MITメディアラボ、児童売春で逮捕・拘留されていた米富豪からの資金援助が発覚 58
ストーリー by hylom
スケールがでかい 部門より
スケールがでかい 部門より
児童売春やその斡旋などの罪で逮捕・拘留されていた米実業家のジェフリー・エプスタイン氏が8月10日、勾留中の施設内で自殺したことが明らかになったが(ロイター、AFP)、マサチューセッツ工科大学(MIT)がこのエプスタイン氏から多額の寄付を受けていたことが明らかになり、研究者らがこれに抗議して辞任を表明する事態になっている(AFP、Yahoo!ニュース)。
寄付先の1つとして挙げられているのが、先端技術研究を行っているMITメディアラボ。また、MITメディアラボの伊藤穰一所長の個人ファンドもエプスタイン氏から資金提供を受けていたという。これを受けて伊藤氏は謝罪文を発表している。一方、エプスタイン氏による児童売春やその斡旋には一切関わっておらず、そのような話や証拠を見たこともないとしている。
さらに、被害を訴えている人物が過去にメディアラボの共同創設者であるMarvin Minsky氏(故人)と性的関係を強要されたとの証言もあるという。
エプスタイン氏による寄付はMITだけでなく、ハーバード大学やプリンストン大学、コロンビア大学、ニューヨーク大学、コーネル大学、ペパーダイン大学、オハイオ州立大学、スタンフォード大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、サンタフェ研究所、ロックフェラー大学、ペンシルベニア大学などにも行われていたとのこと。そのほか、著名な研究者との繋がりも報じられている。