キタシロサイ、最後のオスが死ぬ。絶滅がほぼ確実に 49
絶滅は意外に簡単に起こる 部門より
世界に一頭だけ生存していたキタシロサイのオスが45歳で死亡した。これにより、キタシロサイの絶滅がほぼ確実になったという(朝日新聞)。
シロサイ属は角目的で乱獲され、近年ではその個体数が大きく減少していた。過去には密猟者が動物園に侵入して角を奪う事件なども発生している。
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世界に一頭だけ生存していたキタシロサイのオスが45歳で死亡した。これにより、キタシロサイの絶滅がほぼ確実になったという(朝日新聞)。
シロサイ属は角目的で乱獲され、近年ではその個体数が大きく減少していた。過去には密猟者が動物園に侵入して角を奪う事件なども発生している。
トランプ米大統領は銃乱射事件をきっかけに暴力表現を含むゲームを規制するよう主張し、その結果ゲーム規制論争が再発している。しかし、暴力的な描写が登場するゲーム「グランド・セフト・オート」を2か月にわたってプレイした影響を調査した研究結果からは、その影響はほぼ確認できなかったという(Nature、Ars Technica、Slashdot)。
この研究は、ドイツのマックス・プランク教育研究所とハンブルク・エッペンドルフ大学医療センターの研究チームによって実施された。18歳から45歳までの選抜された成人90人の被験者を2つのグループに分けて、暴力的なゲームを長期間にわたってプレイすることでどれほどの影響が現れるのかが調査された。
研究チームは208件の比較を実施。その結果、95%の信頼度で暴力的なゲームの影響を受けたと判断できたケースは3件のみで、それ以外に有意な差は認められなかったとのこと。ここから研究チームは「暴力的なゲームをプレイすることによって特別に有害な影響ガルと言うことはない」と結論付けるに至ったとしている。
以前犬用の人工血液が開発されるという話があったが、今度は中央大学やJAXAの研究者が猫用の人工血液を開発したと発表した。
この人工血液は、化学的に合成した「(ヘモグロビン-組換えネコ血清アルブミン)クラスター」を赤血球の代わりに使用するというもの。血清アルブミンは血清中にあるタンパク質で、遺伝子組み換えで人工的にネコ血清アルブミンを作成し、ヘモグロビン分子の表面に共有結合を行うことで人工血液として利用できる薬剤を合成したそうだ。
この製剤には「ヘモアクト-F」と名付けられており、血液型がなく長期保存ができるという特徴があるという。なお、ネコ血清アルブミンの立体構造の解析には国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟で無重力下で行われたそうだ。
先日話題になった花粉を水に変えるマスクだが、批判的な記事を書いた天羽先生に働きかけがあったようだ(天羽先生のブログ追記参照)。
また同記事には、事業者から「(批判的記事を掲載した五本木クリニックの) 桑満先生には直接連絡をさせて頂き、インチキ、疑似科学、トンデモといった言葉を削除いただきました。」という内容のメールを受け取ったと書かれてある。
このマスク関係者によると、「”水に変える”というのは、あくまで、製品の名前」だそうで、東京都薬務課や消費者庁との協議の上で名付けられているという。ただし、こういった表現は薬機法や景品表示法上問題ではないかという意見も出ている(川村哲二弁護士のブログ)。ちなみに問題のマスクは医薬品ではないため、販売に当たって特に効果の検証などは求められていない。
先日亡くなられたスティーブ・ホーキング博士だが、死の2週間前に人生最後の論文を書き上げていたことが報じられている(GIGAZINE、日経新聞)。
「A Smooth Exit from Eternal Inflation?」と題されたこの論文は多元的宇宙の証明に関するもので、複数の宇宙が存在するというアイデアを実証可能な科学的フレームワークにのせる理論だという。論文は現在主要な科学誌により査読中とのことだが、この論文が正しければ、ホーキング氏の宇宙理論が実証されるものになるという。
また別のニュースでは、ホーキング氏の埋葬先が、英ロンドンのウェストミンスター寺院のニュートンやダーウィンの墓のそばとなることが報じられている(AFP)。
ソースを見ろ -- ある4桁UID