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2018年3月13日のサイエンス記事一覧(全2件)
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サイエンス

古代ローマの謎「地獄の門」で動物が死ぬ原因が解明 36

ストーリー by hylom
リアルヘルズゲート 部門より

トルコにある世界遺産「ヒエラポリス」にある洞窟「プルトニウム」は、足を踏み入れた動物が次々と死んでいくことから「地獄の門」などと呼ばれているという。民間伝承ではこの洞窟は「死の息」を吐き出していると言われていたが、実際のところは洞窟の奥深くには高濃度の二酸化炭素が放出されており、それが原因で動物が死んでいくことが分かったそうd(CNN)。

ガス分析装置で調査したところ、洞窟入り口の二酸化炭素濃度は4~53%で、内部では91%にも達するという。二酸化炭素は空気よりも重いため地表近くに溜まることから、人間よりも地表近くの空気をより吸い込みやすい動物への影響が大きいようだ。

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変なモノ

マンションに謎の水装置を導入されそうになったらどうすれば良いか 133

ストーリー by hylom
やはりマンションは買うべきではないという結論に 部門より

マンションの大規模修繕においては、水道管関連の工事が問題となることが多いと言われている。水道管の全面交換を行うには高額な費用がかかるほか、工事期間は水道が使えなくなるという問題もある。いっぽうで、一般的な修繕費用の5分の1から10分の1程度の費用で対策が行えるとうたう業者も複数存在する。しかし、こういった業者の中には科学的に十分な根拠がないにも関わらず、知識の無い人に対しては科学的なように見える説明をして装置を販売しているところもあるようだ。

こうした、「謎の水装置」を導入しようとするマンション理事会に対し、どのような対応を行えば良いのか困っている人がWebページを公開し話題となっている(謎の水装置問題(2018年))。これによると複数の機関に対して対応を要請したものの、決定的な対策方法は見つかっていないようだ。

なお、こうした「謎の水装置」を巡っては2005年に東京都生活文化局が『「活水器」の表示に関する科学的視点からの検証について』という文書を公開している。ここでは磁気や遠赤外線、セラミックなどを使って水の化学的特性を変化させると主張する装置について分析しているが、これらを製造・販売する業者の主張は科学的な根拠がないという結論となっている。

今回問題とされている製品がうたっている効果はこの文章内で言及されているものとは異なるものの、科学的な根拠が不十分なことには変わりないようだ。なお、こういった製品については昔からトラブルとなっており、スラドでも2008年にこういったトラブルに関する投稿があった。

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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家

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