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2023年11月のサイエンス人気記事トップ10
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地球

パナマで道路を封鎖していた環境保護活動家が怒ったドライバーに銃撃される 132

ストーリー by nagazou
怒り 部門より
南米のパナマのチャメ地区で7日、銅採掘に対する環境保護運動の一環として道路を封鎖していたデモ参加者が、バリケードを通ろうとしていたドライバーに射殺されるという事件が発生した。この事件は、パナマシティ西部の高速道路で発生した。事件を起こしたのはアメリカの弁護士で大学教授でもあるケネス・ダーリントン容疑者。容疑者は米国とパナマの二重国籍を持つとしている(The US SunNYPAP通信GIGAZINE)。

ダーリントン容疑者は当初、デモ隊に対して説得を行っていたが、口論の末に銃を取り出し、わずか数メートルの位置からデモの参加者2名に対して発砲した。その様子の一部は動画として複数メディアで取り上げている。口論に至った原因については不明だが、事件の背景には、カナダの鉱山会社が地元と結んでいた銅鉱山の契約に対する抗議活動があるという。

あるAnonymous Coward 曰く、

この道路封鎖は3週間に渡り、食料や燃料、医薬品の輸送に影響を与えていた他、付近の学校の閉鎖や企業活動にも大きな影響を与えていたという。他者に不利益を強いる以上、環境保護活動家も殺されるのは覚悟の上だったのだろう。

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スラッシュバック

餃子の皮って6角形でもよくないですか? 103

ストーリー by nagazou
アイデア 部門より
愛知県にある水鳥製麺所が、餃子の皮を製造時に丸く抜いた後の残り部分が大量に出ることから、その活用方法を模索しているとポストしたところ、工業デザイナーのツジメシさんが、餃子の皮を六角形にする提案をして話題になっている(水鳥製麺所のポストツジメシさんのポストTogetter)。

ツジメシさんによれば、6角形にすることで包みやすく、見た目がかわいく、ひらひら部分がカリッと焼けて美味しいとし、また、六角形なら材料のロスが少なく、エコにもなると指摘している。同氏は具体的な餃子の折り方を示す写真もアップしている。この提案に対してその発想はなかった的な賛同や興味を示すコメントが大量に寄せられている。新しい餃子の皮の形状として広がる可能性があるとの意見も出ている。
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地球

「うるう秒」に代わる「うるう分」の提案 77

ストーリー by headless
提案 部門より
うるう秒に代わる時刻調整の仕組みとして、米国立標準技術研究所 (NIST) の時間・周波数部門でネットワーク同期プロジェクトを率いるジューダ・レバイン氏が「うるう分」を提案しているそうだ (The New York Times の記事Ars Technica の記事)。

地球の自転で決まる時刻と原子時計で決まる時刻のずれを調整するうるう秒さまざまな問題を引き起こしており、2035 年までの廃止が決まっている。それでも時刻の調整は必要であり、調整間隔を数年から半世紀程度に伸ばして対応頻度を減らすというのがうるう分の趣旨だ。レバイン氏の草案はすでに回覧されており、11 月 20 日からドバイで開催される 2023 年世界無線通信会議 (WRC-23) で正式に提案するとのことだ。
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娯楽

米国でカップヌードルが「電子レンジ」対応。紙容器を採用 79

ストーリー by nagazou
日本でも変わるのかね 部門より
Forbesの記事によると、アメリカ日清(Nissin Foods USA)は10月26日、2024年初めからカップヌードルのパッケージを電子レンジで温めることができる紙製容器に変更することを発表した。現行の発泡スチロール製容器が環境に対する悪影響や発がん性の懸念があるための措置であるという(Forbes JAPAN)。

新しい紙容器は40%が再生繊維で作られ、スリーブには100%再生紙が使用される。この新しいカップヌードルは電子レンジで温めることが可能となり、調理時間も2分15秒に短縮されるとしている。アメリカ日清は、この変更により2030年までにCO2排出量を30%削減する効果があるとしている。
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バイオテック

札幌の円山公園でゴキブリが繁殖も、公園の外には生息域を広げられない 60

ストーリー by nagazou
特殊生態系 部門より
冬の寒さが厳しい北海道にはゴキブリはいないと言われていたが、現在の北海道の高級住宅地には、ゴキブリの「聖域」と呼ばれる場所があるという。この聖域は、円山公園という札幌市内の公園に存在しており、夏になるとゴキブリの数が急増し、夜になると多くのゴキブリが観察されるそうだ(AERA dot.)。

この公園周辺に住む人々は、初めは何の虫か分からなかったそうだが、後に寒冷地に強いヤマトゴキブリであることが判明したという。円山地区で多い理由に関しては、同地区は道内でも比較的早い時期に入植が始まった地域であり、東北地方から運んだ建材に、ヤマトゴキブリの卵鞘が付着して持ち込まれたのではないかと考えられているという。また木の周囲が除雪されないことも、ヤマトゴキブリが繁殖する理由と見られる。しかし、この公園に住むヤマトゴキブリは「ラブルベニア」という菌類に汚染されており、秋口になるとバタバタと死んでいくことから、円山公園の外に生息域を広げられないとしている。
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地球

環形に続き直管蛍光灯の製造・輸出入が2027年末で全面禁止 66

ストーリー by nagazou
大型照明器具捨てるのが面倒 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

