち上げられ、2004年の時点で廃棄の議論が出るも運用が継続されていたハッブル宇宙望遠鏡だが、6基搭載されている姿勢制御ジャイロのうちすでに3基が故障しており、さらにこのたび新たに4基目の故障が見つかったとのこと。これによってハッブル宇宙望遠鏡はセーフモードに突入したという(Engadget Japanese)。

ハッブル宇宙望遠鏡では2009年にジャイロ6基すべてが交換されているが、想定寿命は2014年だったという。後継とされるジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は相次ぐ計画延期により(過去記事)、打ち上げは2021年予定となっている。

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サイエンス

ヒアリは特定のウイルスに感染すると食べ物の嗜好が変わる 7

ストーリー by hylom
胃腸がやられるのだろうか 部門より

最近国内で確認され話題となった外来生物のヒアリは、「SINV-1」というウイルスに感染すると食べ物の嗜好が変化するそうだ(ITmedia京都大学の発表Scientific Reports掲載論文)。

研究チームがこのウイルスに感染したヒアリを観察したところ、感染後は採食活動の低下や脂質摂取量の減少などが確認できたという。これは、感染から回復するために「脂っこい食事の代わりに炭水化物を食べる」ように見えるという。

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ニュース

暑さ対策のための散水、路面温度は低下するが暑さ指数としては軽微な効果しか見られず 63

ストーリー by hylom
そりゃそうだ 部門より

8月に東京都が五輪の暑さ対策のための実験として、歩道などに散水する実験を行った。その結果、路面の温度が5度あまり下がる効果が確認できたという(NHK)。

実験結果は9月26日付けで公開されているが、散水チューブを使った散水と、散水車による散水実験の2つが行われている。どちらの実験も、散水後に「暑熱環境測定システム」を用いて測定地点の地上高1.1メートルから暑さ指数(WBGT)等を測定しその効果を検証した。

その結果、散水チューブによる散水では路面温度が平均で6℃前後、最大で10℃以上下がることが確認された。いっぽうで目立った気温の変化は確認できず、暑さ指数についても軽微な減少という結果になっている。

散水車による散水については散水1回(6時)の場合で路面温度が1~4℃前後、散水3回の場合は遮熱製舗装の場合で3~5℃前後、密粒度舗装の場合で最大10℃ほど低下しているが、気温や暑さ指数については散水チューブによる散水の場合と同様軽微な変化となっている。

また、散水チューブによる散水実験測定結果では日傘のありなしでの違いもまとめられているが、日傘で日陰を作った場合は路面温度は日傘なしの場合と比べて散水ありの場合で1~3℃前後、散水無しの場合で最大8℃前後下がっている。また、暑さ指数については散水ありの場合となしの場合でともに日傘を利用することで1~2ポイントほど減少している。

この結果から、少なくとも路面温度については散水による効果が確認できる一方、暑さ指数については散水よりも日陰を作ることのほうが効果的だと思われる。

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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー

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