朝日新聞の記事によると、水銀規制の国際ルール「水俣条約」の締約国会議が開かれ、直管蛍光灯の製造と輸出入の2027年末での禁止で合意したそうだ。

環形蛍光灯等は2025年までの禁止が決まっているため、これにより家庭や企業で使われてきた蛍光灯の交換が難しくなる。

皆様の自宅、実家、勤務先では蛍光灯はどのくらい使われているだろうか。2027年以降も使い続ける予定はあるだろうか。

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サイエンス

熟慮性の低い人は陰謀論にハマりやすい、論文が学術誌に掲載へ 116

ストーリー by nagazou
結局性格 部門より
鹿児島大学法文学部の大薗博記准教授らのチームは、COVID-19が広まった際に出た陰謀論に興味を持ち、インテリこそが陰謀論にハマりやすいというイメージが科学的に証明できるかを研究した。研究では、「陰謀論にハマりやすい」人の特徴を調査し、次のような結果が得られた(読売新聞)。

曰く、陰謀論に傾倒する傾向は「熟慮性が低い人」に強く現れるという。つまり、直感的に物事を判断する人ほど、特にコロナに関する陰謀論を信じやすいことがわかった。逆に、物事を論理的に考える人ほど、陰謀論にハマりにくい傾向があるという。また、社会不安や不満が高い人も陰謀論に傾倒しやすいことが明らかになった。特に「アノミー(世界は悪くなっているという信念)」が強い人ほど、陰謀論に傾倒する傾向が顕著だったとしている。

しかし、社会不安や不満と熟慮性の組み合わせによる増幅効果は見られませんでした。つまり、「社会不満を持ったインテリこそが陰謀論にハマりやすい」ことは確認されなかったとしている。
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地球

富士山の標高2400mで大量のどんぐりが見つかる、人為的に撒かれたか 40

ストーリー by nagazou
クマでも呼ぼうとしているのか 部門より
植物が好きな登山ガイドさんのポストによると、富士山の標高2400mで大量のどんぐりが発見されたそうだ。同氏によるとどんぐりが生育しない標高なので人為的に撒かれたようだとしている。なお、環境省事務所には連絡済みだとのこと(植物が好きな登山ガイドさんのポスト)。
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サイエンス

米食生活指針、超加工食品の健康リスクを警告すべきか検討中 74

ストーリー by headless
超加工 部門より
米食生活指針の 2025 年改定に向けた諮問委員会では、科学的問題の一つとして超加工食品 (ultra-processed food) の健康への影響を調査している (Ars Technica の記事The Washington Post の記事)。

多数の天然に存在しない成分を組み合わせて工業的に製造される超加工食品は健康への悪影響を示す研究成果がいくつも発表されているが、現行の米食生活指針では栄養成分にのみ注目し、加工方法は重視されていない。そのため、ジャンクフードに栄養成分を追加した超加工ジャンクフードが学校の給食にも用いられる事態となっているという。

2025 年版食生活指針諮問委員会では超加工食品について、食習慣およびライフステージを通じた特定の食習慣要素に関する小委員会で調査を行っている。超加工食品に関する科学的な問題は、食習慣における超加工食品摂取量の違いと成長や体組成、肥満リスクとの関係を特定するものだ。米国では超加工食品の健康リスクに関する警告が他国に後れを取っており、食生活指針に追加されれば初の警告となる。

しかし、食品業界ではこれに反対するロビー活動をすでに始めているという。食品業界の主張は工業的加工処理が食品の長期保存を可能にして食品ごみを減らし、無駄になる食材が減ることで価格が安くなり、新鮮な食品が不足したときの保障にもなるというものや、科学的に受け入れられる超加工食品の定義が存在しないといったものだ。

これに対しニューヨーク大学のマリオン・ネスル氏は「家庭のキッチンで作れるなら超加工食品ではない」として、その定義に何の問題もないと指摘している。ネスル氏によれば、超加工食品を一切食べるなというのは無理な話だが、食べ過ぎるべきではないとのことだ。
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宇宙

ユタ州のテレスコープアレイ実験で検出された極めて高いエネルギーの宇宙線、アマテラス粒子と名付けられる 44

ストーリー by headless
oh my goddess 部門より
headless 曰く、

2021 年 5 月 27 日に検出された極めて高いエネルギーの宇宙線が「アマテラス粒子」と名付けられたそうだ (ICRR のプレスリリースAAAS のニュースリリースArs Technica の記事論文アブストラクト)。

この宇宙線は米ユタ州で稼働中の最高エネルギー宇宙線観測実験「テレスコープアレイ実験」により検出された。2008 年から続けられているテレスコープアレイ実験で最も高い 244 EeV というエネルギーを持ち、1991 年に検出された宇宙線以来の高エネルギー宇宙線となる。この宇宙線が到来した方向には発生源候補として有力な天体が存在せず、未知の天体現象やダークマターの崩壊といった標準理論を超えた新物理起源の可能性があるという。

2013 年ノーベル物理学賞の対象となったヒッグス粒子は「ゴッド粒子」と呼ばれ、1991 年にユタ州で検出された 320 EeV の宇宙線は「オーマイゴッド粒子」と呼ばれる。今回の宇宙線は発見者が日本人で現地時間明け方に検出されたこと、今後も極めて高いエネルギーを持った宇宙線の検出が期待されることから「アマテラス (天照) 粒子」と名付けたとのことだ。

本研究成果はScienceに掲載されているが、論文のページでは中身が表示されない。

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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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